山口 智子 (Yamaguchi Tomoko)さんとは

仕事を始めた意外な理由

「仕事を始めた理由は、極々シンプル。『田舎に帰りたくなかったから』。ほんと、不純な動機です(笑)。実家は当時、旅館を経営していて、一人娘の私は家業を継いで旅館の女将になるという道が定められていた。でも本心は揺らいでいて、20代前半の頃は、どうにか家業を継がないで済む方法はないだろうかと必死でもがいていました。

出演したドラマはどれも話題を呼び高視聴率マークの山口智子さん

インタビュー記事のコメントから見える山口智子さんの「人」としての魅力

「私自身の人生は、これから先もずっとずっと続いていくのだから、自分が何に興味を持って、何を学びたいかを明確にして、自分自身で合点がいくことをしてみたいと思ったんですね。だから、『ロングバケーション』以降、俳優の仕事からしばらく離れていたのも、とくに大きな決断をしたというわけじゃないんです。
結婚した直後だったこともあり、小さい頃に漠然と抱いていた『主婦になりたい』という夢をちゃんと実行してみようかなと。主婦って衣食住に関わって生活をクリエイトする仕事でしょ。面白そうだなと思って。それで家のことを楽しんでたら、あっという間に4〜5年経っちゃった(笑)」
唐沢(寿明)さんと結婚してからは、料理は毎日徹底的に作りました。『こんな私を選んでくださってありがとう。せめて食でご奉仕しないと』という思いもあって(笑)。彼も大勢人を呼んで毎日が誕生会みたいだった。で、エネルギーを注ぎすぎて燃え尽きちゃった(笑)。『一生分は作ったな』という達成感はありますよ。
やるときもやらないときも、すべてが徹底している山口さんだが、唐沢さんは、もともと「無理なことはしなくていいよ」という考え方。今では、美味しいものを一緒に食べに行って、お店で料理が出てくるのを待っている間、夫婦で会話する時間を、心から楽しんでいるのだそうだ。

31年ぶりの朝ドラ・23年ぶりの月9ドラマ

ロングヘアをバッサリと

ロングヘアをバッサリと

パワフルな茶子を演じている山口だがファンからの「死ぬまでに絶対これだけはしたいけれど、それほど大きくない夢」という質問に「毎日好きなことを順番にし尽くして生きているので、思い浮かばないですね」と回答。茶子のモットーである「明日、死ぬかもしれないから」のように、日々やりたいことを存分に行っているという生き方に、登壇者は羨望の眼差しを向けていた。
https://www.cinematoday.jp/news/N0109658 引用
学生時代からのモデル活動。CMでの華々しいデビュー。そして朝ドラの主役。数々のドラマ出演。高視聴率マークの歴史。どこを切り取っても芸能界の中では「陽」のイメージしかない山口智子さん。
老舗旅館を継ぐことが決められた道だったことやご家族との関係はずいぶん前から週刊誌等で取り上げられたこともありましたが、最近ご本人の口から語られる今まで歩んできた道・生きることへの真剣な姿勢。夫である唐沢寿明さんとの理想的な関係。~一日一日を「好きなこと」で費やしている~とこともなげに仰る、その言葉が生まれる根底には、様々な葛藤があったからこそ。

山口智子さんはドラマの中で演じるキャラクター以上に「人」として魅力的なオトナ女子。
いつまでも応援したい「イイ女・山口智子さん」は永遠に「カッコイイ女・山口智子さん」なのであります。

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