シチリアって?

イタリア半島の西南の地中海に位置するイタリア領の島・シチリア島のこと。地中海最大の島。

シチリア風料理って?

シチリアのドルチェ(デザート)

カンノーロ(Cannolo)

カンノーロ(Cannolo)

カンノーロ(Cannolo)
 リコッタというカッテージチーズのようなものに砂糖を混ぜてクリーム状にしたものを、小麦を練って、丸めて筒型に焼いたものの中に詰めたお菓子です。シチリアのお菓子の代表です。この中にも果物の砂糖煮を細かくしたものが入ってます。  
このほか、 カッサータ(Cassata)というドルチェ(デザート)
 アイスクリームの原型ともいえる、ナッツ類のプラリネやフルーツの砂糖漬けを刻んだものを混ぜたもの。

インスタからピックアップしたシチリア風パスタ

おもてなしにシチリア風レシピをマスターしたい

トラパニペーストあえパスタ(パンツェッタ ジローラモ先生)調理時間 /15分

「トラパニ」とはアーモンドの名産地であるシチリア南西端...

「トラパニ」とはアーモンドの名産地であるシチリア南西端の町の名。その名のとおりアーモンドたっぷりの一品です。

材料(4人分)
・ショートパスタ350g
*エリケ、フジッリなどのらせん状のパスタがおすすめ。
・アーモンド (生。皮つき。)100g
*アーモンドは沸騰した湯で1分間ゆで、冷水にさらし、皮をむいておく。180℃のオーブンで3分間ほど焼く。
・トマト (完熟)4コ・バジル (生)25枚・にんにく1/2かけ・塩少々・オリーブ油大さじ4・松の実適宜*好みで・ミニトマト適宜*好みで・塩
つくり方
1トマトは皮を湯むきし、種を取り除く。
2ミキサーに、下からバジル、にんにく、トマト、アーモンド、塩、オリーブ油の順を守って入れ、ペーストをつくる。少しひっかかる場合にはオリーブ油を適宜たす。アーモンドがやや粗めの状態に仕上げるとよい。
3沸騰したたっぷりの湯に塩適宜を加え、パスタを好みの堅さにゆでる。
43を、2のペーストとあえる。
5好みで、松の実、四つ切りにしたミニトマト、バジルの葉適宜(分量外)で飾る。
! ポイント
人肌くらいの温度で食べると美味。
アーモンドの香ばしさと歯ごたえもアクセントになっている本格的なパスタです。ビールにも白ワインにもマッチするおもてなしレシピです。

焼きなすのカポナータ シチリア風(飯塚 宏子先生)調理時間 /20分

うまみたっぷりのマリネ液に香ばしく焼き上げたなすをつけ...

うまみたっぷりのマリネ液に香ばしく焼き上げたなすをつけ込みました。ケイパーやレーズンがアクセント。白ワインと合わせると最高の一品です。

材料(2人分)
・なす6コ
【マリネ液】・アンチョビ (フィレ)5枚・ケイパー大さじ1・赤とうがらし (種を取って小口切り)2本分・にんにく (すりおろす)1かけ分・レーズン (湯でサッと洗う)大さじ1・エクストラバージンオリーブ油大さじ2・レモンの搾り汁大さじ1・みりん小さじ1*煮きったもの。・塩少々・こしょう少々
つくり方
1なすは魚焼きグリルか焼き網にのせ、強火で表面が黒くなるまで焼く。粗熱が取れ、さわれるくらいになったら皮をむく。
2ボウルにみりん以外の【マリネ液】の材料を入れる。アンチョビをつぶすように混ぜ、みりんを加える。
31のなすはガクを取り除き、裂きながら2に加える。全体を合わせて味をみて、好みで塩・こしょう各少々をふって皿に盛る。
! ポイント
冷蔵庫で3~4日間は保存可能。
茄子のひと手間さえクリアすれば、漬け込むだけのシンプルレシピです。こちらも本格的でお洒落なおもてなしレシピですね。白ワインが進みます。

サーモンのソテー シチリア風(有元 葉子先生) 調理時間 /30分

サーモンにのせたパリパリのたらこのソースは、シチリア島...

サーモンにのせたパリパリのたらこのソースは、シチリア島のからすみそっくりの風味。つけあわせのパスタにもからめて召し上がれ。

材料(6人分)
・生ざけ6切れ・たらこ (大)2腹・にんにく (みじん切り)2~3かけ
・赤とうがらし (種を抜いて小口切り)2本・ケイパー (酢漬け)小さじ1~2
*地中海産のフウチョウソウ科の低木のつぼみ。魚料理やトマトの煮込みによく合う。
・レモン汁大さじ4・スパゲッティ250~300g・イタリアンパセリ (みじん切り)適宜・塩・こしょう・オリーブ油
つくり方
1さけは塩・こしょう各少々をふり、冷蔵庫に10分間ほどおく。たらこは薄皮を取ってほぐす。
2たらこソースをつくる。フライパンにオリーブ油大さじ4~5とにんにくを入れ、弱火でじっくりといためる。香りがたったらたらこを加え、弱めの中火でパリパリになるまでいためる。

3たらこがきつね色になってパチパチとはねてきたら赤とうがらし、ケイパーを順に加え、サッと混ぜて火を通す。最後にレモン汁を加え、こしょうで味を調える。
! ポイント
ソースを前日につくる場合はレモン汁を加えずに保存し、盛りつける前にサッと温め直してレモン汁を回しかける。
4さけを焼く。フライパンにオリーブ油大さじ2~3を入れて中火で熱し、さけの皮目を下にして並べ入れる。途中で裏返すか、油をすくってかけながら両面に焼き色をつける。
5耐熱性の皿に移し、200℃のオーブンで10~15分間、表面がカリッとするまで焼く。
! ポイント
身がくずれやすいので、できればフライパンごとオーブンに入れて焼くのが理想的。フライパンだけで両面を焼いてもよい(その場合は、返す時に身をくずさないように注意する)。
6スパゲッティをゆでる。なべに湯をたっぷり沸かして塩適宜を加え、スパゲッティをアルデンテ(中心にわずかに芯が残るぐらい)にゆで上げ、オリーブ油適宜を回しかけてまぶす。
7大皿にさけを並べてたらこソースをかけ、イタリアンパセリを散らす。スパゲッティは別の器に盛って添える。
シチリアの名産・カジキマグロなどでも美味しくできます。

よく冷えたビールとワインと共に、シチリア料理で楽しい週末を!

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