夏の必須ドリンク「麦茶」を学ぼう
これから始まる暑い夏を前に、私たちの夏の常備ドリンクとも言える「麦茶」を知りたい!学びたい!見直してみたい!「麦茶」にまつわる豆知識・豆情報をピックアップしてみました。
「麦茶」とは?
「麦茶」はノンカフェインドリンク
麦茶は言うまでもなくノンカフェインドリンクです。なので、カフェインのリスクによる心配はありません。熱中症対策にも効果的であると言われています。また、カフェインと同じようにお茶類に含まれるタンニンも、麦茶には含まれていません。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、安心して飲むことができます。
麦茶は他の飲料と違って、人工的な保存料や甘味料などが一切添加されていない本物の天然飲料です。また、タンニンやカフェインといった刺激の強い物質を含まないため、お母さんが安心して赤ちゃんにあげられる飲料としても、昔から勧められてきました。さらに最近では、健康に大切なパワーが秘められていることも、次々と科学的に立証されています。日本人の祖先伝来の知恵が、最近の科学で改めて証明されたといえそうです。麦茶は天然の機能性飲料なのです。
麦茶の原料は?
大麦と人類のかかわりは大変古く、今からおよそ1万3千年前に、イラン、イラク、チグリスユーフラテス、インダス川流域の古代文明発祥地で、栽培されていたことが知られています。日本には、縄文期の末期、今から2500年ほど前に、栽培植物として伝播し、広く全国に広がったと考えられています。
麦茶の原点は平安時代?
日本の歴史上の記述は、平安期初期(10世紀初め頃)に編集された日本最初の百科事典ともいうべき「和妙類聚抄」の中に、「米麦を乾かし、これを炒って粉にし、湯水に点じて服す。」との記述があり、現在の麦茶とは違いますが、煎った麦の香ばしさを楽しむ飲み物、という点では麦茶の原型があったと言えるのではないでしょうか。
http://www.mugicya.or.jp/history/index.html 引用
http://www.mugicya.or.jp/history/index.html 引用
庶民に定着した「麦湯」は、時を経て「麦茶」へ
その後、麦茶は変遷を経て、江戸時代の後期には庶民の生活の中にしっかりと定着したものになっていったと言われています。
わが国では、はやくから大麦を炒って飲料にする習慣がありました。緑茶の普及するはるか以前で、戦国の武将たちも好んで愛飲していたと伝えられています。江戸時代末期になると、麦茶は、町人衆の気軽な飲み物、お茶がわりとして商品化され今でいう喫茶店のような「麦湯店」なるものが出て、大いに繁盛したようです。人々は縁台に座って麦茶を楽しみ、話に花を咲かせたことでしょう。明治になってからも、上野・浅草・両国などの下町では、夕方から夜中まで「むぎゆ」と書いた行燈が通りに立ちならび庶民の憩いの場となっていました。
https://www.marubishi-inc.co.jp/knowledge/history/ 引用
https://www.marubishi-inc.co.jp/knowledge/history/ 引用
麦茶の成分とその特徴を学ぶ
麦茶の抽出物をテストしたところ、胃の粘膜を保護する作用や糖尿病の合併症を防ぐ効果、炎症を抑える作用など、優れた機能性があることがわかりました。
ノンカフェインドリンクである「麦茶」にはどのような成分が含まれているの?
その歴史を紐解くと私達の生活の中に「麦茶」が根ずいたのはもうずいぶん前の事のようですが・・
後に「麦茶」の抽出物を検証したところ、実に様々な効能があることがわかりました。はるか昔から飲まれていた(麦湯)「麦茶」の効能が、科学的にも立証されたということなのですね。
「麦茶」はミネラルが豊富
ミネラルが不足するとどうなるの?
ミネラルが不足すると、疲労感や倦怠感、めまいなどの症状を招きます。なので、特に暑い夏には、水分補給だけではなく、失ったミネラルも補うことが大変重要であると言われています。
「麦茶」には抗酸化成分が含まれている
「麦茶」には抗酸化作用があります。そのため、ガン、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病等の成人病の予防効果が期待できると言われています。
また、抗酸化作用が、アンチエイジングにも効果あり!はオトナ女子の常識。代謝を促すことにより、むくみ予防や美肌効果が期待できるとも言われています。
https://www.marubishi-inc.co.jp/knowledge/effect/ 参照
また、抗酸化作用が、アンチエイジングにも効果あり!はオトナ女子の常識。代謝を促すことにより、むくみ予防や美肌効果が期待できるとも言われています。
https://www.marubishi-inc.co.jp/knowledge/effect/ 参照
「麦茶」は食物繊維が豊富で鉄分に富んでいる
食物繊維が豊富であるということはすなわち女子(ジョシ)の大敵・便秘解消に効果が期待できるということですね。
「麦茶」にはアルキルピラジンが含まれている
「麦茶」の香ばしい香り成分が「アルキルピラジン」です。この成分は血液がサラサラになる効果を発揮すると言われています。
https://www.kagome.co.jp/company/news/2004/000396.html 参照
https://www.kagome.co.jp/company/news/2004/000396.html 参照
ここで、ブレイクタイム「麦茶の日」
皆さんは、毎年6月1日「麦茶の日」を、ご存知ですか?
6月は「麦秋」という言葉があり、麦の穂が実り、 麦茶の原料である大麦の収穫シーズンにあたります。
また、6月1日は衣替えにもあたり、まさに麦茶の季節の始りにふさわしい日ということで、 1986年に記念日として制定されました。 2019年も、全国麦茶工業協同組合では、各地で麦茶の無料配布などのイベントを行ないます。
皆様そろってお越しください。
http://www.mugicya.or.jp/index.html
6月は「麦秋」という言葉があり、麦の穂が実り、 麦茶の原料である大麦の収穫シーズンにあたります。
また、6月1日は衣替えにもあたり、まさに麦茶の季節の始りにふさわしい日ということで、 1986年に記念日として制定されました。 2019年も、全国麦茶工業協同組合では、各地で麦茶の無料配布などのイベントを行ないます。
皆様そろってお越しください。
http://www.mugicya.or.jp/index.html
幼いころから当たり前のように親しんできた方も多い「麦茶」は、良いことずくめの優れものドリンクなのだということがわかりました。これから厳しさを増す夏に向けてますます出番が増える「麦茶」
その効能をイメージしながら、今まで以上に日々の生活に「麦茶」を取り入れていきたいですね。
その効能をイメージしながら、今まで以上に日々の生活に「麦茶」を取り入れていきたいですね。
そんな身近な存在である夏の飲み物「麦茶」ですが、さほどその効能などは意識しないで飲用している人が多いのも、また「麦茶」。