シワ・たるみを防備して、見た目マイナス10才肌!
同じ年齢でも、シワやたるみが多いのと少ないのでは、見た目年齢にグッと差が出ます。
20代のうちはそんなに差は出ませんが、30代・40代以降になると、実年齢より老けて見えるか若く見えるか、それまでのお手入れや過ごし方で、見た目が本当に変わるものです。
見た目年齢が実年齢より若いと、着るお洋服の幅も広がり、気持ちや心まで若くいられることにつながります。
シワやたるみの原因を知って、今からできることはしておきたいですね!
シワ・たるみの原因と対策とは?
シワは乾燥が原因と思われがちですが、深いシワのおもな原因は、真皮(肌表面の下)のコラーゲン繊維やエラスチン繊維の変性によるものです。
コラーゲン繊維は真皮の70%を占め、真皮を支える柱のような役目をしているとされています。
その他にも、真皮には肌の弾力を維持するバネのような役目をしている成分があります。
真皮の繊維が変性してしまうと、ピンとしたハリを保てなくなるので、シワやたるみが目立つようになります。
シワ・たるみ防御策① 紫外線から防備する
肌の老化原因の8割は、紫外線を浴びることによる、光老化(太陽光線の影響)からといわれています。
紫外線を浴びることで真皮で活性酸素が増え、コラーゲンやエラスチンの変性の要因になるのだとか。
すると肌から弾力がなくなり、シワとたるみにつながるのです。
土台はできるだけダメージを受けないようにすることが大事です。
普段から紫外線を避けた生活を心掛けてくださいね。
シワ・たるみ防御策② マッサージで力をアップ
真皮はお肌表面の土台であり、栄養や酸素をお肌のすみずみまで届けるという働きもあります。
お顔のマッサージをすることによって、血流やリンパの流れを良くし、この働きを活性化させることができます。真皮の働きの質を良くしておくのです。
また、質が良い(土台がよい)と、シワやたるみが出る率も少なくなります。
シワ・たるみ防御策③ 前兆の段階で気付く
たるみの前兆は小ジワです。小ジワが出始めたということは、土台が衰えてきた証拠。
小ジワを放っておくと大ジワになり、たるみにつながるのです。
小ジワの段階では修復が可能なので、生活スタイルを見直してみましょう。
食事内容をチェックし、お肌にプラスになる物を意識して摂り入れるようにしたり、今までのスキンケアを見直してみたり…。
この段階で気付いて、早めに何かしらの対処をしておくと、将来的にたるみが少ないお肌へ導いてあげることができます。
たるみが気にならない段階でも、小ジワが出始めたら、皮下脂肪の増加や筋力低下を防ぐことにつながる顔の筋トレなどを、取り入れていくのもおススメです。
~My検証結果・必須ワザ~
“何事も前兆の段階で手を打つ”、美容においても大事だと実感しています。
私は顔やボディにおいては、自分の理想の形をインプットしています。
特に顔のたるみの場合はシルエットが変化してくるので、「イメージと違うな」と感じたら、何かしら自分でできる範囲で見直します。
もっと言うと、たるみやシワの多い理想イメージは許されません。
お客様からよく「たるみがない」と言われるのですが、確かに年齢の割には少ないと思います。
エステティシャン/榎原 由子(MoreRavi ~モアラヴィ~)