肩こりや、冷え性に悩んでいませんか?
ストレス社会と言われる現代ですが、常に現代人は緊張状態にあり、なかなか緊張を緩めるのが上手にできない人は少なくありません。
こうした緊張は精神面にも悪影響を与えますが、緊張した筋肉は肩こりや血流の滞りを引き起こし冷え性になってしまうなど身体にも不調をきたします。
特にこれから梅雨の時期を迎えるので、エアコンを使用して除湿を行ったり冷房を使ったりする機会も増えるため、ストレス以外からも体を冷やしてしまう機会が多くあります。
そんな身体の緊張状態を手軽にほぐすには、ヨガがおすすめです。
ヨガはポーズをとるエクササイズと思われていますが、実は基本であり最も重要なのが呼吸法です。
ヨガの呼吸法は主に3つに分けられます。
①代謝を上げて全身を活性化する完全呼吸法
完全呼吸法とは、腹式呼吸、胸式呼吸、肩(鎖骨)呼吸、クンバク(息を止める)を
組み入れた呼吸法です。
クンバクは、息を止める動作なのですが、ヨガでは、プラーナを身体に留めて
身体の隅々に行き渡らせ、細胞を目覚めさせる呼吸なのです。
②脳をリラックスさせ自律神経のバランスを整える片鼻呼吸法
ヨガにおいては、右の鼻が太陽の気道、左の鼻が月の気道とつながっていて、
左右の鼻からの呼吸バランスを整えることで、
体内における「陰(月)」と「陽(太陽)」のバランスを調整できると考えられています。
③脳にたくさんの酸素を送り込み頭をすっきりさせるカパラバーティ
カパラバティ「kapalbhati」の「kapal」は「頭蓋」「前頭」、
「bhati」は「光」「輝き」や「知覚」「知識」という意味です。
直訳すると「光る頭蓋骨」という意味です。
これらの呼吸法は朝起きた時や、夜寝る前、仕事の合間などで行ってももちろん精神面を安定させる意味で効果があります。
ヨガと組み合わせて行う場合にはポーズをとってリラックスする前に行うと効果的です。
ヨガはポーズをとりながら筋肉を収縮させ、同時に血液をため込んでいく状態になります。
ヨガはポーズをとりながら筋肉を収縮させ、同時に血液をため込んでいく状態になります。
そしてそれをほどいて伸ばすことで新しい血液が流れ込むのです。
つまりこの繰り返しで冷えやストレス、筋肉の緊張によって滞っていた血流を促進してコリをほぐしてくのです。
全身の血流が促進され、身体のむくみや不調が解消されていきます。
つまりこの繰り返しで冷えやストレス、筋肉の緊張によって滞っていた血流を促進してコリをほぐしてくのです。
全身の血流が促進され、身体のむくみや不調が解消されていきます。
そこに呼吸法でさらに緊張をほぐしてリラックスすることで、代謝を上げてより血液が流れやすくなります。
ヨガのポーズは難しそうだったり、場所を選ぶといったイメージがありますが、そうでないものもたくさんありますし、手軽にちょっとした合間に出来るものも多くあります。
呼吸法だけしっかり押さえておけば、ちょっとした時に緊張状態を緩めることもできるのでおすすめです。