【世界最古のスパイス・シナモン】

シナモンは紀元前4000年頃のエジプトでミイラの防腐剤として使われていたと言います。

それはシナモンには強力な抗菌作用や殺菌作用があるとわかっていたからです。

また、シナモンは「スパイスの王様」とも呼ばれるくらいさまざまな栄養素が豊富に含まれています。特に美肌や冷え性、薄毛予防など女性にとって嬉しい効果がたくさん!

シナモンの主な栄養素と効果をご紹介しましょう。

【シナモンの栄養素と効果】

・ビタミンB群

シナモンには皮膚の粘膜の健康を維持する「ビタミンB1」や、細胞の新陳代謝を促進する「ビタミンB2」といったビタミン群が含まれています。

シナモンを摂ることで、お肌のターンオーバーが促進され美肌効果が期待できます。

・カルシウム

カルシウムは骨や歯を構成するミネラルで、不足すると骨がもろくなり、骨粗しょう症になることもあります。

シナモンを摂取して骨を丈夫にすることで骨粗しょう症の予防に繋がります。

また、神経のはたらきに作用して緊張や興奮を鎮める効果があるのでストレス解消にも役立つでしょう。

・鉄分

鉄は赤血球を構成する成分で、細胞に酸素や栄養を届けるのに必要なミネラルです。

特に女性は生理などで失われやすい成分なので貧血予防としても摂取していきたいですね。

【Tie2を活性化!】

シナモンによる最大の効果は「毛細血管を丈夫にする」ことです。

毛細血管は二重構造になっていて、外側の細胞が剥がれることで血管の老化が始まります。

内側と外側をくっつける成分が「Tie2(タイツー)」なのですが、シナモンにはこのTie2を活性化させる効果があるとわかっているのです。
Tie2を活性化させて毛細血管が丈夫になると、体の隅々まで酸素と栄養素が行き渡るようになり、お肌の状態がよくなって、冷え性改善の効果などが期待できます。

特に毛細血管というのは目の周りに集中しています。目の周りのシワやクマの予防にも繋がるでしょう。

更に毛細血管は頭部にも集中しています。頭部の血流がよくなることにより、抜け毛や薄毛予防にも役立つでしょう。

【シナモンの注意点】

シナモンの一日あたりの摂取量は0.6~3グラムが適量と言われています。

摂り過ぎると肝障害を引き起こす危険性があるので注意しましょう。

また、シナモンに含まれている「シンナムアルデヒド」は胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。妊娠している女性は控えるようにしましょう。

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