栗の魅力って?どんな栄養があるの?
栗ご飯、栗が入った茶碗蒸しや煮物など、食卓に栗がのぼると、秋の訪れを感じますね。また、栗は秋のデザート素材としても魅力満載。モンブランやプリン、パンケーキのトッピングソースなどの洋菓子ジャンルから羊羹やおしるこなどの和菓子ジャンルまで、その活躍ぶりは年々テリトリーを広げています。そのまま食べると甘くてホクホクの食感。味は満点だけれど、成分は?栄養はあるのかな?
栗は樹上でとれる浄化された貴重なでんぷんが主成分です
栗は、少しの量で必要な栄養素を取ることができます
熱量は果実類でいちばん少量効率のよいエネルギー補給食品といえます
たんぱく質・ビタミンA・B1・B2・C・カリウムも比較的豊富です。
サツマイモと比べると、食物繊維も多く含みます。
また、ミネラル類も豊富で、現代人に不足している人間に必要不可欠な微量要素の亜鉛が豊富です。
亜鉛が不足すると味覚障害・生殖機能の減退・肌荒れ・抜け毛等が症状がでるとされてます。
渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニン・プロアントシアニジンを多く含まれます。この物質は体の活性酸素を取り除きます。ガンに効くとか?
栗の効用が、こんなにも大きいなんて!
栗は種子ですのでナッツ系です。
他のナッツ系は脂質が多いのですが
栗はでんぷんが多く脂質が少ないヘルシーな種子です。
また、ナッツ系の特徴であるミネラルが豊富です。
https://www.kurihiko.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A0%97/%E6%A0%97%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A/
他のナッツ系は脂質が多いのですが
栗はでんぷんが多く脂質が少ないヘルシーな種子です。
また、ナッツ系の特徴であるミネラルが豊富です。
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栗の皮剥きって面倒そう・・
栗の皮の剥き方
まずはやってみよう!
旬の栗、うまく調理できるかな?
栗のレシピ大集合
栗ご飯やデザートのレシピを集めてみました。
栗ご飯(佐々木 浩先生)調理時間 /50分
つくり方
1米は洗い、水につけて約30分間おく。
2くりは、鬼皮、渋皮をむく。半分か4つに切って焼き網にのせ、軽く焼き色がつくまで焼く。
! ポイント
まずは、底の部分を切って、鬼皮をむく。くりの面取りをするように渋皮をむく。くりは色がつくまで焼いて、ほっこりとした香りを楽しむ。
3水650mlに、塩小さじ1を溶かしておく。
41の米の水けをきって土鍋に入れ、2、3を加えてふたをし、強火にかける。8~10分間たってふきこぼれるくらいになったら、弱火にする。約12分間たったら15秒間ほど強火にしてから火を止め、そのまま15分間おいて蒸らす。
! ポイント
新米は水分を多く含むため、加える水の量は若干控えめに。
ふんわり栗おこわ(栗原 はるみ先生)調理時間 /50分
つくり方
1栗は、水に30分間以上つける。
! ポイント
むく前に水につけておくことで皮が柔らかくなり、むきやすくなります。時間があれば、一晩つけるとさらにむきやすくなります。
2もち米は洗ってざるに上げ、約15分間おいて水けをきる。
3栗をとがったほうから底に向けて、包丁で引きはがすようにしながら鬼皮をむく。さらに渋皮を丁寧にむく。水に20~30分間ほどつけてアクを抜き、水けをよく拭いて半分に切る。
4酒大さじ1に水を加えてカップ1+1/2にし、塩小さじ1/2を加えてよく溶かす。
5炊飯器の内釜にもち米を入れて栗をのせ、4を注いで普通に炊く。炊き上がったら、5
炊飯器の内釜にもち米を入れて栗をのせ、4を注いで普通に炊く。炊き上がったら、栗をくずさないように、しゃもじでサックリと切るように混ぜる。
モチモチ食感がたまりません。
くりの甘露煮(柳原 一成先生)調理時間 /60分
