出産した後は食べ過ぎなどに気をつけていたら痩せるものだと思いませんか??
特に母乳の人は痩せやすいと聞きますが、実際は産後太りで体重増加で困ってしまうと いう人も多いです。
~~「実は私、産後太りしてました」~~
そう暴露したのは、昨年6月に第一子となる男の子を出産した小森純さん。妊娠して18㎏増え、産後もなかなかやせなかったそうです。“いやいや、もともとヤセているから……。”と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。――しかし、もともとの小森純さんの体型からすると妊娠後の体重増加の理想は約11㎏のため、かなりオーバー。どうやら小森純さん、本格的に太った上、産後太り状態からなかなか戻ることができなかったようなのです。ですが、もうすぐ産後1年になる小森純さんの現在はスリムな以前の体型。
努力次第で、産後太りは自力で解消できるという励みになりますね♡
産後はなぜ太りやすいのでしょうか??
妊娠中は、10kgぐらい増えてしまいますが生まれた後はかなり体重が減ると思いがちです。
どうして痩せないの?産後太りしてしまう3つの原因
「母乳あげてたら体重なんてあっという間に戻るよ」なんて話を聞いたことはありませんか?
残念ながら、この母乳痩せは出産したすべての人に当てはまるわけではありません。母乳育児をしていても産後太りになる人はたくさんいます。産後太りになってしまう原因としては、
出産による骨盤の歪み
内臓の働きの低下
食べ過ぎ
の3つが考えられます。
産後は出産のために骨盤が広がってしまっているので、とても太りやすいのです。
また、いろいろなところに脂肪も付きやすくなるので体形も崩れやすくなります。
骨盤が歪んだままだと、本来なら骨盤が支える内臓が下に落ちてしまい、内臓自体の働きが鈍くなり代謝が落ちてしまいます。
内臓が定位置にないということは、ボディラインにも歪みが生じてしまうということ。
体重が妊娠前に戻っているにもかかわらず、ウエストにくびれがない・妊娠前に履けたジーンズが入らないなどの悩みがあれば、骨盤の歪みで内臓が下がっている可能性があります。
ただでさえ、妊娠中は激しい運動が制限されていて基礎代謝が落ちやすいので、骨盤をしっかり矯正してあげることでさらなる代謝低下を招かずに済みます。
著しい基礎代謝の低下は、むくみやすかったりセルライトがつきやすくなってしまいます。
体重は戻ったけれど、体型が戻らないという話もよく聞きます。
妊娠中は、身体を動かすこともあまりしないので代謝が低下します。
そんな中で、赤ちゃんにミルクをあげるのは数時間おきでとても疲れますが消費カロリーはどうでしょうか?
母乳をあげると、500~1000kcalぐらいのカロリーを消費します。
母乳をあげると、500~1000kcalぐらいのカロリーを消費します。
人によっては、母乳をあげるととてもお腹がすくと感じる方もいらっしゃるのですが、、、
好きなものを好きなだけ食べていると、産後太りしやすくなってしまうのです。
たんなる食べ過ぎで太っている
意外と盲点なのが、単なる食べ過ぎ。授乳中は赤ちゃんに栄養を与えるため、今までなかったような食欲を覚える人も多いでしょう。
でも、その食欲に従うままバクバク食べていると、カロリーオーバーで太る原因となります。
どうせ食べるなら、母乳の質を良くさせるために栄養豊富な和食をメインに食べるようにしましょう。揚げ物・甘いものは控えめにしておかないと、乳腺炎の原因にもなりますよ。
授乳して沢山カロリーを消費しているからと、安心して手軽に食べられる菓子パンなどの炭水化物を多く食べているとカロリーオーバーで太る結果に、、、
食べ過ぎ太りを防ぐポイント!
栄養価をしっかりとって、カロリーは高くならないように工夫していると産後太りを防げます!
必要以上に制限すると、母乳に影響しますので炭水化物や糖質を食べ過ぎないようにしましょう。
開いた骨盤対策!!
骨盤の広がりについては、骨盤ベルトや産後用のガードルの使用をおすすめします。
出産によって骨盤が歪みやすくなる
赤ちゃんが生まれる時、骨盤がめいっぱい広がることによってお産が進みますよね?骨盤は自動ドアのように、簡単に開いたり閉じたりするものではありません。
妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌され続け、出産までの長い時間をかけてゆっくりと骨盤を開かせていくのです。
リラキシンは胎盤から出ているホルモンのため、出産とともに分泌は止まり、今度は元に戻ろうとゆっくり骨盤が閉じることになります。
しかし、時間をかけて骨盤が開いていく過程で、それを支える周りの筋肉や靭帯が緩んでいるため、なにもしないでいると骨盤が歪んだまま閉じる可能性が高いんです。
緩んだままの骨盤を元に戻す為にも、骨盤ベルトや、産後用のガードルが効果的ということですね!
骨盤ベルトは巻く位置にも注意が必要! 閉めたい骨盤の場所にきちんと巻いてくださいね。
体調が落ち着く1~2ヶ月ぐらいから着用するといいと思います。
産後はあまりきついものは、長時間着用できないのでサイズのあった物から初めて少し体型が戻ったら、少しきつめのものにすると無理なく体型を戻せます。
骨盤のゆるみ、開き、骨盤隔膜損傷は尿漏れや腰痛などを引き起こすかのせいもあります。また内臓の下垂によるポッコリお腹、下半身太りなどの美容面にも影響しやすいです。そしてこれらの異常は産後5~6年後に最も現れやすいというデータもあります。無症状であっても早いうちに改善しておくことで将来の体型変化や尿漏れ、腰痛を予防できるでしょう。
産後太りだけでなく、骨盤のゆるみは数年後の身体の不調にもつながるので、気をつけたいですね。