冷え性対策には生ショウガより乾燥ショウガ!

よく冷え性にはショウガが効くと言いますが、実はこれ生ショウガではほとんど効果がないのです。

冷え性に効くのは乾燥ショウガなのです。

どうして乾燥ショウガが冷え性に効くの?

しょうがを乾燥させるとジンゲロールの一部がショウガオールという別の成分に変化します。

ショウガオールは胃腸の壁を直接刺激して、血流を高め、深部の熱を作り出す働きがあります。

乾燥しょうがはジンゲロールとショウガオールの両方の働きで全身を温めることができるのです。
逆に生のショウガだと体温は下がってしまうそう。

なので、生のショウガは夏、乾燥ショウガは冬に摂取するのが良いでしょう。

レンジでカンタン♪乾燥ショウガの作り方

乾燥ショウガはジンジャーパウダーとしてスーパーなどでも売っていますが、手作りすることもできます。

生のショウガを皮ごと1~2ミリにスライスして1~2日天日干しすれば出来上がりです。

または3ミリ程度にスライスして電子レンジで8~9分加熱しても作れます。

ただ、電子レンジの機種などによって生姜が燃えることもあるので注意しましょう。

おすすめ!乾燥ショウガを使ったドリンク3選

乾燥ショウガは料理にも使えますが、今回は乾燥ショウガを使ったドリンクのレシピを3つご紹介します。

料理なら手間がかかりますが、ドリンクなら手軽に摂取することができるでしょう。

風邪予防♪はちみつショウガドリンク

【作り方】
鍋に水と乾燥ショウガを入れて中火にかけて3~5分煮出すだけ。
飲む時にはちみつを入れましょう。

冷え性の方は寝る前などに飲むと温まります。

女性に嬉しいイソフラボン♪ショウガ豆乳

【作り方】
マグカップに豆乳と乾燥ショウガを細かくしてから入れて混ぜるだけ。
豆乳にはイソフラボンが含まれています。

イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするので、女性なら積極的に摂取していきたい成分です。

気分はインド♪乾燥ショウガで本格チャイ

材料
ティーパック(ミミを取る)2個
水300cc
牛乳200cc
乾燥しょうが粉末(100均にもあります)小さじ1/2弱 少しずつ入れてお好みの味に
砂糖・はちみつなど(お好みの甘味料)大さじ2(お好みで多目がベスト)
ナツメグなどお好みで4.5振りぐらい
【作り方】

鍋に水を入れて沸騰させたらティーパックを入れて弱火で1分煮出す。

強火にして沸騰したら牛乳を入れて、再沸騰したら弱火にする。

乾燥ショウガ、砂糖、ナツメグを入れて弱火で2分。

最後に再沸騰させてティーパックを取り出したら完成です。

牛乳を入れると吹きこぼれやすいので注意しましょう。

乾燥ショウガの摂りすぎには注意!

乾燥ショウガの摂取量は1日に10グラムを目安にしましょう。
スライスなら6枚程度です。

一度に沢山摂りすぎると胃腸の粘膜を刺激するので注意が必要です。
寒いからと言って何杯もガブガブ飲んではいけません。

寒い冬でも乾燥ショウガパワーで乗りきりましょう♪

これからどんどん寒くなり本格的な冬がやってきますね。
冷え性の方はつらい思いをするでしょう。

そんな方は是非、乾燥ショウガを活用して寒い冬を乗り切りましょう。

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