プロフィールを紐解いてみる

デビューのきっかけは、父・佐田啓二さんの十七回忌法要でのこと

中井貴一 - ホーム | Facebook (50637)

1961年9月18日 

東京都世田谷区にてご誕生。

現在56歳。

成蹊中学校・高等学校を経て成蹊大学経済学部へと進む。

成蹊大学在学中、父の17回忌の法要の際に映画監督の松林宗恵にスカウトされ、1981年公開の松林監督作品・映画『連合艦隊』にご出演。

中井貴一さんはこの作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されました。

輝かしい俳優デビューです。

以後は、数多くの映画・ドラマ・舞台・ナレーションなど、その多彩な才能をフルに生かしてご活躍中。 Wikipedia参照

22歳・こんな時代もありました。

p11616松田聖子中井貴一『プルメリアの伝説』スチル - ヤフオク! (50519)

ハワイを舞台に描かれたラブストーリー「プルメリアの伝説・天国のキッス」

松田聖子さんの相手役としてご出演されたのは中井貴一さん22歳の時。

ウインドサーファーに賭ける青年を演じました。
画像からも、その初々しさが伝わります。

その面影に、受け継がれる「血」を感じます

プレミアムトーク 中井貴一|NHKあさイチ (50638)

中井貴一さんが、父である名優・佐田啓二さんを亡くされたのは2歳半の時。

銀幕での父の姿は、同じ道を志した中井貴一さんの目にどのように映ったのでしょう。

中井貴一さんのインタビュー記事からは、37歳で亡くなるまで、たくさんの映画・ドラマに出演された父・佐田啓二さんを常に頭のどこかで意識されていることが伺えます。
Heiichirô Fukui (Keiji Sada): "Our greetings may seem like a waste of time but they act like a lubricant in this world. Meaningles… | puruto Ⅴ( 往年の俳優 ) | Pinte… (50520)

「父」と「子」

その表情には、脈々と受け継がれる「血」を感じます。
もし、このお二人が共演していたら、果たして、どんな作品が生まれていたのでしょう。

そんな、叶わぬ想像を巡らしてしまうくらい、遺伝子の濃さを感じずにはいられません。

この優しい面差しに、お人柄が偲ばれる「二人の名優・佐田啓二さんと中井貴一さん」
 俳優デビューから37年を迎えた中井は「今、やってきて、自分なんかが俳優やっていられるのは、オヤジとオフクロのおかげなんだろうと思います。自分の実力なんて1くらいで、オヤジが遺してくれたものが、ほとんどを占めているんじゃないかと思います」と、しみじみ話していた。

鎌倉がなければぼくたちは存在してない、

2歳半のときに父が亡くなり、お墓は円覚寺にありましたから、北鎌倉に行くことはぼくにとって父に会いに行くことだったんですよ。ことあるごとに北鎌倉に行って、お墓参りをし、父に手を合わせて報告をする。ですから、鎌倉に行くことは何も特別なことではなく、自分達の人生の中で当たり前のことの一つだったんです。

演じる役柄は、実に幅広い中井貴一さん

映画・舞台・ドラマ・・・

映画「記憶にございません」

映画「記憶にございません」

ご自身で「大人が楽しめるジャパニーズコメディ」と仰る作品。

エンターテイメントコメディを心の底から楽しんでいらっしゃることがわかります。
舞台「メルシーおもてなし」

舞台「メルシーおもてなし」

全身で表現される中井貴一さん。

その「真剣なユーモア」に、観ている私たちは惹き込まれてしまいます。

圧巻の存在感は時代劇でも・・

特集記事から探す | NHKアーカイブス (50925)

大河ドラマ初出演で主役「武田信玄」を演じられた中井貴一さんは当時27歳
 「武田信玄」のチーフプロデューサー、村上慧さんが僕の家に来たときのこと。村上さんは、父が出演した大河第1作「花の生涯」(63年)のスタッフで、やっぱり家に出演交渉に来ていた。当時と応接間が変わっていなかったから、「そのときの景色がここにあって、今、自分は息子さんに主役の依頼をしている。感慨深い」とおっしゃった。
中井貴一BLOG 五感の旅 (50640)

中井貴一さんの時代劇での存在感は圧巻です。

画像は「雲霧仁左衛門4」より
中井は日本映画界における時代劇の衰退に触れつつ「真正面から日本人の心を映し出したつもりです。我々の世界で、時代劇の火を灯し続けなくてはいけません」と強い想いを口にする。

そして今季は初めてのミュージカルにご主演♪

☆ミュージカル「日本の歴史」 | 中井貴一BLOG 五感の旅 (50910)

三谷幸喜さん作・演出のミュージカル「日本の歴史」にご出演。

長いキャリアの中で初めてミュージカルに挑まれるという中井貴一さん。

「この名優が様々なタイプの役柄を演じ分ける姿が見られるなんて、ファンのみならず嬉しいところです。何よりも、どのような歌声を聞かせてくれるのか、待ち遠しい限りです!」(シスカンパニー公演ミュージカル「日本の歴史」オフィシャルサイトより抜粋)
 http://www.siscompany.com/mitani/gai.htm

中井貴一さんのもうひとつの感性

この声・このナレーションに気持ちがほっこり

☆サラメシ 火曜20:15〜に | 中井貴一BLOG 五感の旅 (50914)

「サラリーマンの昼飯」略して「サラメシ」
番組のコンセプトは『ランチをのぞけば、人生が見えてくる』。

ランチの裏に秘められたこだわりやエピソードを、中井貴一さんが、独特のユーモアセンスを織り交ぜたナレーションで語っていらっしゃいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サラメシ 参照

だから・・中井貴一さんは・・ライム色した50代・・

『志の輔らくご』の創作落語4本を舞台化する『メルシー!おもてなし』主演の中井貴一にインタビュー! | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (50926)

透き通った目には底知れぬ「力」を感じます。

透明感のある声にはたまらない安堵を感じます。

VS万物 穏やかに、たおやかに捉える方なんだろうなあと感じます。

物事に動じない落ち着きを感じさせてくれます。

60代・70代・80代いやいやエンドレスで「中井貴一」さんは、ぎゅっと絞ったライムの香りを振りまきながら、爆進し続けていかれるのであります♪

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