「焼きそば」を極める

茹で麺や蒸し麺を具材と一緒に炒める(焼く)「焼きそば」は、私たちの食生活の中に密着したソウルフードのひとつ。

幼い頃から慣れ親しみ、お祭りの屋台や学校祭にも登場頻度の高い「焼きそば」

野菜や肉・魚介を切って麺と炒めてソースを絡める。

「お腹空いた!」「焼きそばならすぐ作れるわよ!」 そんなやり取りが交わされた記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

昼食や夜食メニューのベスト5に入る「焼きそば」の more・betterを研究して、女子力(ジョシリョク)アップの「焼きそば」極めてみませんか?


焼きそばの豆知識

焼きそばのルーツ

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「焼きそば」のルーツは中国と言われています。中華料理店のメニューには「炒麺」と書かれていることが多いですよね。中華料理店でよく目にする「焼きそば」は私たちが慣れ親しんだいわゆるソース味ではなく、塩味やスープ・オイスター系の味付けが多いのが特徴です。

日本で焼きそばが食べられるようになったのはいつ頃?

『にっぽん洋食物語大全』(小菅桂子著)には「ソース焼きそばを浅草焼きそばと呼ぶ人もいる」と書かれており、昭和10年代(1935年 - 1944年)の浅草でソース焼きそばが名物とされていたことが記されている。大正から昭和初期に流行したどんどん焼きの屋台でも焼きそばは販売されており、少なくとも東京などの都市部においては戦前から一般的な軽食として定着していたことがわかる。
名物として人気だったと言われる「浅草焼きそば」当時のままの形状・味付けで食べてみたいですね。

生活に密着したのは終戦後

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いろいろな資料を紐解くと、焼きそばが私たちの生活に根づき始めたのは1950年頃という説が最も多いようです。ただ、当時は焼きそばの原料となる小麦粉が高価だったため、麺の不足をキャベツなどで補ってカサを増すという方法も取られていたのだとか・・。味つけは濃いめのソースが主流だったそうです。先人の色々な工夫の上に焼きそばの原点があったのですね。

ソース味の焼きそばは、最初は駄菓子屋(だがしや)で売られ、子供たちのおやつがわりとして食べられていたよ。食べる物が少なかった時代で、安くてお腹が満たされる焼きそばは好評だったんだって。その後は家庭でも主食として食べられるようになり、焼きそばを扱う飲食店も増えてきたよ。
1974年に焼きそばはカップ麺として登場したよ。その後、カップ麺の開発はいろいろ進んで、今では電子レンジで調理できるものもあるよ。

いつもの焼きそば作りのおさらい

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・袋入り蒸し麺を使うときは袋ごとあらかじめレンジでチンして麺をほぐしておくのがポイント。
・フライパンはしっかり熱しておく。
・カットした具材は火の通りにくいものから順番に炒める。
・火の通った具材の上に袋から出した面を乗せ、具材の熱で温める。
・カリッとさせたい時は強火で水分を飛ばす。


こちらのページで美味しい焼きそば作りのポイントが紹介されています。要チェック!
https://www.maruchan-yakisoba.jp/point/

15分で出来る美味しい焼きそばレシピをピックアップ

いつもワンパターンじゃつまらない。時には趣の異なる焼きそばも作ってみたい。15分で出来る女子力(ジョシリョク)アップの焼きそばレシピを集めてみました。

タイ風焼きそば

重ねて蒸し焼きにすることで、エコはもちろん、おいしさも...

重ねて蒸し焼きにすることで、エコはもちろん、おいしさも満点の焼きそばに。

材料(2人分)
・豚ひき肉 100g
・中華麺 (焼きそば用。蒸し。) 2玉
・もやし (小) 1袋(200g)
・溶き卵 2コ分
・にら (4cm長さに切る) 2/3ワ
・干しえび (サッと洗う) 大さじ2
・バターピーナツ (ポリ袋に入れて麺棒などで粗く砕く) 大さじ2
【A】 ・砂糖 大さじ1・ナムプラー 大さじ1+1/2・オイスターソース 大さじ1+1/2・酢 大さじ1+1/2・一味とうがらし 小さじ1/4・サラダ油 大さじ1/2
つくり方
1 フライパン(直径26cm)にひき肉を入れ、サラダ油を加えて菜箸でよくほぐしながら広げる。干しえびをふり、中華麺を重ならないようにのせる。もやしは全体を覆うようにのせ、溶き卵を回しかける。
! ポイント
火にかける前に、ひき肉に油をまぶしてよくほぐしておく。麺、もやしをのせたら溶き卵を回しかける。具材にまんべんなく卵がまぶされておいしさもアップ!
2 【A】を順に回しかけ、ふたをして強火にかける。フツフツとしてきたら弱めの中火にして約3分間、底の卵に火が通るまで蒸し焼きにする。
! ポイント
調味料を加えたら火にかけ、ふたをして蒸し焼きにする。
3 ふたを取って再び強火にして、菜箸で麺をほぐしながら、肉の色が変わるまで炒め合わせる。仕上げににらを加えてざっと混ぜる。器に盛り、ピーナツを散らす。

