生き方も世代も全くかけ離れた女どうしのぶつかり合いと友情を、ユーモアたっぷりに描いたヒューマンドラマ「あなたの旅立ち、綴ります」。カナダに実在した女流画家の物語「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」から人生において大切なことを考えてみたい。
「あなたの旅立ち、綴ります」が私達に教えてくれること
via ttcg.jp
ビジネスで成功を収めた老婦人ハリエットは、何不自由なく思うがまま暮らしていた。80代に入り孤独と死への不安を感じる中、新聞の訃報記事に目を留め、生きているうちに自分の訃報記事を用意することを思いつく。地元の若い新聞記者アンに執筆を依頼するが、アンがハリエットの周囲に取材をしたところ、疎遠になっていた家族はおろか元仕事仲間から地元の牧師まで誰も彼女のことを良く言う人はいない。思い描いていたものとはかけ離れた原稿を読んだハリエットは、最高の訃報記事になるように自分を変えようと決心する。
いつ訪れるかわからない人生の終着点
残された人々の心に残る自分て、どんな人間なの?
最高の訃報記事に欠かせないのは、家族や友人に愛されること、同僚から尊敬されること、誰かの人生に影響を与えるような人物であること、そして記事の見出しになるような人々の記憶に残る特別な何かをやり遂げることの4条件。
『あなたの旅立ち、綴ります』予告編
via www.youtube.com
これらを満たすためにハリエットとアンはまず地域のコミュニティセンターに向かい、そこで出会った9歳のブレンダと親交を深める。その次にハリエットは、子供の頃からラジオと音楽を愛し長年コレクションしていたレコードを携えて地元のラジオ局に向かい、自分をDJとして採用するよう直談判。81歳にしてラジオDJデビューを成し遂げ、人々の記憶に残るという条件をクリアする。さらに何十年も連絡を取っていない娘と和解するため、ハリエットはアンとブレンダとともに娘の暮らす町へ。久しぶりの再会に当初ぎこちない雰囲気ではあったものの、娘が幸せに暮らしていることを知り満足するハリエット。
楽しい旅を終えた彼女だったが、医師から余命わずかであるとの宣告を受け、アンに訃報記事を書き直してほしいとお願いする。強気なハリエットと一歩を踏み出す勇気のないアンはぶつかり合ってばかりだったが、いつしか二人の間には友情が芽生えており、悩みを抱えていたアンの気持ちにも変化が起きる。しかし別れの時は間近に迫っていた――。
きっかけはなんであれ、時々立ち止まって、「自分生活」を振り返るのはとても大切なこと。
時間の使い方。
家族やパートナーや職場の人たちとのかかわり方。
この映画は、私達があたりまえと感じてしまっている日常の中のいろいろなことの大切さを気づかせてくれるような気がします。
「感謝」という言葉の意味を改めて感じさせてくれる・・観た後にはそんな優しい感情がこみ上げます。
時間の使い方。
家族やパートナーや職場の人たちとのかかわり方。
この映画は、私達があたりまえと感じてしまっている日常の中のいろいろなことの大切さを気づかせてくれるような気がします。
「感謝」という言葉の意味を改めて感じさせてくれる・・観た後にはそんな優しい感情がこみ上げます。
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」が私達に教えてくれること
カナダに実在した女流画家の物語。カナダ東部の小さな町で暮らしてたモードは、子どもの頃から重いリューマチを患っており、両親の他界後は、実の兄をはじめ親族中からやっかい者扱い。しかも、身を寄せていた叔母は何かと束縛が厳しく、うっ屈した日々を送っていました。
そんなおり、ふとした縁で出会ったエベレットという男の元で住み込みの家政婦として働き始めることに・・・。
孤児院育ちで学が無く、魚の行商をなりわいとして、町外れでひとり暮らしていたエベレットと、親族中から邪険にされてきたモード、頑固なはみだし者どうしの同居生活はトラブル続き。しかし、互いに孤独だった心が温まっていくのを感じていくのです。
絵を描くことと、何よりも自由を愛したモードと、不器用ながらも彼女を愛し寄り添い続けた夫エベレットの姿は、人生において大切なことを何か考えるきっかけを与えてくれます。
NHKあさイチHPより抜粋
そんなおり、ふとした縁で出会ったエベレットという男の元で住み込みの家政婦として働き始めることに・・・。
孤児院育ちで学が無く、魚の行商をなりわいとして、町外れでひとり暮らしていたエベレットと、親族中から邪険にされてきたモード、頑固なはみだし者どうしの同居生活はトラブル続き。しかし、互いに孤独だった心が温まっていくのを感じていくのです。
絵を描くことと、何よりも自由を愛したモードと、不器用ながらも彼女を愛し寄り添い続けた夫エベレットの姿は、人生において大切なことを何か考えるきっかけを与えてくれます。
NHKあさイチHPより抜粋
via eiga.com
映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編
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人生において大切なことって・・なんなのだろう
via eiga.com
映画の主人公であるモード・ルイスは、カナダに実在した画家です。
彼女と夫エベレットとの、観ていてもどかしくなる不器用な関わり方に、自分の恋を重ねてしまう人もいるかもしれません。
彼は彼女と、そして彼女は彼と時間を育んだことで才能がより開花し、人生に大きな変化をもたらすことになったのです。
もし、今、心に引っ掛かりを持ちながら、恋を前に進められずにいるのなら、
自分の心の中に問いかけて~
いちばん大切なものはなんなのか・・・
そして、人を愛する方法に決まりはないのだということ。
この映画はそんなあたりまえのことを、気づかせてくれるような気がします。
観た後には、心があたたかい涙でいっぱいに満たされるような・・・
そんな素敵な作品です。
彼女と夫エベレットとの、観ていてもどかしくなる不器用な関わり方に、自分の恋を重ねてしまう人もいるかもしれません。
彼は彼女と、そして彼女は彼と時間を育んだことで才能がより開花し、人生に大きな変化をもたらすことになったのです。
もし、今、心に引っ掛かりを持ちながら、恋を前に進められずにいるのなら、
自分の心の中に問いかけて~
いちばん大切なものはなんなのか・・・
そして、人を愛する方法に決まりはないのだということ。
この映画はそんなあたりまえのことを、気づかせてくれるような気がします。
観た後には、心があたたかい涙でいっぱいに満たされるような・・・
そんな素敵な作品です。
原題:The Last Word。
主演はシャーリー・マクレーンとアマンダ・セイフライド。
Wikipedia参照