くり本来のおいしさを生かした、やさしい甘みとホクホク感は手づくりならでは。くりが堅くならないように、煮詰めずゆっくり甘みを含ませます。
材料(つくりやすい分量)
・くり500g・みょうばん水カップ3
*焼きみょうばん(全体備考参照)小さじ2を水カップ3に溶かしたもの。
・くちなしの実2コ
*全体備考参照。
【A】・水カップ3+1/2・砂糖200g・塩少々
・くり500g・みょうばん水カップ3
*焼きみょうばん(全体備考参照)小さじ2を水カップ3に溶かしたもの。
・くちなしの実2コ
*全体備考参照。
【A】・水カップ3+1/2・砂糖200g・塩少々
つくり方
くちなしの実を加えてゆでる
1くりはくりご飯の6と同様に皮をむき、みょうばん水につけてアクを抜く。くちなしの実は半分に切る。
21のくりは洗って水けをきり、鍋に入れ、かぶるくらいの水とくちなしの実を加えて中火にかける。静かに沸く程度の火加減で約20分間、竹串が軽く刺さるくらい柔らかくなるまでゆでる。
3鍋を火から下ろして流水を注ぎ、手が入る温度になったら、くりの表面をやさしく洗って水けをきる。
! ポイント
4でくりがまだ温かいうちに煮はじめられるよう、手早く洗う。流水は、くりに直接当たらないように、手に当てながら注ぐ。
甘く煮含める
4鍋をきれいにして【A】の水を中火で沸かし、砂糖を加えて混ぜる。砂糖が溶けたらくりを加える。
5紙タオル(不織布タイプ)などで落としぶたをし、グラグラ沸かないように弱めの中火で10分間ほど煮る。
6塩少々を加え、再び落としぶたをし、火を止めて粗熱を取る。汁ごと清潔な容器に入れてラップをぴったりとかぶせ、常温に2日間おいて甘みを含ませる。
! ポイント
3日目以降は冷蔵庫へ。1~2週間保存可能。
チーズと栗の秋ごはん(藤田 貴子先生)調理時間 /15分
材料(2~3人分)
・プロセスチーズ100g*ナチュラルチーズを加熱・溶解させてつくり、保存性をよくしたもの。・くりの甘露煮 (市販)6~7コ・えび (無頭/殻付き)6匹(約70g)・米270ml(1+1/2合)
【A】・塩小さじ1・みりん大さじ2・黒ごま適量・酒少々
・プロセスチーズ100g*ナチュラルチーズを加熱・溶解させてつくり、保存性をよくしたもの。・くりの甘露煮 (市販)6~7コ・えび (無頭/殻付き)6匹(約70g)・米270ml(1+1/2合)
【A】・塩小さじ1・みりん大さじ2・黒ごま適量・酒少々
つくり方
1プロセスチーズは1cm角に切る。くりの甘露煮は水でサッと洗って表面の甘みを落とし、縦半分に切る。えびは背ワタを取り、酒少々をまぶす。
2米は洗って水けをきり、炊飯器の内釜に入れる。【A】を加えて軽く混ぜ、水250mlを加える。
32にくりの甘露煮、えびをのせて普通に炊く。
4米が炊き上がったら10分間蒸らす。えびを取り出して殻をむき、一口大に切って、ご飯の上に戻し、サックリと混ぜる。
5食べる直前にチーズを加えて混ぜる。器に盛り、黒ごまをふる。
こちらのレシピでは市販の甘露煮を使っていますが、自作の甘露煮があれば、ぜひそちらを使ってみてください。その場合は表面の甘みを落とす必要はないようです。
くりの茶巾絞り(柳原 一成先生)調理時間 /10分
つくり方
1くりの甘露煮は裏ごしし、かたくり粉(1コ分につき2つまみ程度)を加えてこねる。
2半量ずつ軽く丸めて清潔な布巾にのせ、茶巾状に絞る。
簡単すぎるマロンシャンテリー
栗のパフェ(大原 千鶴先生)調理時間 /2分
栗(くり)の甘露煮を、アイスやホイップクリームととり合わせてパフェに。お子さんも大喜び間違いなし!
材料(つくりやすい分量)
・バニラアイスクリーム適量・コーヒーアイスクリー ム適量・ホイップクリーム適量・栗の甘露煮3~4コ*好みの量。
・バニラアイスクリーム適量・コーヒーアイスクリー ム適量・ホイップクリーム適量・栗の甘露煮3~4コ*好みの量。
つくり方
1バニラアイスクリーム・コーヒーアイスクリーム・ホイップクリームを器に盛り、栗の甘露煮をのせる。大きければ、食べやすい大きさに切る。