「卒婚」てなんですか?

2004年に出版された『卒婚のススメ』(オレンジページ...

2004年に出版された『卒婚のススメ』(オレンジページ)の著者・杉山由美子氏による造語

結婚という形を維持しながらも、夫と妻が互いに干渉せず、それぞれの人生を自由に歩んでいくという夫婦関係を指します。離婚か仮面夫婦かの二者択一ではない、新しい夫婦のあり方として提唱されました。13年から14年にかけて、2組の芸能人のご夫婦が卒婚状態であることを明らかにしたことから注目されるようになりました(加山雄三さん・清水アキラさん) (2014-2-28 コトバンク参照)

「結婚」のカタチはひとつではない

そもそも「結婚」の定義ってなんなのでしょう?

そもそも「結婚」の定義ってなんなのでしょう?

驚くべきことに今から16年前・2001年の内閣府による国民生活白書「国民生活選好度調査」~家族間の多様化~というアンケート項目の中にこんなデータがありました。50代以上の女性のほぼ6割が「婚前交渉は許されない」「離婚は極力避けるべきである」「女の幸福はやはり結婚にあり、仕事一筋に生きるべきではない」と回答しているのに対して、10代から30代の7割強・40代女性の6割弱が、「結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はない」、「本人が納得していれば結婚をしないで子どもを産んでも構わない」、「結婚しなくても、豊かで満足のいく生活ができる」、「結婚は個人間の問題だから、婚姻届を出す、出さないは自由である」と回答しているのです。
平成13年度 国民生活白書~家族の暮らしと構造改革~より
(http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9990748/www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/wp-pl/wp-pl01/html/13105200.html)

つまり、女性達はもうずいぶん前から「結婚」という形のバリエーションについて真剣に考えていたんですね

「事実婚」という選択肢

事実婚

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日本の法律では「事実婚」という言葉は存在しません。なので、一般的な定義としては、当人同士の意志で入籍はしないけれども、社会的には入籍をしている夫婦と同様の生活を営んでいる2人のことをいいます。

同棲との違いは?

事実婚から考える「結婚の意味」とは [島田佳奈の恋愛コラム] All About (34623)

 「同棲」は、一緒にいたいと思うふたりが共に生活をすること。社会的な信用と言う意味合いでは重みに欠けているのかもしれません。将来を見据えてというよりは、好きだから、今、一緒にいたいからということからスタートするイメージが強いのかもしれません。

内縁との違いは?

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社会一般から夫婦と認められる生活を送りながら婚姻届を出していないために,法律上は夫婦と認められない形を言います。事実婚との明確な違いは厳密にはないのかもしれませんが、最近では「内縁」を「婚姻予約」「準婚関係」ととらえ,その不当破棄に対しては損害賠償請求を認めるケースもあるそうです。事実婚は、仕事上、姓を変えたくないなどの強い意志が根底にある形を指すとも言われています。

あらゆる知恵の中で、結婚についての知識がいちばん遅れている(バルザック 「結婚の生理学」より)

知っておきたいそれぞれの社会的な立ち位置

選ぶ結婚 事実婚と法律婚は何がどう違うのか 日経ウーマンオンライン

事実婚でも法律婚と同じくパートナーの扶養に入ることもできますし、遺族年金などの受取人にもなれます。住宅ローンを夫婦で組むことができるし、携帯電話や自動車保険の家族割引も使えます。
 ただし、既にお伝えした通り、事実婚のパートナーは法律が認める「配偶者」ではないので、妻が専業主婦の場合、配偶者控除や配偶者特別控除を使えず、夫の税金負担が増えるというデメリットがあります。ただし、事実婚を選択する女性は、自分も働き収入がある人が多いようです。その場合、入籍の有無にかかわらず配偶者控除等は必要性がないのが現状でしょう。
 お互いを生命保険の受取人にしたい場合は、事実婚でも受取人になれる保険会社を選ぶことで解決できます。また、離婚時の年金分割はできませんが、夫婦共に厚生年金に加入している場合は、分割できなくても個人の老後の厚生年金は確保されています。
 ということは、事実婚で困ることは、相手が亡くなった場合の相続だけです。
※ 事実婚➡非入籍。法律婚➡入籍。

「週末婚」と「通い婚」

週末婚・通い婚のメリット・デメリット

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メリット➡自分の生活スタイル・リズムを守ることが出来る。週末しか会わないので恋人同士のような新鮮な関係を保つことが出来る。お互いの仕事やライフスタイルに干渉しすぎる事がなく自分自身の仕事や平日の友人関係にも縛りが少ないため、プライベートの充実を図れる。
デメリット➡コミュニケーション不足は仕方のないことですが、何かを相談したい時やアドバイスを求めたい時に、そばにいないことから、不安に思うことがあるかもしれません。また、生活費が二重に発生することから、特に住居費などの経済的負担が大きくなる場合もあるでしょう。

考えなければならないのは「子を産むという選択」をした場合のこと

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事実婚の間に生まれた子どもは「非嫡出子」となります。男性は認知という手続きも発生します。自分自身のこれからのライフスタイル。パートナーや子供との関わり方など、このタイミングでは、慎重に考えなければならないのかもしれません。

「結婚」のカタチはさまざま。お互いを尊重し、思いやる心が大切なのでしょう。

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そして、もし、あなたが「結婚」と言うスタイルを選択し、長い年月を、そのパートナーと過ごしたあとで、もう一度、二人の人生を振り返ったその先の選択肢として「卒婚」というカタチも見えてくるのかもしれません。
プレミアムトーク 加山雄三|NHKあさイチ (34644)

今年の4月で、満80歳になられた加山雄三さん。仕事もプライベートも、日々MAXで過ごされてらっしゃる印象を受けます。常に前進を続ける加山さんの「結婚」「卒婚」という選択の意味をじっくり伺ってみたいですね♪

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