人間の脳は使われていない所が沢山あるなんていいますよね。

人間の脳はものを考えるためだけでなく、身体のありとあらゆる働きの指令を出す場所でもあります。

諸説有りますが、そんな大切な脳が、実際にはごく一般的な人が普段の生活の中で使っているのはその3割にも満たないとも言われています。

身体が使わないとどんどん衰えていってしまうように、脳もしっかりと刺激をしたり使ったりしないと機能が衰えてしまうことに繋がります。

深い呼吸と共に様々なポーズをとることで身体のめぐりをよくして脳を活性化させる効果も期待できるのがヨガの魅力です。
脳は全身の司令塔。重量は体重の2%ほどなのに、一回の呼吸で摂取する酸素の約4分の1を脳が消費しています。

脳に酸素を補給するために巡る血液の量は1日約2000リットル(ドラム缶10本分)にも達し、脳への酸素供給が途絶えた場合、脳の活動はすぐに停止。2~3分で細胞破壊が起こります。
ヨガの基本である腹式呼吸により、脳に沢山酸素が送られ、脳の活性化に繋がるのですね!
現在日本でも多くの人々がヨガを行っており、女性だけでなく男性も、年齢も若者から高齢者まで幅広い年代にファンを持つといわれています。
ヨガというとダイエットやボディラインを引き締める目的で行うものというイメージを持つ人も多いのですが、元々は精神統一の修行の一環であり、独特のポーズで普段の生活ではあまり動かさない部分をしっかりと使うことで、身体の柔軟性が増します。
また、呼吸法と共に独自のポーズをとることで体の中の使わない部分を意識的に動かし体の代謝を上げる効果があります。

身体に与える効果とは別にヨガを行うことで脳が活性化され、穏やかでバランスの取れた心と、健康で美しい肉体の両方を手に入れることができるのも魅力です。

座禅を組んで深い呼吸をしながら瞑想することで気持ちを落ち着かせ、脳を意識的に活性化させることが出来ます。

ゆっくりとした動きと深い呼吸を繰り返すことで、脳が新鮮な空気を取り込み、興奮した脳を鎮めて癒すことでストレスや不安を取り除いたり、精神的な安定を手にすることができます。

普段運動不足気味の人でも定期的に行うことで身体への影響ばかりでなく、脳の働きが活性化してアルツハイマー病の予防にも効果があると言われています。

ヨガでは鼻からゆっくりと空気を吸い込み口から吐き出すという呼吸法を行うことで脳にフレッシュな空気を送り込み、脳を活性化させることができるというものです。

ヨガは一時的な流行によって飛びつくのではなく、定期的に行うことですぐれた効果を実感できるようになる、身体と精神のバランスから考案された理想的なトレーニング法だと言えます。

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