一汁三菜とは??

一汁三菜とは、それぞれ一品のご飯と汁物を基本にしながら、一つの主菜と二つの副菜を添えた食事のことで、日本では江戸時代以降には庶民の間でも普及しました。
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一汁三菜の構成を見ると、ご飯からは脳のエネルギー源になる炭水化物を摂取して、味噌汁からは多彩なビタミンやミネラルを摂取できることが分かります。
主菜になるのは、焼き魚や刺身などが伝統的には多いのですが、筋骨を作るためのタンパク質やカルシウムが多いのが特徴です。
副菜としては煮物や和え物などの野菜料理が並ぶことが多く、全体的な栄養を補助する役割をしています。

一汁三菜の食事は、長寿で有名な日本人の健康を支えてきたことは明らかで、現在ではダイエットの分野でも注目されています。

日本人のタンパク源は、長らくの間は魚類や大豆食品が中心で、雑穀や麦飯などを主食にしながら、一汁三菜の形態へと進化していきました。
伝統的な一汁三菜の食事を見ると、脂肪分はとても少ないのですが、普段の健康維持に必要な栄養は余すことなく含まれていることが判明します。

一汁三菜を行う際のポイント

昔の一汁三菜の食事を基礎にして、ダイエットをする場合には、同じような食材を毎日のように食べないことも大切です。

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昔の人は現代人よりも食材の旬や名残に敏感で、常に季節を感じながら食事をしていました。

最も栄養がある旬の食材を季節ごとに並べて、違いがはっきりとした食事をしていれば、健康維持のためにも役立ちます。

季節外れの食材を多用しながら、五味の偏りも著しくなる場合には、一汁三菜の利点を引き出すことが難しくなります。
5つの味を、バランスよく摂ること
すっぱい   …酸味
にがい    …苦味
あまい    …甘み
からい    …辛み
しょっぱい  …塩味(かん味)

食べ物を口にした時、このような“味覚”を感じますよね。人が感じるこの5つの味のことを、東洋医学では「五味」と言います。
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実際の組み合わせでは、主菜には煮魚や焼き魚を選びながら、副菜として納豆や冷奴を選んでタンパク質やビタミン類の量を増やす例が有名です。

もしくは、主菜に肉料理を選びながら、副菜には旬の野菜の和え物やサラダを添えることもおすすめです。

汁物の具材は豊富にすると、副菜のような役割も担うことができます。
野菜たっぷりご飯 一汁+おかず色々◆紅くるり大根・人参...

野菜たっぷりご飯 一汁+おかず色々◆紅くるり大根・人参・わかめの味噌汁、蕪・厚揚げ・キノコ・鶏肉の治部煮、里芋マッシュサラダ、スペアリブの煮物 など

お肉をメインにした場合も、お肉を少なめに沢山の野菜を取り入れ、他のおかずとワンプレートにする事で、カフェご飯のようになりますね♡
花火などのイベントも多い夏。
日本の昔ながらの良い所を再認識しながら、
暑くて食欲も、料理をする気分も落ちる時期だからこそ、常備菜を作るなどの工夫をして、体力の落ちやすい夏を日本の昔ながらの食事を見直して夏バテなどせず元気に乗り切りたいですね!!

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