小澤征爾(SEIJI OZAWA)さんという音楽家

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1935年9月1日、中国のシャンヤン(旧奉天)に生まれる。幼いころからピアノを学び、成城学園中学校を経て桐朋学園で故齋藤秀雄に指揮を学んだ。1959年秋、フランスのブザンソンで行なわれたオーケストラ指揮者国際コンクールで第1位を獲得。 翌年、クーセヴィツキー賞を受賞。 西ベルリンでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。バーンスタインの目にとまり、1961/62年のシーズンには、ニューヨーク・フィルの副指揮者をつとめ1962年1月、サンフランシスコ交響楽団を指揮し、アメリカ・デビューを果たす。
http://www.universal-music.co.jp/seiji-ozawa/biography/ より抜粋
「小澤征爾」という名前を知らない人はおそらくいないでしょう。日本が世界に誇る指揮者である彼は現在82歳。華々しい経歴をを持つ小澤征爾さんですが、いまだその活動は精力的。限界を知らないそのパワフルな音楽活動には脱帽です。非凡・天才・努力の人?どの言葉も彼にマッチする?まさに「ふつうではない稀にみるMAN」なのであります。

趣味のひとつはスポーツ

スキーやテニスが大好きな小澤征爾さん。80歳を過ぎた今でも体作りのために週1回はジムに通い、移動は車ではなく歩くために電車を利用するよう心がけていらっしゃるそうです。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180112/1.html より抜粋
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1998年・長野冬季オリンピックでの小澤征爾さん

そんな小澤征爾さんが人生を懸けているとおっしゃるのは・・・

小澤さんが今「人生を懸けている」と語るのが、オペラを通しての若い音楽家の育成と、子どもたちに音楽の魅力を伝える活動です。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180112/1.html より抜粋

そして、そんな小澤征爾さんが音楽と同じくらい大切にしていらっしゃるものとは・・・

音楽をこよなく愛する小澤さんですが、それと同じく大切にしているもの。それが家族、そして刺激を与えてくれる人々との交流でいらっしゃるとか・・。日本人メジャーリーガーから、朝ドラ「わろてんか」でもおなじみの俳優・鈴木京香さんなど、幅広い交友関係をお持ちになる小澤征爾さんなのです。http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180112/1.html より抜粋

偉大過ぎる小澤征爾さんから発せられるメッセージ

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言葉は全然違うけれども。あいうえおとABC、フランス語とドイツ語、イタリア語と日本語、韓国語と中国語では、全く違う感情があったり、悲しみがあったり、泣き方があったりするけれど、もっと底まで入ると、人間の共通面があると思うんです。
 言葉なんかを超えた、と信じているわけ、僕は。
 だからこうやって、指揮者をやっているんです。
https://shuchi.php.co.jp/article/929 
小澤征爾 指揮者を語る
2014年08月05日 公開
語り:小澤征爾 インタビュー:NHK 有働由美子
《100年インタビュー制作班:編『小沢征爾 指揮者を語る』より》

そんな小澤征爾さんにオトナ女子が学びたいこと

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公式HPで、小澤征爾さんのBIOGRAPHYを拝見すると、音楽家にありがちな、2歳(or3歳)からピアノを始めた~などという記載はありません。

満州の奉天(現・中国の瀋陽)で生まれ、6年後に日本へ。
長兄からピアノのレッスンを受け始めたのは10歳からとなっています。

中学は成城学園、その後、桐朋学園女子高校附属音楽科~桐朋学園短期大学へと進学されています。

1959年に、スクーターと共に貨物船で単身渡仏。ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。
指揮棒を持って、この世に生を受けた?くらいの「神・小澤征爾」のイメージを勝手に抱いていた凡人には驚きのプロフィール。
そのワイルドともいえる音楽人生が小澤征爾さんの人間としての奥行きの深さの根幹にあるのかもしれないと、恐れ多くも考えてしまいます。

指揮棒に勝る美しい手の持ち主「小澤征爾」さん

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若き日の 小澤征爾さん
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この矢のような視線の先・彼の眼には将来訪れる「世界の小澤」の姿が見えていたのでしょうか?

音楽には真摯なマジシャン・なんにでも興味を捨てない子供のようなオトナ男子「小澤征爾」さんなのです

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存在そのものが、日本人の枠を超えた「世界の小澤」
ともすれば流されがちな毎日。ふと立ち止まって自分の人生を考えてみる。もう20代じゃないから・もうアラサーだから・アラフォーだから・・・なんて言い訳はしたくない。
今、この時・気が付いた時が始まりの時。時にワイルドに、枠を超越して、やり残した夢を少しでも自分に引き寄せたい。偉大過ぎる「世界の小澤」ブランドはmade in japanなのですから。
紛れもないJapanese。年齢を人生の物差しにしないで、カッコイイオトナ女子・・・目指したい!

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