紫外線は365日降り注ぎます!夏が終わると油断は禁物です!

同じ場所で同じスキンケア方法をおこなっていても、日焼けしやすい人としにくい人の二通りが存在します。

肌を守ってくれる働きをするメラニンの働きにより日焼けをするのか、しないのかが決まってきます。

そもそも日焼けには皮膚が炎症を起こすサンバーンと、即時に肌の色が濃くなるサンタンの二種類があります。

日焼けしやすい人の肌の特徴
まず、日焼けの定義をおさらいしましょう。日焼けとは紫外線B波(UVB)によって皮膚が炎症を起こす「サンバーン」と、紫外線A波(UVA)によって即時に肌色が濃くなる「サンタン」の2種類があります。
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まず日に焼けやすい人とは、すぐに肌が黒くなりやすい人のことをさします。

これは体が日焼けに対し防御反応を起こしている適切な反応です。
肌を守るメラニンが作られるのは、肌の表面よりも奥にある細胞です。

肌の表面は紫外線を浴びると合図を出し、メラニンが生成されます。
メラニンを作るのは、表皮の奥に点在するメラノサイトという細胞です。表皮細胞は紫外線を浴びるとシグナル物質を放出し、その刺激を受けたメラノサイトがメラニン合成を活性化させます。そこで作られるのが、メラノソームと呼ばれるメラニン色素が詰まった小袋です。メラノソームは表皮細胞内に入って細胞の核を覆うように密集して並び、黒い膜状の構造(メラニンキャップ)を形成して紫外線を遮断し、核の中にあるDNAを守るのです。核を守る帽子のような役割を果たすので「核帽現象」と呼ばれ、人体の素晴らしい機能です。
日に焼けやすく肌が黒くなりやすい人はこの反応が敏感な人であるといえます。

紫外線を浴びたという合図が送られると、すぐにたくさんのメラニンを生成するため、すぐに肌が黒くなるのです。
一般的に「私、日焼けしやすいの」という人は、「すぐに黒くなりやすい体質」を指しますが、これは体の適切な防御反応で、実際危険なのは「サンバーン」を起こしやすい「真っ赤になって黒くならない白い肌」です。
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反対に日に焼けにくい人の特徴です。

日に焼けにくい人は、紫外線に当たると皮膚が赤くなり、すぐに黒くなることはありません。

白い肌は紫外線を吸収する役割を果たすメラニン量が少なく、日に当たると炎症を起こしやすいという特徴があります。

肌の色が白い人ほど、若いうちから積極的にスキンケアを行うことが重要になってきます。

日焼けしにくい人の肌の特徴
紫外線にあたると皮膚がすぐに赤くなる人は、日焼けをしても黒くならないので、一見ダメージが少ないように見えます。しかし、メラニンによって紫外線を防げていないので、きちんと紫外線対策をしないと、シミやシワ、たるみなど肌の老化(光老化)が進みやすく、皮膚がんのリスクも高くなるので注意が必要です。実際、白人の皮膚がん発生率は、日本人の100倍以上ともいわれています。
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日焼け止めだけで安心しないでください。

日焼けをしやすいタイプでもしにくいタイプでも、日焼け止めで防いだとしても、完全に紫外線をカットすることはできません。

夏は汗をたくさんかくので、汗で日焼け止めは流れ出てしまいます。

紫外線対策のインナーケアとアウターケア
また、どんなに日焼け止めで防いでも紫外線を完全にカットすることはできません。夏場は汗で日焼け止めが汗で流れてしまうこともあり、体内に紫外線に強い成分(抗酸化作用の高い成分)をたっぷり摂って、防御力を高めることが肝心です。
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具体的には、ビタミンA、C、E(エース)、βカロテン、L-システイン、リコピン、ルテインなどのポリフェノール類、アスタキサンチン、エラグ酸などを多く含む食品を積極的に選んで食べましょう。
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サプリメントとして飲む場合、日焼け後では効果は薄いので、日焼けするシーズンは、朝、昼に内服するとよいでしょう。最近の美容皮膚科では、ヘリオケアというサプリメントが飲む日焼け止め効果が期待できるとして人気です。
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ゴミ出しや洗濯物を干すときなど、ちょっとした外出時にも紫外線ケアを怠らないように気をつけましょう。保湿対策としては、毎日洗顔後には化粧水と乳液をたっぷり塗布してください。また、肌の新陳代謝によって、メラニンが排出されるよう、冷え対策やマッサージなどで血流をよくし、ターンオーバーを促進しましょう。日の出から日没まで、365日抜かりない紫外線対策を心がけてください。
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紫外線に強い抗酸化作用の高い成分を積極的に摂取し、防御力を高めることが大切になります。

紫外線を効果的に防ぐためには、日焼け止めをこまめに塗り直すことが重要です。

ちょっとした外出にも注意するようにしましょう。

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「日焼けしやすいタイプ?しにくいタイプ?それぞれの特徴」のライター