梅雨は、心身のバランスが崩れやすい?

皆さん、梅雨の時期は心身のバランスが崩れやすいと言われているのをご存知ですか?

インドの伝統医療アーユルヴェーダでは、雨期は3つのエネルギー、「ヴァータ」、「ピッタ」、「カパ」のバランスが大きく崩れやすい時期です。

ヴァータ:風のエネルギーで循環器や神経系に影響。
ピッタは:火のエネルギーで消化・代謝に影響。
カパは:水エネルギーで体力・免疫力・心身の安定に影響。

この3つのエネルギーのバランスがとれている状態が最適で、崩れると人は不調になると考えられています。

雨の日が多くなれば、水のエネルギー「カパ」が強くなります。すると、水が火を消してしまうように、身体の消化・代謝をつかさどる火のエネルギーの「ピッタ」を弱めるので、消化不良やむくみをおこしやすいのです。

同時に梅雨は、気温・湿度の「変化」や雨の「冷たい」というヴァータが強くなる時期でもあります。日中は気温が上がって蒸し暑く汗ばむ一方で、夕方から涼しくなったり、雨に濡れて体が冷えたりします。ヴァータが乱れると、ぐっすり寝れない・だるく疲れが取れない、冷え、頭痛・腹痛、便秘といった不調が出てきます。

どのようにバランスを整えたらいい?

カパの乱れを整えるには、まず肉類、揚げ物、乳製品といった重い性質のものをできるだけ控えるとよいでしょう。 消化機能が乱れやすい梅雨の時期はこれらのものを多く摂ると、消化機能に負担がかかり体調不良につながります。

ヴァータの乱れを整えるには、体を温める食事を心がけ、乾燥したものや、辛さ・苦味のある刺激物を控えます。生野菜より温野菜、パンよりお米がおススメです。料理にスパイスを取り入れると、消化力が高まります。蒸し暑くなるのでついついアイスコーピーをたくさん飲んだり、食後にアイスクリームを食べたりしがちですが、ヴァータを乱す「冷え」につながるので避けたいところです。また規則的な生活をして、ヴァータの乱れやすい夕方に温かい飲み物を飲みながらリラックスすることも効果的です。
バランスを整える片鼻呼吸

バランスを整える片鼻呼吸

右鼻からの呼吸は左脳・交感神経とつながり、左鼻からの呼吸は右脳・副交感神経とつながるとされています。片鼻ずつ交互に呼吸することで、脳のバランス・自律神経を整える効果があり、リラックスしたり、集中力を高める効果があります。
やり方は、右手親指で右鼻を押さえて左鼻から息を吸います。次に薬指で左鼻を押さえて右鼻から息を吐きます。吐き切ったらそのまま右鼻から吸い、右鼻を押さえ、左鼻から吐き切ります。ゆっくりとしたペースで左右交互に5回程繰り返します。

梅雨のオススメの過ごし方

・雨や冷房で体を冷やさない
・なるべく同じ時間に寝て起きるようにし、規則正しい生活をする
・夏に向けて体力が低下するので過度の運動を控える
・乾燥した食品を避け、消化のよい温かい食べ物を摂る
・良質の油分を使ったしっとりとした食べ物を摂る
・酸味と塩味がよく、辛味・苦味を控える
・コショウ、ショウガ・シナモン・クミン等のスパイスを使う(消化力アップ)、ニンニクやタマネギを多めに。
・冷たい飲み物を避け、白湯を飲む

梅雨の過ごし方をちょっと工夫することで、次に来る「夏」への準備を整えることができ、夏バテを予防できます。
ヨガをライフスタイルに取り入れ、梅雨、そして「夏」を元気に過ごしましょう。
【監修】Maya先生
Real Stone アンバサダー・モデル
全米ヨガアライアンス(RYT200)認定講師
Bliss baby yoga認定マタニティーヨガ指導者
日常生活に与えるヨガの効果をより多くの人に伝えたいと思い、RYT200を取得、サンタモニカにてパワーヨガ創始者の一人であるBryan KestのもとでPower Yogaを学び、Golden Bridge Yoga でKundalini/Meditationを学び、ヨガインストラクターとして活動。都内のヨガスタジオ be my self, 溶岩スタジオ in-sea, フィットネスクラブ広尾等でレギュラークラスを担当。
日々学んだ事・気づいた事をシェアし、皆様の日々の生活がより活き活きと豊かになるようにお手伝いしていきたいと心から願っています。

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