「丼」の魅力
どんぶりゴハン
「丼」を学ぶ
丼を語るとき、その構造的視点から見れば、
半球型の器に飯を盛り、その上に食材を乗せる、ただそれだけの料理である。
しかし、それだけでは丼とは何かを語り尽くすことはできない。
より深く、丼に想いを馳せてみる。
まずは日本人の精神文化そのものを支える米。
そして、その上に乗せられる食材もまた、長い変遷を経て成熟した文化がある。
それらをひとつの器の中で調和せしめ、より高次な味わいを創造する。
それが丼である。
奥が深い「丼」の世界。思いを馳せながら食べると、美味しさ・楽しさの倍増です。
「丼」と言えば、思い浮かぶのは・・
牛丼
海鮮丼+α
豚丼
天丼
インスタで見つけた 「チャレンジしてみたい丼レシピ」
しらす&ネギトロ丼を食べる男
好きな食材をゴハンにのっけて。おうちゴハンの醍醐味ですね。
鶏そぼろ丼
優しい味を感じます。ほっとするおうちゴハンの「丼」
10分で完成!時短簡単美味しい「個性的な丼」のレシピ
たまちく丼(ケンタロウ先生)調理時間 /10分
鶏肉が入っていないのに、親子丼風の味を楽しめる「たまちく丼」!
材料(1人分)
・卵1コ・ちくわ1本・ご飯 (温かいもの)丼1杯分・たまねぎ1/2コ・みつば1本
・めんつゆ (市販。丼用の濃さにする)70ml・紅しょうが適量
・卵1コ・ちくわ1本・ご飯 (温かいもの)丼1杯分・たまねぎ1/2コ・みつば1本
・めんつゆ (市販。丼用の濃さにする)70ml・紅しょうが適量
つくり方
1卵は溶きほぐす。ちくわは2cm厚さの半月形に切る。たまねぎは縦に薄切りにする。みつばは食べやすい長さに切る。
2鍋にめんつゆを入れて煮立たせ、1のちくわ、たまねぎを加えてふたをし、弱めの中火で3分間煮る。
3溶き卵を菜ばしに伝わらせながら2に回し入れ、すぐにふたをして弱火にし、卵が好みの堅さになるまで火を通す。
! ポイント
溶き卵が全体に均一に行き渡るように、菜ばしに伝わらせながら回し入れる。
4
器にご飯をよそって3をのせ、みつばを散らし、紅しょうがを添える。
ちくわ・卵・たまねぎといういたって身近な食材で作る丼。三つ葉がなければ他のグリーンで彩をアレンジ。ちくわのもつ旨味は絶妙です。ヘルシー丼をぜひ。
白身魚のごまづけ丼(野﨑 洋光先生) 調理時間 /10分
淡泊な味わいの白身魚をごま風味のづけにすると、またひと味違うおいしさです。白いご飯と相性抜群。
材料(2人分)
・ご飯 (温かいもの)小丼2杯分・白身魚 (刺身用。さく)120g
【漬け汁】・しょうゆ大さじ2・酒大さじ1・みりん大さじ1・練りごま (白)25g・わけぎ適量*または細ねぎ・もみのり適量・おろしわさび適量
・ご飯 (温かいもの)小丼2杯分・白身魚 (刺身用。さく)120g
【漬け汁】・しょうゆ大さじ2・酒大さじ1・みりん大さじ1・練りごま (白)25g・わけぎ適量*または細ねぎ・もみのり適量・おろしわさび適量
つくり方
づけをつくる
1【漬け汁】の材料のしょうゆ、酒、みりんを耐熱容器に入れ、電子レンジにかけてひと煮立ちさせる。冷めるまでおき、練りごまを加えて混ぜ合わせる。白身魚を食べやすい厚さのそぎ切りにし、【漬け汁】に20分間ほど浸す。
仕上げる
2わけぎは端から1~2mm幅に切る。器にご飯を盛り、もみのりを散らして1をのせ、わけぎ、わさびをのせる。
! ポイント
お茶漬けにしてもおいしい。
ひらめ、そい、鯛など、その時に入手できた白身魚で作ることができます。
トマトステーキ丼(秋山 能久先生)調理時間 /10分
甘辛いたれをからめたトマトのステーキはおいしさバツグン。香りのよいみょうがご飯にのせれば、夏らしい丼に変身です!
