菜の花を鑑賞する

「菜の花や月は東に日は西に」与謝蕪村

菜の花が与えてくれる優しい時間

菜の花が見頃 横須賀・くりはま花の国

横須賀市神明町にある「くりはま花の国」では広さ1200平方メートルの花壇に、3つの品種、およそ12万本の菜の花が植えられています。いま見頃を迎えているのは「カラシナ」と呼ばれる品種で、ことしは暖冬の影響でつぼみの生育もよく例年以上に花の付きがよいということです。

インスタで見つけた「菜の花」

菜の花を食す~オトナ女子は10分レシピで春を表す~

菜の花は「食用」「油」「観賞用」とで、それぞれ品種が違うそうです。
例えばですが、
「食用」→(品種名)菜々みどり
「油」→菜々みどり/キラリボシ/ななしきぶ/キザキノナタネ
「観賞用」→黒川寒咲きちりめん/春雷/江月
などが使われているそうです。
ひとくちに「菜の花」と言っても品種開発などにもより、その種類は相当数あるようですね。

菜の花の昆布漬け(藤井 恵先生)

これ1品で野菜120g以上!昆布の風味で上品な味わいに。

これ1品で野菜120g以上!昆布の風味で上品な味わいに。

材料(3人分)
・菜の花 2ワ(400g)
・塩 小さじ1/2
・昆布 (20×7cm) 2枚
つくり方
1菜の花は熱湯でサッとゆでてざるに上げ、水けを絞って塩をふる。
2表面を軽く拭いた昆布の上に1の半量を重ならないように並べ、昆布をもう1枚のせる。同様にもう一度くり返す。ラップでぴっちり包み、冷蔵庫で1時間以上おく。食べるときに昆布を刻んで添えても。
【保存】冷蔵庫で1週間
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/41196_菜の花の昆布漬け.html

菜の花の焼きチーズサラダ(田代 和久先生)

少量の水とオリーブ油で菜の花を炒め煮にして、粉チーズを...

少量の水とオリーブ油で菜の花を炒め煮にして、粉チーズをふればでき上がり。シンプルだけどおいしい! と思わずつぶやいちゃうサラダです。

材料(2人分)
・菜の花80g*あらかじめ切られたものでもよい。
・パルメザンチーズ (粉) 一~二つかみ
・ハム (細切り) 大さじ1
・オリーブ油
・塩
・黒こしょう (粗びき)
つくり方
1菜の花は水に浸してシャキッとさせる。フライパンにオリーブ油大さじ1+1/2と水カップ1/4を入れ、菜の花の茎を中心に、水分がほぼなくなるまで炒め煮にする。
2ハムの半量とパルメザンチーズを加えてサッと炒める。
3仕上げに残りのハムを散らしてサッと炒め合わせ、塩・黒こしょう各適量で味を調える。
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/18243_菜の花の焼きチーズサラダ.html

菜の花と帆立てのバターじょうゆ焼き(大原 千鶴先生)

帆立てのうまみたっぷりのバターじょうゆが菜の花のほろ苦...

帆立てのうまみたっぷりのバターじょうゆが菜の花のほろ苦さを引き立てる、絶品の一皿です。

材料(2人分)
・菜の花 1/2ワ(100g)
・帆立て貝柱(刺身用)150g
・塩 1つまみ
・小麦粉 適量
・バター 10g
・しょうゆ 大さじ1/2
つくり方
1菜の花と鶏肉の治部煮の1と同様に菜の花の下処理をする。帆立ては小麦粉を両面に薄くまぶす。
2フライパンにバター10gを入れて中火で熱し、帆立てを加えて両面をこんがりと焼く。菜の花、しょうゆ大さじ1/2を加え、全体にしょうゆがからんで汁けが煮詰まるまで約
30秒間火を通す。
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/21337_菜の花と帆立てのバターじょうゆ焼き.html

菜の花のナムル(李 映林先生)

菜の花のほろ苦さが、春を感じさせてくれます。

菜の花のほろ苦さが、春を感じさせてくれます。

材料(つくりやすい分量)
・菜の花1ワ
【A】
・しょうゆ小さじ1
・ごま油小さじ1
・白ごま小さじ1/2
・塩 適量
つくり方
1菜の花は色よく塩ゆでし、ざるに上げて水けを絞る。
2食べやすい大きさに切り、【A】であえる。
! ポイント
菜の花の状態を見て、ゆで時間を加減する。茎を触って、少し堅さが残っているくらいがよい。
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/41249_菜の花のナムル.html

菜の花と豚肉の炒め物(高城 順子先生)

時短料理の定番・炒め物も、あらかじめ野菜に火を通してお...

時短料理の定番・炒め物も、あらかじめ野菜に火を通しておけば、よりスピーディーに。ご飯がすすむ、中国風の味つけでどうぞ。

材料(2人分)
・菜の花1ワ(200g)
・豚切り落とし肉100g
・しょうが1/2かけ
・にんにく1/2かけ
・ねぎ10cm
【A】
・酒小さじ2
・しょうゆ 大さじ1/2
・オイスターソース 小さじ1
・砂糖 少々
・塩 少々
・酒 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・サラダ油 大さじ1/2
・ごま油 小さじ1/2
つくり方
1菜の花は洗い、根元の堅い部分を落とし、長さを半分に切る。水けがついたまま耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ(600W)に2分間かける。
! ポイント
菜の花をレンジにかけておくことで、炒め時間を短縮できる。
2豚肉は、パックから出した形のまま2~3か所に包丁を入れ、酒・しょうゆをもみ込む。しょうが・にんにくは薄切り、ねぎはみじん切りにする。
3フライパンにサラダ油を中火で熱し、しょうが、にんにく、ねぎをサッと炒める。豚肉を加えて強火で炒め、色が変わったら菜の花を加える。
4【A】を加えてサッと炒め、ごま油を回しかけて炒め混ぜる。
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/21387_菜の花と豚肉の炒め物.html
花弁はたしかに小さいけれど、ビタミンカラーの代表格・黄色のパワーを全身で表現してくれる菜の花。春の息づかいを届けてくれる愛らしくも力強い菜の花を、目で楽しんで、食で楽しんで、四季を実感したいですね。菜の花は買ってきたらまずは冷水に漬けてシャキッとさせることもポイントかもしれません。あっという間に茹で上がるので、いったん火にかけたら、目が離せないデリケートな野菜でもあるようです。さっそく今夜は、食卓に「春の息吹」を載せてみませんか?ビールやワイン・日本酒との相性も抜群です。

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