肌の為にと思っている事が実は肌にストレスを与えているかもしれません。
スキンケアの基本と言えば毛穴ケアですね。ただ何気なくやっていることが実は良くないこともありますので注意してみた方が良いでしょう。
二種類のストレスの影響を受ける肌
ストレスといっても大きくは外的ストレスと内的ストレスの二つに分類することができます。肌に対する外的ストレスとは紫外線や空気の乾燥、摩擦などの刺激が挙げられるでしょう。また内的ストレスには疲労や食生活の乱れ、睡眠不足などの不規則な生活、人間関係などの精神的ストレスも含まれます。私たちの肌は外からも内からも絶えず刺激と影響を受けているのです。
まず注意したいのが毛穴パック。
放っておくと黒ずみを引き起こすことにもなる毛穴の汚れ詰まりや角栓を根こそぎ抜き取れる毛穴パックは、とても魅力的なアイテムですよね。しかし、どんな方法であれ「強い力」を加えて行うケアは肌に負担がかかるもので、やり方を間違えるとトラブルを招く危険性もあります。キレイな肌を保つためにも、毛穴パックに関する正しい知識を持っておくようにしましょう。
毛穴には汚れも有りますが、必要な角質もあるのです。
毛穴に詰まっている汚れを簡単且つ気持ち良く取り除くことができますので、日頃からやっている方も多いかと思われます。
毛穴パックはやってもいいの?
毛穴の汚れや角栓を除去することに着目したパックには、主に剥がし取るタイプと洗い流すタイプの2種類があります。
剥がし取るタイプのパックは、シートタイプのパックを濡らして気になる箇所に貼り、乾燥したら剥がすというものです。高い吸着性により、毛穴に詰まった汚れや角栓を根こそぎ取り除くことができますが、同時に必要な肌表面の角質や油分、水分をも除去してしまいます。
繰り返しやると肌もボロボロになってしまいますので、習慣になっている方は回数を減らすなどした方が良いでしょう。
正しい使用頻度と使い方
まず知っておきたいのが、肌のターンオーバーについてです。ターンオーバーとは、肌の細胞の生まれ変わりのサイクルですが、これを正常に保つことが健やかな肌を保つことにつながります。しかし、毛穴パックのような強い力で必要な角質層を剥がしてしまうと、それと共に潤いも奪われてしまうため、ターンオーバーが崩れやすくなってしまいます。
スクラブ洗顔にも注意が必要です。
ツブツブによって毛穴の汚れや古い角質が取れますから肌触りも良くなって気持ちが良いものです。
ただ、スクラブは一方で肌への負担になってしまい易いという短所もあります。
刺激を肌に与えると硬化し易くなりますし、柔軟性が落ちて毛穴も開き易くなりますので、却って肌質を悪くしている可能性もあるのです。
ゴシゴシと擦る洗顔法も厳禁。
そうした洗い方も肌への負担になり、また、擦ることによって汚れが却って毛穴の奥に入ってしまう原因にもなるのです。
洗い方が良くないせいで黒ずみも目立っていることもありますから、洗顔をする際にはやたらと擦ったりせず、力を入れずに優しく洗うことを心掛けるようにしましょう。