桜鯛とは・・

桜の花が咲く頃、内湾の浅瀬で漁獲される鯛のこと。(コト...

桜の花が咲く頃、内湾の浅瀬で漁獲される鯛のこと。(コトバンクより)

一般に鯛といえば、「真鯛」を指し、鯛の中では、姿・味ともに最高。祝い事にはつきものです。尾びれの先の縁の部分が黒くなっているのが特徴で、ほかの鯛と区別ができます。
旬は、冬から春にかけて。特に、春に産卵期を迎えて、体を桜色に染める鯛のことを「桜鯛」と呼びます。見た目が美しいばかりではなく、あぶらがのって、最も美味とされています。「花見鯛」という呼び名もあるそうです。(レタスクラブニュース「鯛」より抜粋)

桜色は~春と共に訪れるほのかな恋の色~春になると色が変わるという神秘のメッセージを発信する鯛~浅瀬に揺れ泳ぐ「桜鯛」に新たな恋の予感が重なる・・

そんな「恋の魚とも言うべき桜鯛」のレシピを集めてみました

桜鯛のバター蒸し

「シェフごはん」より

「シェフごはん」より

真鯛をシンプルにバターで蒸す料理。蒸す事で柔らかくジューシーに仕上がります(佐久間 佑吾シェフのレシピより料理のコツ・ポイント抜粋)
材料・調味料
分量
下準備
真鯛の切り身   1切れ 
 ベビーリーフ   1パック  水にさらしてザルに上げておく 
ミニトマト   2ヶ  1/4にカットしておく 
バター   15g 
 塩、コショウ   少々 
 酒   少々 
 
作り方
1 真鯛の切り身に塩を振る。塩焼き位の塩加減。鯛をバットに並べて酒をふる。その上にバターをのせ蒸し器に入れる。
2 8分ほど蒸し、真鯛に火が通った器にベビーリーフを盛り付け、真鯛も盛る。最後にバットに残った煮汁をかけ、トマトを散らし、コショウをふれば完成。
3 この料理は真鯛だけに限らず、鰆や鮎、スズキと言った癖のない白身魚であれば何でも合います。ぜひいろいろと試して下さい。
調理時間は10分。
ホームパーティにもパパッと作れそうなシンプルさが魅力のレシピ。ワインにも合いそうですね。

桜鯛とたけのこの炊き込みご飯

「オレンジページnet」より

「オレンジページnet」より

香ばしく焼いた鯛を加えて炊き上げたご飯。うまみも香りも満点。木の芽の風味がアクセントの女子力発揮の絶対和食(村田裕子さんのレシピ)
材料 (2人分)
米 1.5合
鯛の切り身(大) 1切れ(100~120g)
たけのこの水煮(小) 1個(約100g)
だし汁 1と1/3カップ
薄口しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
 (薄口しょうゆがなければしょうゆ大さじ1、酒大さじ3、塩少々)
木の芽 適宜

作り方
1 米は炊く20~30分前にといで、ざるに上げておく。鯛は中骨を取って6~8等分に切る。塩少々をまぶして約10分おく。たけのこは縦半分に切り、幅5mmのくし形に切る。
2 炊飯器の内がまに、米、たけのこ、だし汁と薄口しょうゆ、酒各大さじ2を入れ、スイッチを入れる。
3 炊いている間に、鯛をグリルで両面こんがり焼く。炊き上がったご飯に鯛を加えて約5分蒸らし、混ぜ合わせる。器に盛って木の芽を散らす。
(1人分463kcal、塩分3.3g)
魚の中骨を取るひと手間さえ惜しまなければ、「和食女子」の自信が持てる春の一品(イッピン)になること間違いナシ!

桜鯛のカルパッチョ

「きょうの料理」レシピより

「きょうの料理」レシピより

よく身がしまって、うまみのある「鯛」は、新鮮なものが手に入ったら、まずは生でカルパッチョに(きょうの料理・落合務シェフのレシピより) 
材料
(2人分)
・たい (刺身用) 120g
・紫たまねぎ  1/2コ
・細ねぎ  10本
【にんにくマヨネーズ】*混ぜておく
・にんにく (すりおろす) 小さじ1/3
・マヨネーズ  大さじ2
・粗塩  適宜
・塩  小さじ1/4
・こしょう  少々
・酢  大さじ1
・オリーブ油  大さじ3
1 たいは皮を下にして置き、身との間に包丁を入れ、皮を取る。薄くそぎ切りにし、器に並べる。
2  紫たまねぎは薄切りにする。細ねぎは、白い部分は小口から細かく切り、青い部分は3~4cm長さに切る。
3  ボウルに紫たまねぎと細ねぎを入れ、塩小さじ1/4、こしょう少々、酢大さじ1を加えてよく混ぜ合わせ、塩を溶かす。さらにオリーブ油大さじ3を加えて混ぜ合わせ、1のたいの上にのせる。
4 【にんにくマヨネーズ】をポリ袋に入れ、袋の角を切って3の上に絞りかける。あれば菜の花の花先を散らし、好みで粗塩をふる。
華やかでオシャレなイタリアンレシピ。調理時間は忙しいオトナ女子に嬉しい10分。

