プロフィールのご紹介

角野栄子客員教授が旭日小綬章を受章されました|日本福祉大学 (48012)

東京都出身。
早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。
大学卒業後、紀伊國屋書店出版部に一年ほど勤務されたあと、ご結婚。
1970年頃から童話や絵本の創作を始める。

数多く(その数は200作以上?)の児童文学の著書・翻訳作品があります。
代表作『魔女の宅急便』シリーズは2009年に全6巻で完結。


サンケイ児童出版文化賞(1982年)
路傍の石文学賞(1984年)
野間児童文芸賞(1985年)
小学館文学賞(1985年)
など多数、受賞されていらっしゃいます。

そして今年・2018年、日本人としては3人目の国際アンデルセン賞を受賞されました。

5歳でお母さまを亡くされ・・・

ラスト ラン (48014)

~74歳のイコさんが、バイク・ツーリングに出かける物語。
目的地は5歳で死別した母の生家~

角野さんご自身が語っていらっしゃいます。
「5歳の時に亡くした母のことを書きたいと思いました」
8年ほど前、1枚の写真を頼りに、5才の時死んだ母の生家を訪ねてみようと思い立ちました。あれば100年はゆうに超しているはずの家です。もうないだろう。でもその家はありました。川のそばにまぼろしのように立っていたのです。波打っている古いガラスの窓を透かして覗くと、今は人の住んでいる気配もなく、静まり返っていました。母はこの家でうまれ、この玄関から出入り、この道を歩いたのだと思った時、私の眼のどこかに赤い鼻緒の下駄をはいている女の子の姿が見えたのです。母の思い出がない私は感無量でした。

お父さまが色んなお話を聞かせてくれた・・・

「桃太郎」「宮本武蔵」…。寝る前や食事の後など、孝作さんは質商の仕事の合間に、子供たちにさまざまな物語を話してくれた。
 「子供向けではないような恋愛映画の話もありました。父が楽しそうに話すから私も物語が好きになったんです」と振り返る。
 江戸っ子だった孝作さん。たとえば、桃太郎を語るときには「どんぶらこっこーすうこっこー」と独特の節回しを披露する。「リズムのある話し方って映像になりやすい。作家になってからの文章にも影響していると思います」
早くにお母さまを亡くされた後のお父さまの「お話の時間」が、角野さんの「本への扉」を開くきっかけになったのでしょうか。
角野さんはインタビューでこんなことも仰っています。
楽しいお話の時間は、来客などで中断することもあり、角野さんは姉と2人でその続きを考えた。「登場人物の気持ちを想像すると、自分の中にお話が生まれてくるんです」
 荷物を運ぶ魔女や、食いしん坊の小さなおばけ。角野さんの作品は、人の生きるすぐそば、日常と隣り合わせの「不思議」を捉える。“見えない世界”を感じるヒントをくれたのも孝作さんだ。

結婚後二年間のブラジル生活を経て・・・

映画『魔女の宅急便』メッセージ動画(角野栄子さん(原作者)) :文部科学省

1970年、二年間のブラジルでの体験をもとに描いたノンフィクション「ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて」で作家としてデビューされました。

迸る感性と無限の想像力から生まれた作品たち・・・

More New Images From Shimizu's Live Action KIKI'S DELIVERY SERVICE (48026)

「魔女の宅急便」は実写化もされ、大人気となった作品ですが、この他にも心に残る作品を数多く生み出されていらっしゃる角野さんは、まさに「子供たち、いや大人たちにとっても、想像を超えた夢の世界を教えてくださる【魔女】なのではないでしょうか?
どくしょ応援団:オーサー・ビジット | 授業レポート | 和泉市立郷荘(ごうしょう)中(大阪) (48022)

「戦争」を知る世代として、いつか、ご自身の戦争体験をベースとした作品を書きたい。

そんな思いで書かれた『トンネルの森 1945』には、戦争の解釈などの記載は一切なく、あくまでも、主人公の10歳の少女・イコの目線だけを通して書かれたファンタジー。

「戦争」の既成概念や固定概念を全てゼロ・頭の中を真っ白にして、気づけば、自分自身の想像力でどんどん読み進んでいってしまう・・・そんな読後感が持てるお話です。

そんな魅力的な作家・角野栄子さんの感性は、そのライフスタイルにも表われています

『魔女の宅急便』の作者・角野栄子さん“82歳のおしゃれなシンプルライフ”が話題 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する (48030)

カラフルな眼鏡のフレーム、キャンディーのようなネックレスや指輪、そして柄違いで仕立てられた同じ型のワンピースの数々が、目に飛び込んできます。
http://www.jprime.jp/  週刊女性プライムより抜粋

書くことが好き。泉のように湧き出る創作意欲。その気持ちのままに書き続けていらっしゃる角野栄子さん

自分の色を持つと楽。私は「いちご色」

 自分の色は「いちご色」だと、40代のときに決めたと語る角野さん。ご自宅のリビングの壁も「いちご色」です。

「赤は好きだったけど、赤にもいろいろあるでしょう。少しくすんだ赤がいいなと思って、いちご色。色を統一するってことは、自分は毎日暮らしているからそんなに感じないけれど、来た方の印象には残りますよね。同時に、便利なの。1度いちご色って決めたら、それに合わない色は買わない。ここにね、冴えざえとした緑の戸棚を置くとか考えないですよ。だから、決めるのが簡単。迷わないから。中心をひとつ決めて、まわりを変えていけばいいわけ。1度、色を決めてしまえば、生活が複雑にならない」
「中心をひとつ決めて、まわりを変えていけばいいわけ。1度、色を決めてしまえば、生活が複雑にならない」

自分のテーマカラーを決めて、周りを変えていけばいい。

事も無げに仰る角野栄子さん。
なるほどと思います。

部屋のインテリア・ファッション・小物雑貨などなど、私たちの周りには、多種多様なモノが溢れていて、選択肢は広がる一方の昨今。

迷いだしたらキリがない。
コレ!と決めたカラーをベースに、自分流ライフスタイルを貫く。

5歳で別れたお母さまが下さった「魔法の世界」お嬢さんの絵がくれた作品への糸口

角野栄子の毎日 いろいろ <角野栄子> 内容紹介|KADOKAWA (48033)

いちご色ベースの空間でくつろぐ角野栄子さん。

その全てに・・・脱帽・・そして憧れます。
これからもたくさん、学ばせてください。

関連する記事

【あさイチ】角野栄子(EIKO KADONO)さんのナチュラルビューティライフ」に関連するキーワード

「【あさイチ】角野栄子(EIKO KADONO)さんのナチュラルビューティライフ」のライター