【冬になるとバチバチ!】

冬になるとドアの鍵を開ける時にバチッ!
服を脱ぐ時にもバチバチッ!
髪をとかす時もうまくまとまらない……なんてことがありますよね。

これらは全て静電気によるものです。
一体どうして静電気は起こるのでしょうか?

【静電気とは?】

世の中の物質はすべて「原子」から構成されています。

原子には「プラス」と「マイナス」があり、それが摩擦を起こすとバランスを崩した電気が外に放出され、静電気になるのです。

【静電気が起きやすい時と防止する方法】

・乾燥している時

静電気というのは気温が25度以下で湿度が20%以下の時に起こりやすいと言われています。

空気中に水分があれば電気は放電できるのですが、乾燥して水分が少ない状態だと電気が逃げられずたまったまま動かなくなるのです。

なので乾燥肌の人は静電気が起きやすいと言われています。
常に保湿を心がけるようにしましょう。

・摩擦が起きた時

冬は重ね着をすることが多いですよね。

重ね着をすることで服同士がこすれあい、摩擦となって静電気が起きるのです。

服による静電気を防止するには重ね着をする素材選びがポイントです。
プラスに帯電しやすい素材は、木綿、絹、ナイロン、羊毛、マイナスに帯電しやすい素材は、アクリル、ポリエステル、ポリプロピレンなどがあります。

プラスとマイナスが引き合うことで静電気が発生するので、同じ素材同士を重ね着すれば静電気を防止することができると言えます。

たとえば羊毛ニットの下には木綿のシャツ、アクリルニットの下にはポリエステルのヒートテックなどを着ると良いでしょう。

・静電気体質

健康な人の血液は「弱アルカリ性」で皮膚表面は「弱酸性」と言われています。

不規則な生活や偏った食生活をしているとこのバランスが乱れて、血液が酸性化しドロドロになります。

血液の濃度が濃くなるとマイナスイオンを保持することができずに外部のプラス電気を呼び寄せるので、静電気が起こりやすい体質になると言われています。
特に血液によくないとされている食べ物は、ジャンクフードや肉類です。

ジャンクフードは塩分が多く栄養を偏らせ、血液をドロドロにしてしまいます。

静電気が起こりにくい体質にするにはジャンクフードはなるべく控えて、バランスの良い食事をとるように心がけることが大事です。

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「触った途端にバチッ!もうイヤ!静電気を防止するには?」のライター