先物取引(Futures) って何?
先物取引の仕組みをわかりやすく説明します。
先物取引の仕組みをわかりやすく説明します。
先物取引(Futures)とは?
先物取引(futures transaction、forward trading)とは…
将来の商品を取引することです。
将来の商品を取引することです。
通常の取引では、その場でお金を支払って、その場で商品(モノ)を受け取ります。これを「現物取引」と言います。
それに対して、先物取引は、
あらかじめ決められた日にちに決められた価格で商品を売買しましょうと約束する取引です。
「先のモノを取引する」=「先物取引」と思うとわかりやすいと思います。
それに対して、先物取引は、
あらかじめ決められた日にちに決められた価格で商品を売買しましょうと約束する取引です。
「先のモノを取引する」=「先物取引」と思うとわかりやすいと思います。
先物取引(Futures)その仕組みとは?
わかりやすく、具体例を用いて先物取引の仕組みを説明します。
ワインが大好きなAさん。
新種の現在1本10,000円のワインを試しに1本買いました。
試飲をして気に入ったので、この時にこのワインを2か月後に12本(1ダ-ス)買う約束をします。
10,000円(1本)×12本=120,000円
新種の現在1本10,000円のワインを試しに1本買いました。
試飲をして気に入ったので、この時にこのワインを2か月後に12本(1ダ-ス)買う約束をします。
10,000円(1本)×12本=120,000円
ところがこのワインが一躍、有名になり1本20,000円にまで値上がりしました。
その時、Bさんが1本20,000円になったワインを12本買いたいと言ってきました。
Aさんは、1本10,000円で買うと約束したワインをワイン業者経由で、Bさんに1本20,000円で売ることができます。
その時、Bさんが1本20,000円になったワインを12本買いたいと言ってきました。
Aさんは、1本10,000円で買うと約束したワインをワイン業者経由で、Bさんに1本20,000円で売ることができます。
ここでAさんは
10,000円(1本)×12本=120,000円 ①
Bさん
20,000円(1本)×12本=240,000円 ②
Bさん②-Aさん①=120,000円 ③<利益>
120,000円の利益が出ます。
買う約束をした日にBさんは②でワインを買い、Aさんは差額(利益)の120,000円③をワイン業者から受け取りました。
先物取引の利益とは、簡単に説明するとこのような仕組みなのです。
値上がりしそうなものを予測し、先に購入しておいて値上がりしたときに売れば利益の図がコレです。
でも、実は、値下がりを予測しても利益を得ることができるのが先物取引なのです。
10,000円(1本)×12本=120,000円 ①
Bさん
20,000円(1本)×12本=240,000円 ②
Bさん②-Aさん①=120,000円 ③<利益>
120,000円の利益が出ます。
買う約束をした日にBさんは②でワインを買い、Aさんは差額(利益)の120,000円③をワイン業者から受け取りました。
先物取引の利益とは、簡単に説明するとこのような仕組みなのです。
値上がりしそうなものを予測し、先に購入しておいて値上がりしたときに売れば利益の図がコレです。
でも、実は、値下がりを予測しても利益を得ることができるのが先物取引なのです。
買いヘッジと売りヘッジ
未来に買う商品の金額を先に決めておく先物取引。
この仕組みを利用してリスクを回避することを「買いヘッジ」「売りヘッジ」といいます。
この仕組みを利用してリスクを回避することを「買いヘッジ」「売りヘッジ」といいます。
ヘッジとリスクヘッジ
ヘッジ=回避の意味。
リスクヘッジ=危険性を回避するという意味。
起こりうるリスクを事前に予測して、そのリスクに対応できる体制を取って備えることです。
リスクヘッジ=危険性を回避するという意味。
起こりうるリスクを事前に予測して、そのリスクに対応できる体制を取って備えることです。
「買いヘッジ」とは…?
将来値段が上がると予想して、値上がりする前の金額で買う約束をして、値上がりによって損を防ぐのが買いヘッジです。
3か月後に値段が上がることを予測し、今の値段で3か月後に買います!の約束をすることで
値上がりによっての損を防ぐことができます。
言い方を買えれば、3か月後に予測どおり値上がりしても、先物取引であれば値上がりする前の金額で買うことが出来ます。
買いヘッジをして、利益を出す事がコレにあたります。
3か月後に値段が上がることを予測し、今の値段で3か月後に買います!の約束をすることで
値上がりによっての損を防ぐことができます。
言い方を買えれば、3か月後に予測どおり値上がりしても、先物取引であれば値上がりする前の金額で買うことが出来ます。
買いヘッジをして、利益を出す事がコレにあたります。
「売りヘッジ」とは…?
逆に将来値段が下がると予測しているものを、値下がり前の値段で売却する約束をするのが売りヘッジです。
3か月後には値段が下がるとします。顧客に対して今の値段で品物をかってもらう約束をしておけば値下がりしても損はでません。
これが値下がりするものを、値下がり前の値段で売却することでも、利益を出すことができる売りヘッジです。
3か月後には値段が下がるとします。顧客に対して今の値段で品物をかってもらう約束をしておけば値下がりしても損はでません。
これが値下がりするものを、値下がり前の値段で売却することでも、利益を出すことができる売りヘッジです。
売るものがなかったら売りヘッジはできないのは?と疑問を持つと思われますが、
先物取引では何も持っていない状態から売ることができます。
なぜなら、先物取引の売りというのは、将来商品を売りますという約束をすること。
そのため、手元に売るものがなくても問題がないのです。
後日、値下がった金額で商品を購入することで、商品を売るという約束が果たされる取引。
商品は約束の相手のもとへ引き渡され、また、商品を売る者には、差額の利益が残るという仕組みになっています。
先物取引では何も持っていない状態から売ることができます。
なぜなら、先物取引の売りというのは、将来商品を売りますという約束をすること。
そのため、手元に売るものがなくても問題がないのです。
後日、値下がった金額で商品を購入することで、商品を売るという約束が果たされる取引。
商品は約束の相手のもとへ引き渡され、また、商品を売る者には、差額の利益が残るという仕組みになっています。
先物取引の大きなメリットは、売りと買い、どちらからでも取引が始められること。
少額の投資で大きな利益が出せるので先物取引は、レバレッジ効果が高いと言われています。
(レバレッジ効果とは、少ない資金で大きなリターンが期待できる効果の事。)
(レバレッジ効果とは、少ない資金で大きなリターンが期待できる効果の事。)
先物取引が何かわかったところで、Ver.2では商品先物取引について説明します。 オトナ女子資産運用のひとつの知識にしてみてください。
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10歳の女の子を持つワ-キングマザ-。
青山にヘッドスパサロンを2年間手掛け、
現在は美容コンサル及びプロデュ-ス担当。
オトナ女子サイトで
ステキな情報をお届けできるように努めます。
よろしくお願い致します。