小説『自転しながら公転する』が多くのオトナ女子の共感を呼ぶ・・そのワケは?
さまざまなシーンで語られる、読者が共感できた!気持ちが軽くなった!というセンテンス・セリフをピックアップしてみました
「今は仕事が救いとなって、へたりこみそうだった自分を立たせてくれているのは本当だった。」(作品より)
「思い切って休むという手もありますよ。仕事も恋愛も。恋愛なんて楽なわけないですよ。人間同士の感情のぶつけ合いですからね。」(作品より)
「結婚はしたい。ここのところずっと考えたんだけど、私、結婚はしたいの。籍を入れるとか事実婚だとかは相手と事情によるけど、特定のパートナーをもって一緒に暮らしたい」(作品より)
「人柄には問題ないと思うけど、人柄だけで食べていけるわけでもない。」(作品より)
「さっさと別れて婚活しなよ。結婚したいってただぼんやり思ってるだけで具体的に何もしなかったから、そういう野良猫みたいな男にひっかかっちゃうんだって」(作品より)
「その十万円のネックレス、もし指輪だったらどうだったの? その高額なお金も、その先に結婚があるなら無駄遣いに感じなかったということですね」(作品より)
「連帯して生きていくのなら同じような得手不得手の人が一緒になってもしょうがないじゃない。それぞれ出来ることが違うから補いあえるっていうか」(作品より)
「運命はないんでしょう?神様も悪魔もいないんでしょ?運命はないってこと正解はないってことじゃない。正解はないってことは間違いもない、つまり失敗もない」(作品より)
羨ましいという気持ちは、以前は胸がキリキリするような感情だった。だがもうそれは痛みではなく、憧れに近かった。(作品より)
「別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。すこしくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ」(作品より)