ガレット(Garette) 知っておきたいエピソード

ガレットって、そば粉生地を薄く焼いたもの?

ガレット(仏: galette)はフランスでは「円く焼いた料理」を意味しますが、日本では特にそば粉生地を薄く焼いたブルターニュ風ガレットを指すことが多いようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88 参照

素材はハム・チーズ・卵?

フランスのブルターニュ地方の有名な郷土料理です。この地方は雨が多く小麦の栽培に適さない土地ですが、そばの栽培には適しているので昔からこの料理が食べられてきました。ガレットの定番はハム、卵、チーズだということですが決まった具材はありません。様々な具の組み合わせがあり、生地も日本そばと同じようにそば粉だけで作る場合と小麦粉を何割か混ぜる生地があるそうです。因みにフランスではガレットやクレープ料理専門店のことを「クレープリー」呼ぶのだそうです。
広く知られているガレットはそば粉メインの生地、そしてハムやチーズ、卵が主なトッピング素材ですが、数種の生野菜を合わせて頂いたり。果物やスイーツ系素材を楽しむガレットもあります。また、生地自体がじゃがいもを用いたものなど、そのバリエーションはさまざま。紅茶?珈琲?ハーブティ?それとも白ワインとともに?

ガレット(そば粉バージョン)の生地はどうやって作るの?

基本の基・シンプルなガレットレシピを見つけました。仄かな香りとモチモチ感が魅力のそば粉生地ガレット。ご参考になさってみてください。

そば粉のガレット(ケンタロウ先生)調理時間 /30分 *ガレットの生地を休ませる時間は除く。

フランス・ブルターニュ地方の郷土料理。外側はパリッと、...

フランス・ブルターニュ地方の郷土料理。外側はパリッと、かめばモチモチとした食感です。

材料(2人分)
【ガレットの皮】*ガレットの皮はつくりやすい分量。約6枚分できる。
・そば粉150g・塩小さじ1/4・水250ml・溶き卵1コ分
【具】*2枚分・ベーコン2枚・しめじ1パック・卵2コ・ピザ用チーズ大さじ6
・細ねぎ (小口切り)適量・オリーブ油大さじ1・塩二つまみ・黒こしょう (粗びき)・サラダ油少々
つくり方
1【皮】の準備をする。ボウルにそば粉、塩を入れ、水100mlを少しずつ加えて木べらで練る。粉っぽさがなくなったら残りの水、溶き卵を加えて泡立て器でよく混ぜる。ラップをして1時間休ませる。
! ポイント
木べらで押さえつけるようにして、少しずつ練り混ぜる。
2【具】の準備をする。ベーコンは2cm幅に切り、しめじは石づきを落として小房に分ける。フライパンを熱してオリーブ油をひき、ベーコンを強めの中火で炒める。少し焼き色がついたらしめじを加え、塩、黒こしょう少々をふってよく炒める。全体に焼き色がついたら取り出す。
3フライパンを熱してサラダ油をひき、紙タオルでなじませる。1を玉じゃくし1杯分弱流し入れて、フライパンを手早く回しながら薄く広げ、中火で焼く。
4表面が乾き始めたら2の【具】とチーズをそれぞれ半量ずつ中央にのせ、土手をつくるように真ん中を空けて、そこに卵1コを落とす。
5皮の縁がカリッとしてきたら【具】を包むように四方の皮を内側に折り込む。フライパンにふたをして、チーズが溶けるまで弱火で加熱する。
! ポイント
皮に焼き色がついてパリッとしてきたら、折り込むサイン。
6器に盛り、細ねぎを半量散らし、黒こしょう適量をふる。もう1コも同様につくる。
【残りの皮はこんな食べ方も】
皮は6枚分だから、残りは好みのジャムやフルーツ、生クリームなどをのせて甘く食べてもおいしい。
生地の作り方さえマスターすれば、あとはお好み素材で応用自在。その日の気分と飲みたいドリンクに合わせたガレットのバリエーションを楽しみたいですね。

インスタで見つけたガレットのシーン

ヨックモック ブルーブリックラウンジ

ワンちゃんとテラスでガレット。素敵な時間ですね。

表参道で軽めにランチ 久しぶりのガレット☺️

たっくさんのプロシュートが美味しそうです。

ガレット

素敵なテーブルセッティングですね。美しいガレットに目を奪われます。

じゃがいもで作るガレット

新じゃがとスモークサーモンのチーズガレット(関岡 弘美先生)調理時間 /25分

表面はカリッ!中はしっとり!じゃがいもの魅力がギュ~ッ...

表面はカリッ!中はしっとり!じゃがいもの魅力がギュ~ッとつまった一皿です。

材料(2~3人分)
・新じゃがいも (大)3~4コ(480g)・粉チーズ大さじ4・スモークサーモン70g・塩小さじ1/2・こしょう少々・オリーブ油
つくり方
じゃがいもと粉チーズを混ぜる
1じゃがいもは皮をむいて約3mm角の細切りにする。ボウルに入れて、塩を全体によくもみ込む。しんなりしたら水けをギュッと絞り、粉チーズとこしょうを加えて混ぜる。
! ポイント
じゃがいもは細切りにすると焼き目がつきやすくなり、表面がカリカリに焼ける。粉チーズはでんぷんの少ない新じゃがをくっつける「つなぎ」になる。
フライパンに広げて焼く
2フライパン(直径20cm)にオリーブ油大さじ3を中火で熱し、1のじゃがいもの半量をふんわりと広げて平らにする。スモークサーモンを真ん中に広げ、残りのじゃがいもをのせて平らにし、3~4分間焼く。
! ポイント
じゃがいもは空気を含ませるように広げ、押さえつけずに焼くことで、中の食感がふんわりとする。
裏返して焼く
3底にこんがりと焼き色がついてきたら上下を返す。オリーブ油大さじ1を鍋肌から加え、さらに3~4分間こんがりと焼き色がつくまで焼く。
! ポイント
フライパンからふたや皿に滑らせるようにして移し、裏返して戻すとよい。
カリッカリの食感がたまりません。サーモンとチーズの組み合わせも最高です。ビールにも白ワインにもよく合います。

ガレット素材のたとえば・・・・

「フランス ガレットめぐり」という興味深い記事を見つけました。本場フランスのお店紹介も載っています。ご興味ある方はご覧ください。
https://www.kaga-seifun.com/galette/

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