髪の毛が濡れていると、その内部のキューティクルは開きます。
キューティクルが開くと、髪の毛はタオルや枕などの少しの刺激でもボロボロの状態になってしまいます。
そのため、髪の毛を洗ったあとには、髪の毛が傷まないように、ドライヤーで適切に乾かすことが大切です。
タオルドライを行う場合には、ゴシゴシこするのではなく、髪の毛を挟み、優しくポンポンと叩くように乾かしていくのがポイントです。
髪の毛を傷めずにドライヤーをかける方法としては、まず頭皮をしっかりと乾かすことです。
ドライヤーで髪の毛を乾かすといっても、実際には乾かすのは髪の毛だけではありません。
ドライヤーを持つ手だけを動かすことを意識し、風が一部分にあたり続けないようにしっかりと動かして乾かすようにしましょう。
ドライヤーのかけ方には正しい方向があります。
髪の毛に対し30度ほどの上方向から風をあてていくとよいでしょう。
キューティクルは下からめくれるようについているので、下方向から風をあててしまうと、キューティクルを毛羽立たせることにつながり、髪の毛を傷めてしまいます。
また最後に冷風をあてるのもポイントです。
キューティクルを引き締めることができ、外部からのダメージを防ぐことにもつながります。
そして頭皮が完全に乾き、髪の毛が8割ほど乾いたらドライヤーの使用は終わりにしましょう。