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出会いと別れ、ちょっぴりセンチメンタルな気持ちになる卒業シーズン。

住み慣れた故郷を離れて新しい新天地へ旅立つ人、
今まさに、卒業を間近に控えている人、

旅立つ人も別れを見送る人も、その時その瞬間にふと思い出す「春ソング」があるはず。こんな季節だからこそ、懐かしい青春時代の歌を振り返ってみませんか?

「旅立ち」「卒業」「桜」をキーワードに、背中を押された、励まされた、思い出いっぱいの春ソングを街の人に聞いてみました♪

著名人もお忍びで通う、渋谷の人気ゲイバー「BAR VIVO」で聞いてみた!

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誰もが知っている、正統派な春ソングではなくて、ちょっとニッチな路線で春ソングを聞いてみたい!ということで、春ソング街頭インタビュー最後の地は渋谷にあるゲイバー「BAR VIVO」へ足を運んでみることに!
一体どんな世界が待ち構えているのか…!?とドキドキしながらお店に入ると、としママをはじめとする、爽やかなイケメンゲイスタッフが出迎えてくれました♪これまでとはひと味違う、春ソングの思い出を語ってもらえそうです♪
「恋愛写真」大塚 愛

「恋愛写真」大塚 愛

“贅沢はいらない、好きな人と友達としてでもいいから、ただ一緒にいたかった…!この歌を聴くと、その時の思い出が蘇るんですよ”
まずは20代のピチピチゲイボーイ、アキさんに「春」と聞いてまっさきに思い浮かべる思い出の歌を聞いたところ…。出てきたのは大塚 愛の「恋愛写真」。
中学生の時に初めて好きになった男の子への純粋な恋心がそのまま歌詞とリンクしていたのだとか。友達のままでいいから好きな人のそばにいたい、ただ一緒にいたかっただけなのにな、という秘めた想いを残したまま、告白することもできず卒業してしまった、そんな初恋の思い出が詰まった一曲をセレクトしてくれました。シンプルでストレートな歌詞とせつないメロディが心にグッと響きます!
「春になったら」miwa

「春になったら」miwa

“自分が今、本当に好きな人は誰なんだろう?と自分自身に問いかけて、次のステージに進む勇気をもらった歌”
続いての思い出春ソングを語ってくれたのは、偶然お店に遊びに来ていたスタッフのリョウさん。(※注:「ぼくはノンケです!」とのこと)舞台にも出演している爽やかイケメンの春ソングも聴いてみよう!ということでさっそく質問を投げてみました!そんなリョウさんが選んでくれた春ソングは高校生の頃に聞いていたというmiwaの「春になったら」。リョウさんにとって「次に進んで大丈夫!」と背中を押された一曲だそうです。なにがあったのか聞いてみると、当時付き合っていた彼女がいたにも関わらず、別の女性を好きになってしまったのだとか!自分が本当に好きな人は誰なのか?と自問自答する、誰もが一度は経験する恋の悩みを共有した思い出ソングとのこと。高校生活をそのままイメージできる歌詞はまさにドンピシャ!悩みを吹き飛ばして前向きな気持ちにしてくれる歌です。
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ここからリョウさんの青春トークがヒートアップ!聞いてもいないのに、さらに2曲も思い出を語り出したため、残念ながら割愛します。(笑)
ちなみにリョウさんの恋愛勝負曲は福山雅治の「家族になろうよ」。
勝負曲としては少々重そう(!?)ではありますが、こんな風に歳をとりたいなと思わせる歌詞はまさに理想の家族!新しい季節へと移りゆく春の歌としてもなんだか心がほっこりとします♪
「明日、春が来たら」松たか子