ここでちょっと~breaktime~♪

「鯛」にまつわることわざを~♪

「鯛」にまつわることわざを~♪

海老で鯛を釣る ➡ マダイの釣り餌に小さなエビを用いることから転じ、小さな元手で大きな利益を得ることを例えたもの。
腐っても鯛 ➡マダイは鮮度の落ちが遅いことから転じて、時を経てもかつての力や価値を失わないことを例えたもの。
鯛の尾より鰯の頭 ➡ マダイが高級食材であることから転じて、大きい団体で低い地位に甘んじているよりも、小さい団体でもその長となる方が良いことを例えたもの。(Wikipedia「マダイ」より)
♪どれも、よく耳にすることわざですね。「鯛」は豪奢ではあっても、私たちの生活の中で、悠然と構えた常に気になる存在の魚なのかもしれません。

桜鯛のグリル 春キャベツソース

「きょうの料理」レシピより

「きょうの料理」レシピより

皮は香ばしくパリパリに、身はふっくらジューシーに焼き上げるのが最大のポイント(きょうの料理・落合務シェフのレシピより)
材料
(2人分)
・たい (切り身) 2切れ
【春キャベツソース】
・キャベツの葉  2~3枚
・オリーブ油  大さじ3
・にんにく (つぶす) 2かけ分
・赤とうがらし  1/2本
・アンチョビ (フィレ) 1~2枚
・キャベツのゆで汁  大さじ2~3
・塩  1つまみ
・バター  20g
・塩  少々
・こしょう  少々
・小麦粉  適量
・サラダ油  大さじ1+1/2

つくり方
1  鯛は、皮に1本切り目を入れ、塩・こしょう各少々をふる。2~3分間おいてから、薄く小麦粉をまぶす。
2  フライパンにサラダ油大さじ1+1/2を中火で熱し、たいの皮を下にして入れる。フライ返しなどでしばらく押さえ、皮にしっかり火が通ったら、弱火にしてフライパンをこまめに動かしながら、八割がた火を通す。
3  身をひっくり返して火を止め、フライパンの油を紙タオルでふき取り、そのままおいて余熱で火を通す。
4 【春キャベツソース】をつくる。キャベツの葉を太めの細切りにして、たっぷりの湯でゆで、ざるなどに上げる。ゆで汁はとっておく。
5  フライパンにオリーブ油、にんにくを入れて火にかけ、にんにくが焦げないようにフライパンを傾けながらじっくりと火を通す。にんにくがきつね色になったら赤とうがらしを加えて軽く温め、アンチョビを加えて混ぜる。にんにくを取り出し、4のキャベツのゆで汁、塩を加えて混ぜる。ゆでたキャベツ、バターを加えて、よく炒め合わせる。
6  器に5の【春キャベツソース】を敷き、3のたいをのせる。
こんな贅沢な「春素材」の組み合わせ。
どちらも今しか味わうことが出来ない「旬素材」
甘みが口の中に広がります。

鯛のアクアパッツァ

鯛の旨みと野菜の旨みが凝縮された簡単だけど豪華で美味し...

鯛の旨みと野菜の旨みが凝縮された簡単だけど豪華で美味しいイッピンです。

アクアパッツァとはイタリア語で“狂った水”と言う意味で、その名の通りフライパンで豪快に炒め蒸しにする料理です。鯛の旨味が蒸し汁にも出ているのでスープも一緒に深めの器に盛り付けましょう。大人数分作る時は内臓を取り除いた真鯛をまるごと使って豪華に(ニッスイHPより抜粋)
材料 [2人分]
真鯛 1/4尾
塩・こしょう 少々
ドライトマト 1~2個
にんにくみじん切り 大さじ1/2
あさり 6個
ブラックオリーブ 6粒
ケッパー 大さじ1/2
ミニトマト 6個
白ワイン 40cc
オリーブ油 大さじ1
セルフィーユ 適量

ドライトマトは100ccのぬるま湯で戻し、みじん切りにしておきます。
フライパンに、にんにく・オリーブ油を入れ、弱火で炒めます。
真鯛に塩・こしょうを振り、皮目から焼きます。
真鯛を裏返し、あさり・ブラックオリーブ・ケッパー・ミニトマト・ドライトマト・(1)の戻し汁・白ワインを加え、ふたをして蒸し焼きにします。
器に(4)を汁ごと盛り付け、セルフィーユを飾ります。
こちらの調理時間は10~20分。シンプルかつ豪華でお洒落なレシピです。

身近にある野菜や調味料で作ることができる「桜鯛レシピ」

この時期桜色に染まることから「桜鯛」と呼ばれる浪漫魚(ロマンフィッシュ)GWは、白ワインや冷酒と共に美味しい「桜鯛」をいただきながら、「恋」を語ってみませんか?

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