材料(2人分)
【みょうがご飯】*つくりやすい分量/残りは焼いてほぐしたあじの干物やねぎを加えて混ぜご飯にしてもおいしい。
・米360ml(2合)・しょうが汁大さじ1・みょうが2コ・トマト (大)1コ(正味2切れ)*残りはサラダなどに使う。・オリーブ油小さじ1・バター小さじ1/2
【ステーキだれ】*つくりやすい分量。
・だし大さじ2・しょうゆ大さじ2/3・みりん大さじ2/3・酒大さじ2/3・砂糖大さじ2/3弱・青じそ2枚
【みょうがご飯】*つくりやすい分量/残りは焼いてほぐしたあじの干物やねぎを加えて混ぜご飯にしてもおいしい。
・米360ml(2合)・しょうが汁大さじ1・みょうが2コ・トマト (大)1コ(正味2切れ)*残りはサラダなどに使う。・オリーブ油小さじ1・バター小さじ1/2
【ステーキだれ】*つくりやすい分量。
・だし大さじ2・しょうゆ大さじ2/3・みりん大さじ2/3・酒大さじ2/3・砂糖大さじ2/3弱・青じそ2枚
つくり方
みょうがご飯をつくる
1米は洗ってざるに上げ、炊飯器の内釜に入れる。2合の目盛りまで水を注ぎ、大さじ1だけ除く。そのまま30分間おき(または炊飯器の取扱説明書に従う)、しょうが汁を加えて普通に炊く。
2みょうがは縦半分に切り、縦に薄切りにして、長さを6等分に切る。1のご飯が炊き上がったら、みょうがを加えてサックリと混ぜる。
トマトステーキをつくる
3トマトは厚めの輪切りにし、真ん中の大きい部分2切れを使う。青じそは縦半分に切り、重ねてせん切りにする。ステーキだれの材料は混ぜ合わせておく。
4小さめのフライパンにオリーブ油を中火で熱し、トマトを並べる。1~2分間焼いたらひっくり返し、バターを加える。
5バターが溶けたら、3のステーキだれ大さじ1+1/2を回し入れ、全体にからめる。
盛り付ける
6器に1人分につき、みょうがご飯約150gを盛り、5を1切れのせて青じそを添える。
店頭に並ぶみょうがでゴハン。トマトの酸味が口に広がります。
太刀魚(たちうお)のポキ丼(レストラン「バナナビーチ」(山口・大島郡))調理時間 /10分
周防大島の特産、太刀魚を使ったハワイの伝統料理。太刀魚の皮をサッとあぶった香ばしさとアボカドの相性が抜群です。
材料(2人分)
・ご飯300g・たちうお130g・アボカド1/2コ・ミニトマト6コ・ベビーリーフ
*お好みで。・きざみのり*お好みで。
【A】・濃口しょうゆ60ml・みりん70ml・ラーユ小さじ2・白ごま大さじ1
・ご飯300g・たちうお130g・アボカド1/2コ・ミニトマト6コ・ベビーリーフ
*お好みで。・きざみのり*お好みで。
【A】・濃口しょうゆ60ml・みりん70ml・ラーユ小さじ2・白ごま大さじ1
つくり方
1たちうおを3枚におろす。
2銀色の皮の部分を軽く焦げ目がつく程度にあぶり、ひと口大に切る。
3調味料【A】に2~3分漬けこむ。
4アボカドを1cm角に切り、3に入れ、よくかき混ぜる。
5お皿にごはんを盛って、その上に4をのせる。
6周りにベビーリーフを散らし、ミニトマトをトッピング。
7最後にきざみのりを適量のせれば、出来上がり。
スーパーなどで、よく目にする太刀魚をアボガドとのコラボで。おうちで楽しむハワイアンテイスト。