「ぜひ彼の歌声を皆さんに聴いて欲しい」山崎育三郎さん
「あさイチ」にご出演された山崎育三郎さん
あさイチプレミアムトークにご出演された際、「朝ドラ「エール」では多くのミュージカルの役者さんが出演しています。寡黙な馬具職人・岩城さんを演じた吉原光夫さんの歌声もぜひ皆さんに聴いて欲しいです。圧倒されます」と仰っていた山崎育三郎さん。
連続テレビ小説「エール」
そして、その機会は「エール」最終回に訪れました
「エール」馬具職人の姿で登場
画面を通しても、その声量は圧倒的な迫力を持って視聴者に驚きと感動を与えました。
吉原光夫さんをもっと知りたい
via www1.nhk.or.jp
≪経歴≫
1999年、劇団四季附属研究所に入所、 その後数々の舞台に出演する。
2007年、劇団四季を退団
2009年、元劇団四季のメンバーと共に Artist Company 響人(ひびきびと)を 立ち上げる。
2011年、帝国劇場開場100周年記念公演『レ・ミゼラブル』において、 日本公演の歴代最年少となる32歳で主演ジャン・バルジャン役を演じる。
吉原光夫さんの体内柱(タイナイバシラ)
「劇団四季」に入団されたきっかけは?
最後の授業のつもりで出たのが、元劇団四季の先生の授業で、「私の一番好きな作品です」って見せられたのが、「ジーザス・クライスト=スーパースター」(73)というミュージカル映画でした。ミュージカルなんてバカにしてたのに、冒頭ユダが岩の上で歌ってるシーンから、雷に打たれたみたいに響いた。それで、この作品に出るにはどうすればいいのかって先生に聞いたら、劇団四季が上演権を持っているって言われて、それで劇団四季に入ろうと思いました。
ではその「劇団四季」を退団されたきっかけは?
2007年に劇団四季を辞めました。最後は「ジーザス」ジャポネスク版のユダ役でした。その2年前ぐらいから、金はなくても、好きなメンバーで好きな芝居をやりたいなと思っていたんです。はっきり辞めようと思ったのは、「ジョン万次郎の夢」で沖縄の小浜島に行ったときです。「ジョン万次郎の夢」ってこともあって子供たちに夢を聞いていたら、ある子供に「夢は何ですか?」って逆に聞かれたんです。だれも答えられなかった。そのとき、辞めようと思いました。その日の舞台をやるのに必死で、夢も語れなくなっていたんです。
2009年に元劇団四季のメンバーとArtist Company 響人(ひびきびと)を立ち上げた吉原光夫さん。
ミュージカル俳優として華々しいキャリアを持つ吉原光夫さん。2011年、帝国劇場開場100周年記念公演『レ・ミゼラブル』では、日本公演の歴代最年少である32歳で主演ジャン・バルジャン役を演じました。
大好評を得た『レ・ミゼラブル』について、彼は以下のように語っています。
大好評を得た『レ・ミゼラブル』について、彼は以下のように語っています。
「自分の人間性と照らし合わせて成長しようとする感じに近いのかな。ジャン・バルジャンの人生を疑似体験している。『レ・ミゼ』で演じることで、人として正しくあろうしたりとか、変わろうとしたりするのではないかなと思います」
チャーミングなナイスガイ
雪合戦?
朝ドラ「エール」でのイメージからは想像がしにくかったシーンの一コマ。こんなお茶目な一面をお持ちなんですね!
朝ドラ「エール」で初めて吉原光夫さんを知った方も多いかもしれません。吉原光夫さん演じる寡黙な馬具職人と、薬師丸ひろ子さん演じるおかみさんとの微妙な距離感・絡みは私達視聴者をドキドキさせました。彼の出演は回を重ねるごとに、その魅力度がアップ。そして、最終回で、彼が偉大なるミュージカル俳優であることにド肝を抜かれた方も多く・・来月には生田斗真さんとの舞台「「ほんとうのハウンド警部」 プリセールが控えている吉原光夫さん。これからもその壮大な演者としての姿にみんなの期待が集まります。ワクワクします!