豚こまの塩焼きそば

忙しいときでもパパッとつくれる焼きそばは、ソースではな...

忙しいときでもパパッとつくれる焼きそばは、ソースではなく、塩味でグンと大人っぽくします。

材料(2人分)
・豚こま切れ肉 120g
・蒸し中華めん 2玉
・たまねぎ 1コ
・キャベツ 150g
・にんじん 20g
・にんにく (みじん切り) 1かけ分
・チキンスープ 大さじ2
*顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに湯で溶く。
・ウスターソース 小さじ2
・紅しょうが 適量
・塩 少々
・黒こしょう (粗びき) 少々
・サラダ油 小さじ2
・サラダ油 大さじ1
・塩 小さじ2/3
・黒こしょう (粗びき) 少々
・酒 大さじ1
つくり方
1 豚肉は1cm幅に切り、塩・黒こしょう各少々で下味をつける。たまねぎは縦半分に切り、1cm幅のくし形に切る。キャベツは1cm幅に、にんじんは細切りにする。蒸しめんは十文字に4等分に切る。蒸しめんは、切ると、焼いたときに返しやすく、食べやすい。
2 フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、蒸しめんを入れて焼き色がつくまで焼いて返す(めんは両面にしっかり焼き色をつける)。軽くほぐして取り出す。
3 同じフライパンにサラダ油大さじ1を足し、豚肉とにんにくを入れて肉の色が変わるまで炒める。たまねぎ、にんじんを加えて炒め、2を戻し入れて混ぜ、キャベツを加えて炒める。
4 塩小さじ2/3、黒こしょう少々を加えて混ぜ(味つけの主役は塩。さらに、スープやウスターソースでうまみをプラスする)、酒大さじ1、チキンスープを加えてさらに炒め、ウスターソースを回しかけてからめる。器に盛り、紅しょうがを飾る。

まかない焼きそば

シンプルながら甘み、辛みのバランスがよく、くせになる味...

シンプルながら甘み、辛みのバランスがよく、くせになる味です。初めはまかないで食べていたのが、あまりに好評だったため、このままの名前で店の表メニューへと昇格した一品です。

材料(2人分)
・中華麺 (焼きそば用/蒸し) 2玉
・万能肉そぼろ 160g
・ザーサイ (みじん切り) 10g
*塩抜きしたもの。なければ味付きの瓶詰などでも。
・スープ 160ml
*顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)小さじ1/2弱を湯160mlで溶く。
【A】 ・しょうゆ 大さじ2・砂糖 大さじ1・酒 小さじ2・オイスターソース 小さじ2・こしょう 少々・一味とうがらし 少々・ねぎみじん切10cm分
・あさつき (小口切り少々)
・ラーユ 小さじ1~2
・ごま油
・サラダ油
つくり方
1 中華麺にごま油小さじ1をからめる。中華鍋にサラダ油大さじ1/2を熱して麺を入れ、円盤状に広げる。弱めの中火でパリッと焼いて裏返し、さらにサラダ油大さじ1/2を足しながら焼き色をつけて取り出す。余分な油は紙タオルで拭き取る。
! ポイント
麺はごま油をからめ、多めの油で、表面がカリッとするまで焼くと、香ばしく仕上がる。
2 1の鍋にスープ、肉そぼろ、ザーサイ、【A】を合わせて強火で煮立てる。中火にして1の麺を入れ、ほぐしながら混ぜ合わせる。
! ポイント
麺は少しスープを含ませてから菜箸でほぐすと切れにくい。焼いてから炒めることで味がしみ込み、油っぽくならない。
3 ねぎを加え、ごま油小さじ1、ラーユをふって混ぜる。器に盛り、あさつきを散らす

夏のスタミナ作りに今一度「焼きそば」の魅力、見直してみませんか?ひと手間加えた短時間アレンジレシピで女子力(ジョシリョク)アップ!みんなも一緒に頑張ろう!

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