鼻の付け根の横ジワ

目と目の間、鼻の付け根あたりに刻まれる横ジワ。鼻まわりのシワの中でも多くの人にできやすいシワです。

ここにシワが寄るのは、表情筋の一つ、鼻の付け根にある「鼻根筋」の収縮によるもの。眉をひそめて眉間に縦ジワを寄せた時、鼻の付け根には横ジワもできていることが多いのです。
こうした表情を作ったときにできるシワは、「表情ジワ」と呼ばれます。表情ジワは若いうちには表情を戻せば自然とシワ消えるのですが、年齢を重ねるにつれ表情を戻してもシワが残ってしまいやすくなり、だんだん深く刻まれてしまうのです。

予防や改善には、まず、ここにシワが寄るような表情のクセがないかを見直して、普段からなるべくシワを寄せないようにすることが大切です。
また、シワを優しく伸ばすようなマッサージも効果的です。

鼻筋に沿った縦ジワ

鼻の小ジワと言うと横ジワが気になるという方が多いのですが、中には鼻筋に沿って縦ジワができてしまうという方もいます。
縦ジワの場合は、表情で自然に刻まれるというよりは、自分で鼻をつまんだり鼻まわりをいじったりするクセが原因になってシワが寄ってしまう場合が多いようです。
また、乾燥が原因でうっすらと縦ジワができるケースもあるようです。

鼻を触ってしまうクセがある方は、まずはそのクセをやめるようにしましょう。
鼻の付け根に指をあてて行うようなやり方のフェイササイズなどが原因になっている場合もあるので注意してみてください。

乾燥が原因でシワになっている場合は、洗顔や入浴の後にはシワが目立たなくなっているはずです。このタイプなら、鼻まわりの保湿ケアを重点的に行うのがおすすめです

鼻の下の梅干しシワ

鼻の下、唇との間にできる細かい縦ジワ。「梅干しシワ」なんて呼ばれることもありますね。
このシワも、とても老けて見えてしまう厄介なシワです。
鼻の下に縦ジワができてしまうのは、唇のまわりにある表情筋「口輪筋」の衰えと、肌の弾力の低下が主な原因です。

このシワの予防や改善には、ほうれい線対策としてもおなじみの「ベロまわし体操」が効果的です。口を閉じた状態で歯の表面に沿って舌をぐるぐると回すエクササイズです。右回りと左回りを15回程度行うのを目安にしましょう。舌で内側からシワを伸ばすとともに、口輪筋を鍛えることに役立ちます。
以上、鼻まわりのシワの種類と対策についてお伝えしました。
これらのシワの根本的な原因として、加齢による肌の弾力の低下が考えられるため、上記の対策に加えて、コラーゲンやコラーゲンの材料となるたんぱく質、コラーゲン合成に必要なビタミンCなどを食事から摂るようにするのも大切です。
しっかりケアして、若々しいお肌を保っていきましょう。

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