目の下のクマ、「青クマ・茶クマ・黒クマ」の見分け方と対処法は?

目の下のクマには、青クマ・茶クマ・黒クマの3種類があり、間違った対処法で悪化させてしまうこともあります。

青クマ

青クマの原因は、血行不良。デスクワーカーに多く、睡眠不足や肉体疲労、貧血、ストレス等も原因です。血行不良により血中の酸素が不足すると、血液透けて青黒く見えます。

→ 青クマは、皮膚の下の静脈の色が青く見えるもので、皮膚を引っ張ってもクマの位置が動きません。

茶クマ

茶色クマの原因は、紫外線や刺激による色素沈着。目の下の皮膚はデリケートなので、他の部位よりも紫外線ダメージを受けやすいもの。目をこするクセや、アイメイク時の力の入れすぎ、乾燥などで、メラミンが生成され茶色くなる場合もあります。

→ 茶クマは、皮膚そのものの色素沈着によるものため、皮膚が引っ張られると、クマも一緒に動きます。

黒クマ

黒クマの原因は、加齢により目の周りの筋肉が衰えてたるむことによりできる影やシワ、目の下の窪みのほか、顔のむくみも黒クマの原因です。

→ 黒クマは、皮膚を引っ張って伸ばすと、クマの色が消えて見えなくなります。

青クマには、血行促進と睡眠、そして「ビタミンK」と「鉄分」の摂取

青クマには、血行促進と睡眠が大事。まずはしっかり睡眠をとること!
蒸しタオル等での血行促進も効果的です。

効果のある食事と栄養素は、血液の凝固に関わるビタミンKと一緒に鉄分、そしてタンパク質を摂ることも忘れずに。
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【ビタミンK】
ビタミンKの含まれている食品は、納豆・ほうれん草・小松菜・ニラなど、
色の濃い緑黄色野菜に多く含まれています。
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【鉄分】
レバー・牛センマイ・いわし・しじみ・卵黄・高野豆腐・パセリ・ほうれん草・小松菜など、
鉄分を効果的に取るためには、ビタミンCと動物性のたんぱく質に含まれる消化酵素も一緒に取りましょう。
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茶クマには、UVケアと刺激を減らす、そして、「ビタミンA」と「ビタミンC」

茶クマには、目のまわりに刺激を与えないことです。
普段、目をこするクセのある方は要注意、クレンジングは丁寧に行い、洗顔後の目元の保湿もしっかり行いましょう。目元のUVケアも忘れずに。

効果のある食事と栄養素は、メラニン抑制する「ビタミンA」と、色素沈着を落とす「ビタミンC」、そしてタンパク質を摂ることも忘れずに。
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【ビタミンA】
にんじん、モロヘイヤ、パプリカ、ほうれん草、シソの葉、唐辛子、レバー、うなぎ、あんこう、など、
【ビタミンC】
パプリカ、パセリ、ゴーヤ、ピーマン、芽キャベツ、ゆず、レモン、柿、キュウイ、など
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黒クマには、目元の保湿、

黒クマは、主に加齢が原因。
急激なダイエットや目元のむくみが要因となる場合もあります。

乾燥することによって小じわが増え、さらにクマが濃く見えしまわないよう、目元の保湿をしっかりしましょう。
むくみやすい体質の場合は、循環をよくするためにマッサージや冷え対策を、
また、表情筋を鍛えることによって、ほうれい線や頬のたるみが引き締まり目の下の影が薄くなります。

効果のある食事と栄養素は、コラーゲンや、ポリフェノールの一種のイソフラボンが注目。
イソフラボンは「女性ホルモン」のエストロゲンと似たような働きをしている為、女性ホルモンの代用成分と言われています。
ただし、コラーゲンは体内で一度アミノ酸に分解される点や、イソフラボンは過剰摂取による乳がんリスクも指摘されていますので、他の食品との組み合わせでバランス良く摂取しましょう。

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【コラーゲン】鶏の手羽先・軟骨、モツ、牛すじ、フカヒレ
【イソフラボン】大豆、納豆、豆腐
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