「生きてるだけで、愛。」の中のふたり
寧子
via ikiai.jp
津奈木
文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に甘んじる日々を送る津奈木は、仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係にも期待しなくなっていた。
http://ikiai.jp/about/story.html
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寧子と津奈木~自分の思いを言葉にして伝える術を持っていない・不器用な男と女の恋の物語~
あたしたちがずっとつながっていることなんかできっこない。せいぜい五千分の一秒。過激で滑稽、でもとことん真摯な愛の物語。https://www.shinchosha.co.jp/book/137171/
via www1.nhk.or.jp
『生きてるだけで、愛。』
『生きてるだけで、愛。』予告 11月9日(金)公開 - YouTube
この短い動画からも、生々しい心の痛みが伝わります。
彼らの恋愛はアンビバレンス?
津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても静かにやり過ごし、怒りもしなければ喧嘩にすらならない。それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度がむしろ寧子を苛立たせるが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持っていなかった。
う~ん ばっかじゃん さっきから
ほんと つかれるなあ 生きてるだけで ほんと つかれる
そして・・かつて津奈木とつき合っていた安堂が、寧子の前に現れる
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私という存在を誰かにわかって欲しい、誰かとつながりたいという強烈な叫びだ。それを愛と呼ぶならば、まず自分で自分を受けとめなければならない。生きている限り、自分と別れることはできないのなら、せめて一瞬でも分かり合えたと思える瞬間を信じたい。だからどうかありのまま愛することを許してほしい、「あなた」を、そして「私」自身を。
聴いたあとの余韻がハード過ぎて・・画像と共に頭の中に様々なシーンが蘇ります。
♪あわい あまい めまい ぬるい にぶい まどい くらい ふかい せかい あおい あかい ねがい♪
映画に深みを与えているのは、世武裕子が歌う楽曲『1/5000』。「あわい、あまい、めまい」と韻を踏みながら紡がれていく独特な歌詞は、作詞家の御徒町凧と世武の共作で生み出されたものだ。主人公の寧子、津奈木の心情ともリンクする映画の世界観を表した楽曲となる。
おまけに過眠症のため、家にいても家事ひとつするわけでなく、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。
姉との電話やメールでのやり取りだけが世間との唯一のつながりだった。
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