「キウイ」の魅力をおさらいしよう
今では、いつでもどこでも手にすることが出来るフルーツのひとつ「キウイ」が美容と健康に良さそう!というのはみんなが思っている事。でも、具体的な「キウイ」の成分は?何がどんな風にカラダにいいの?美容には効果があるの?「知ってた!」事から「知らなかった!」事まで、これから寒くなるシーズンに向けて「風邪予防にも効果あり?」のイメージもある「キウイ」の魅力のおさらいです。
豆知識
キウイフルーツは、マタタビ科の雌雄異株*1の落葉つる性植物の果実です。マタタビに近縁であることから、幼木や若葉は猫の害を受けることもあるそうです。
原産地は中国で、1904年に中国を訪れた女性旅行者によってキウイフルーツの種がニュージーランドに持ち込まれ、品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。
「キウイ」の成分を知ろう
ビタミンC
ビタミンCには、酸化防止作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るのを助けます。フリーラジカルとは、摂取した食物が体内でエネルギーに変わる時に形成される化合物です。大気中にもタバコの煙や大気汚染、太陽からの紫外線によって発生したフリーラジカルが存在し、人々は曝露を受けています。
身体は傷の治癒に必要なタンパク質であるコラーゲンを生成するためにもビタミンCを必要とします。さらに、ビタミンCは、植物性食品からの鉄の吸収を促し、病気から身体を守るために免疫系が適切な働きをするのを助けます。
食物繊維
カリウム・ ビタミンE・ 葉酸・ ビタミンB6・ ビタミンK・ マグネシウム・ 鉄 ・銅
日本国内での栽培も盛んな「キウイ」を使ったレシピを集めてみました
キウイビネガー(全日本氷糖工業組合)調理時間 /10分
つくり方
1キウイの皮をむいて輪切りにする。
2キウイと氷砂糖を瓶に入れる。
3りんご酢を入れる。
4冷暗所で保存。
51週間程度で完成!
キウイドレッシング(全日本氷糖工業組合) 調理時間 /10分
つくり方
1材料をすべてボウルに入れる。
2よく混ぜ合わせる。
3サラダにドレッシングをかけてでき上がり!
甘酒&キウイ(舘野 真知子先生)調理時間 /5分
甘酒とフルーツは好相性。柔らかい味わいの甘酒には、酸味のあるキウイなどがよく合います。まろやかな酸味で、さっぱりと軽やかな飲み口です。
材料(2人分)
・キウイ1コ(80g)・甘酒カップ3/4・水カップ1/4・はちみつ大さじ1
・キウイ1コ(80g)・甘酒カップ3/4・水カップ1/4・はちみつ大さじ1
つくり方
1キウイ1コ(80g)は皮をむき、縦に四つ割りにする。
2ミキサーにキウイ、甘酒カップ3/4、水カップ1/4、はちみつ大さじ1を入れてかくはんし、グラスに分け入れる。
美肌効果が期待出来る甘酒とビタミンCたっぷりのキウイとのコンビメーションは最強の組み合わせ。
牛肉とキウイのソテー(金子 ひろみ先生)調理時間 /10分
淡泊な赤身肉も、キウイ入りのつけだれにつけこめばトロッと柔らかくなります。甘酸っぱく、さっぱりとした味わい。
材料(2人分)
・牛薄切り肉 (赤身)200g
【A】・キウイ1コ・たまねぎ (すりおろす)1/8コ分・しょうゆ大さじ2・酒大さじ1・はちみつ小さじ1・キウイ1コ・セロリ10cm・あさつき (小口切り)3本分・リーフレタス適宜・サラダ油小さじ1
・牛薄切り肉 (赤身)200g
【A】・キウイ1コ・たまねぎ (すりおろす)1/8コ分・しょうゆ大さじ2・酒大さじ1・はちみつ小さじ1・キウイ1コ・セロリ10cm・あさつき (小口切り)3本分・リーフレタス適宜・サラダ油小さじ1
つくり方
1【つけだれ】をつくる。キウイの皮をむき、みじん切りにしてたたく。ボウルにそのほかの材料とともに入れ、混ぜ合わせる。
2牛肉は食べやすい大きさに切り、1に1時間つけこむ。
! ポイント
つけだれのキウイにはたんぱく質を分解する酵素アクチニジンがあるので、肉が柔らかくなる。酒、はちみつにも肉を柔らかくする働きがある。
3もう1つのキウイは皮をむき、角切りにする。セロリは皮むき器で薄くむき、氷水に放してカールさせ、水けをきる。
42の肉の汁けをきり、サラダ油を熱したフライパンで、強めの中火でサッと焼く。リーフレタスを敷いた器に盛る。
! ポイント
肉は強めの中火で手早く焼く。半生程度で火から下ろせば、柔らかく、胃に負担がかからない。
54のフライパンで3のキウイを軽く炒め、2のつけだれも加えて温める。
64に5をかけ、3のセロリをこんもりと盛り、あさつきを散らす。
・キウイ200g(約2コ)・氷砂糖200g・りんご酢200ml