秋の旬野菜・代表格の根菜たち

旬はすごい!根菜はすごい!

体を温める根菜類
根菜類には人間のエネルギー源となる糖質を多く含みミネラルやビタミンを多いのが特徴です。また、体を温める保温効果があります
秋に旬を迎える野菜には、夏の疲労を回復したり、冬の寒さに備えて体を温めてくれる効果がある食物繊維やビタミンなど豊富な栄養素が含まれています。
栽培技術の向上によって、今では一年中手に入る野菜の種類も多くなりましたが、「旬」のものが最もおいしく、栄養価も高いです。
「旬」を食することの大切さは、何度か取り上げたことがあります。旬の野菜は、美味しさはもちろんですが、その時期に私たちの体が必要とする成分を豊富に含んでいます。さあ、秋から冬にかけての旬の野菜の中でも、体を温める効果が高い根菜類。おうちゴハンにたくさん取り入れたいですね。

秋が旬の根菜と言えば?

・サツマイモ・ニンジン・ゴボウ・ヤマノイモ・ジャガイモ・カブ・ダイコン・ヤーコン・サトイモ・ゆり根・レンコンなどが挙げられます。

根菜をたっぷり使った美味しいレシピの大集合

フライパン蒸しごぼう(藤井 恵先生)調理時間 /25分

ごぼうは、まとめて下ごしらえしておくのがおすすめ。柔ら...

ごぼうは、まとめて下ごしらえしておくのがおすすめ。柔らかく火を通すことで使い勝手が断然よくなる「フライパン蒸しごぼう」。しっかり火が通っているのでどんな料理も時短に!

材料(つくりやすい分量)
・ごぼう2本(400g)・塩少々・水カップ1
つくり方
1ごぼうはよく洗い、10cm長さに切る。フライパン(直径26cm)にごぼうを入れて塩をふり、水を注ぐ。ふたをして強火にかけ、煮立ったら中火にし、水けがなくなるまで20分間ほど蒸し煮にする。
! ポイント
ごぼうはうまみや栄養が詰まった皮ごと使う。ごぼうの甘みを引き出すため、少量の塩を入れて蒸し煮にするのがコツ。ごぼうを洗うときは、しわに沿ってたわしを動かすと、泥がきれいに落ちる。
2粗熱を取って冷蔵庫で保存する。
! ポイント
じっくり蒸し煮にすると、中までホックリ柔らかくなり、ごぼうの甘みも引き出される。ここまで火が通っていれば、どんな料理も時短に!
いろいろなアレンジができます。

ごぼうとさけの煮つけ(藤井 恵先生)調理時間 /15分

ホックリしたごぼうが、主役級のおいしさに。「フライパン...

ホックリしたごぼうが、主役級のおいしさに。「フライパン蒸しごぼう」があれば、野菜が不足しがちな魚料理にも手軽にプラスできます。

材料(2人分)
・フライパン蒸しごぼう100g・生ざけ (切り身)2切れ(160g)
【A】・水大さじ2・しょうゆ大さじ1+1/2・みりん大さじ1+1/2・砂糖大さじ1・酒大さじ1・しょうが (薄切り)1かけ分
つくり方
1蒸しごぼうは5cm長さに切る。さけは2~3等分に切ってざるにのせ、熱湯をサッとかける。
2鍋に【A】を入れて強火で煮立て、さけ、ごぼうを加える。落としぶたをし、中火で5分間煮る。落としぶたを取り、煮汁をかけながらさらに2~3分間煮る。
蒸しごぼうのアレンジバージョンのひとつです。旬の鮭と共に。

里芋とまいたけのグラタン(藤井 恵先生)調理時間 /25分

里芋と香り高いまいたけの組み合わせは、まさに秋の恵み。...

里芋と香り高いまいたけの組み合わせは、まさに秋の恵み。丸ごと電子レンジにかけてストックした「レンチン里芋」を使えば調理の手間が省けます。

材料(2人分)
・レンチン里芋 (3〜4等分に切る)2~3コ分(約200g)・まいたけ (小房に分ける)1パック(100g)・たまねぎ (みじん切り)1/2コ分(100g)
・牛乳カップ1+1/2・ピザ用チーズ40g・バター・塩・こしょう・小麦粉大さじ2
つくり方
1フライパンにバター10gを強めの中火で溶かし、まいたけを焼きつけて香りを出す。レンチン里芋を加え、バターが回るまで炒めて塩小さじ1/3、こしょう少々を加えて耐熱皿に入れる。
2同じフライパンにバター20gを中火で溶かし、たまねぎを炒める。しんなりとしたら小麦粉を加えて弱火にし、粉っぽさがなくなるまで炒める。牛乳を少しずつ加え、そのつどよく混ぜ合わせる。時々混ぜながらトロリとするまで中火で6~7分間煮詰め、塩小さじ1/4、こしょう少々で味を調える。
31の耐熱皿に2のホワイトソースをかけ、チーズを散らす。オーブントースターで7~8分間、焼き色がつくまで焼く。
秋の旬のコラボですね。

秋の根菜をふんだんに使ったレシピ、ぜひおうちゴハンにお試しください。

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