「明日の食卓」あらすじ

母親達の悩み

乳児を持つ母親達の悩みは・・

「夫に話しても理解してもらえない」
「自分の時間が持てない」
「社会から取り残されてしまう」
育児休暇中の母親なら、なおの事、仕事復帰への不安も相まって、日々、イライラが募ることも。

育児書通りに進まない。ネット検索すればするほど悪循環の育児

我が子の成長は他より劣ってはいないだろうか?

家事が思うように進まない

保育園や幼稚園、やがて小学校へと進む我が子

成長と共に息子が理解不能な生物に見える瞬間がある

後悔は誰にでも、どんな出来事にもあるもの

息子に自分の価値観を押し付けてはいないだろうか?

全ての先入観・自分の価値観を消し去って、彼を客観的に見ることも時には必要なのかもしれません。

でも、人間は感情の動物。ましてや悲しいかな・・ワンオペも多い日本の家庭。母親の負担は計り知れない。母親は毎日24時間闘っている

出口が見えない子育て。母たちの「助けて!」という心の悲鳴が聞こえる

「明日の食卓」

愛と憎しみは紙一重・・本当にそうかもしれません。

“これは世の中のすべてのお母さんが自分を重ねる役だ!”

大日向雅美先生(発達心理学がご専門)のメッセージ

子育てをしている中で、迷ったり揺れたりすることは、すてきなことだと思ってください。それは子どもを愛しているからこそ。「これでいいのかな」と揺れながら、ちょうどよいところを探していくんです。恐れずに、揺れることを楽しみましょう。
日々、迷いが生じたら、「楽しむ」ことも子育て中の大事なポイントの1つなのかもしれません。悩んだり、苦しんだり、迷ったりしているのは自分だけではない。世の中の母親は皆闘っている。「明日の食卓」に登場する母と息子のように、形はそれぞれ違っていても、悩み、葛藤し、後悔も多い我が子との関係。簡単なことではないけれど、やり場のない怒りや憎しみが生じる時が訪れたら、その時は、まずは深呼吸。そして、ひと呼吸おいたら、視点を変えて「息子」を一個人として眺めてみたら、気持ちが軽くなることもあるかもしれません。ゆっくり、少しずつでも彼の気持ちに寄り沿って歩んでいくことが出来れば・・
「母親」と「我が子」(ここでは息子)との関係は永遠のテーマ。大変なことも多い子育てだけれど、人生の中で我が子と過ごせる時間は本当に短いもの。「楽しみましょう」という大日向雅美先生の言葉をいつも頭の、心の片隅に置いて・・他と比べることなく、我が子(ここでは息子)と向き合って心穏やかに過ごしたいですね。簡単なことではないけれど・・

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「【あさイチ】プレミアムトーク 菅野美穂さん主演「明日の食卓」から親子(母と息子)の関係について考えたい」のライター