「明日、春が来たら」松たか子

“10代という性の狭間でさまざまな葛藤と闘っていた時に聴いていた歌”
ラストはBAR VIVOのとしママが登場!ゲイバーのママといえば、なんとなく強そうなイメージですが、男女分け隔てなく気さくに声を掛けてくれる優しいとしママは女の子からも大人気!ゲイバー初心者さんでも楽しく飲める空間を提供してくれています。そんなとしママが選んだ春ソングは松たか子の「明日、春が来たら」。「松たか子って女性だけど男性っぽい部分があるっていうか。セクシーじゃないんだけど、なぜか色気を感じるのよ。なんだろうね。松さんの世界観が好きなんでしょうね。」としママが10代の時に聴いていたというこの歌にもやはり恋の思い出があるのかも?とツッコミを入れてみると、出ました!失恋の思い出!!高校時代、大好きだったバレー部の主将に勇気を出して告白をしたものの、想い叶わずに終わってしまったあの日。ゲイという性に対する葛藤に悩んでいた時期に聴いていた思い出の歌だそうです。「この歌は歌詞がとってもいいの!前向きになりたい時に歌うのがオススメ!」落ち込んだ時、イライラしている時、ぜひ歌ってみてはいかがでしょうか。
「春〜spring 〜」Hysteric Blue

「春〜spring 〜」Hysteric Blue

“叶わぬ恋に夢中になっていた時期に聴いていた曲。次のステージに進まなきゃと気持ちを変えたい時に歌いたくなる歌”
としママが最も恋にハマっていた時期に聞いていた春の思い出ソングはHysteric Blueの名を世に知らしめた代表曲「春〜spring〜」。ずっと一緒にはいられない、禁断の恋への強い思いを断ち切ってしまいたい!そんなやるせない感情を発散させてくれるのがこの歌なのだとか。「春の歌って、曲は明るいのに歌詞は寂しくてせつなかったりするのよね。そこがシンクロできるのかも。悲しさを笑いに変えてくれる歌が多いっていうか…。辛い思い出は忘れられない、でも前向きにならなきゃ!そんな時に歌いたくなるよね。」としママたちの話を聞いていると、自分の感情とシンクロできるMY春ソングが欲しくなりますね♪

おまけ:恋を成就させたいあなたに!としママが教える、カラオケ恋愛必勝法♡

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楽しい恋から辛い恋まで、思い出いっぱいの春ソングを直撃インタビューしましたが、やはり恋愛経験豊富なとしママから恋を成就させる必勝法も、教えてもらいたい!ということで好きな人とカラオケに行く時のポイントを聞いてみることに…♪

★自分だけの「勝負曲」は恋愛成就のカギ!

3人の男性を落としたという、としママの勝負曲はF.O.Hの「I Believe」。「哀しい歌詞が印象的な歌だけど、気持ちが入りやすい歌。ちょっと年上の人ならキュンキュンさせちゃう!」とコメント。この歌で3人の男性のハートを射止めていることから、やはり勝負できる歌を持っていることは恋の駆け引きに大きな影響を与えるようです。

★自分の気持ちに合わせて歌う「歌」を選ぶ!

好きな人の前で歌うからこそ、気付いてほしい自分の「気持ち」を伝えるために狙って歌う歌を選ぶというのも恋心を伝える一つの方法。ただし、相手が歌っている歌は別の人のことを想って歌っていることに気付き、失恋してしまうことも…!恵まれない恋愛や失恋が多いゲイにとって中島美嘉の「桜色舞うころ」や松任谷由実「春よ、来い」は共感できる歌としてカラオケでも人気なのだそう!

★好きな歌でも自分よがりの歌はNG!

いくら良い歌でも好きな人と二人きりの時に歌ってはいけない歌もあることを忘れずに!と、としママからも忠告が。「森田童子の『ぼくたちの失敗』とかは歌っちゃダメよね!気持ちはわかるけど、好きな人の前で歌う歌じゃないわ〜!」なるほど、気持ちが暗い方向に傾いてしまうような歌で好きな人の心を引き寄せることはたしかにできないですよね。

街の人に聞いてみた「春ソング特集・渋谷ゲイバー編」いかがでしたでしょうか?

思い出の春ソングには、その人だけの忘れられないストーリーが満載!
嬉しかったり、哀しかったり、せつなかったり、さまざまな感情に突き動かされる時に聞いていた歌だからこそ、何十年経っても色褪せずに記憶の中で思い出が生き続けているんですね。今の自分の気持ちを代弁してくれる歌と出会って、5年後、10年後にふと思い出してみる…。そんな歌との触れ合い方をしてみてはいかがでしょうか♪
取材協力:
BAR VIVO
住所:東京都渋谷区宇田川町33-10 J+Rビル サイドJ 4F
TEL:03-3770-7081

営業時間:月〜木 20:00〜26:00
金・土 20:00〜5:00 
日・祝 20:00〜0:00

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