「とりあえず生」「ウーロン茶」から「まずは泡」なオトナ女子

女子会プランを検索すると、スパークリングワイン一杯付き、
スパークリングワインも飲み放題、スパークリングワイン一本プレゼント、
出てくる出てくるスパークリングワインの文字。

季節を問わず、女性はスパークリングワインが好きな生き物。
あまり飲めない女性も憧れているアルコールの筆頭格です。
「細長く脚付きの美しいフォルムのフルートグラスを持っているだけでも、
いい女の気分になれる」という女性もいます。

ほんのりした甘み、切れ目なく昇ってくるシュワシュワ。
アルファベットで綴られた品のいいボトル。乾いた喉を潤してくれる爽快な口当たり。
イメージがいいのはもちろんのこと、実益を兼ているアルコールなのです。
あまり飲めない女子も取り込みながら、スパークリングワイン大好き女子が増えてきています。

さらに、オトナ女子世代が新入社員の頃は、半ば強制的だった
「とりあえず生」の文化が昨今は変化。嗜好の多様化、飲酒層の減少もあって、
一杯目にスパークリングワインを飲み放題プランに加えている店なら増えています。
全員がビールの場合は空気を読んで控えるにしても、
個々が好きな飲み物を頼んでいる場合なら乾杯からもOKです。

同性は盛り上がり、秘かに男性が喜ぶロゼスパークリングの魅力

ロゼスパークリングを飲んでいる自分の姿に酔う、
そんな女性はかなり少数派だと思いますが、
スパークリングワインを飲んでいる自分が格好悪いと思う人も少ないでしょう。

逆手に取れば、自己像を高めることに活用もできます。

さらに男性ウケも悪くはないのが嬉しいところです。
明るい色を着ている、パンツスタイルよりフレアスカートを履いているなど、
ベタではありますが、男性は自身が纏わないものに魅かれる傾向があるからです。
ビールジョッキをがっしり持つ手のマスキュランと対照的に、
透明なピンク色、細長いグラスを持つ華奢な指先とネイルに
自分にないフェミニンを見つけてしまうのです。
なんとなく可愛い、守ってあげたいと無意識のうちに思っていることがあります。

女性会やパーティーでロゼのスパークリングで乾杯すれば、
必ず「キレイー❤」と何処からか黄色い声が聞こえてくるものです。
とにかく場を盛り上げてくれ、店だけでなく家でも一瞬は必ず話題をさらいます。

SNSをしている場合は、写真映えする色なので投稿するネタにもなります。
#お花見 #ロゼスパークリング #女子会 #サクラ
ハッシュタグもこの季節は欠かせません。

ロゼスパークリングをプレゼントするのも
季節感があって大人の女性らしさが光ります。
ただしボトルは意外に重いので、大人たるもの
相手の都合や体力を考慮する気遣いが必要ですね。

女性に嬉しい美容や健康の効果

ピンク色は想像するだけでも女性ホルモンの分泌が活発になるといわれています。
ましてや眺めているのであればその効果は絶大。
女性がロゼスパークリングを好きなのは、本能的に視覚で選んでいる可能性があります。
ゆったりと昇るシュワシュワを眺めていると気分が高揚します。

結婚式や映画でシャンパーニュが多用されていることもあって、
とかくスパークリングワインを見ると、ロマンティックな気分になるものです。
ビジネスシーンでのスピード感や喧騒を忘れ、ゆったりとした気持ちになれるのです。

ロゼスパークリングの含むポリフェノールは赤ワインほどではないので
血管の抗酸化には少ないかもしれません。
しかしながら、糖質は100mlあたり2.0gと、
日本酒3.6g、ビール3.1gに比べて少ないのも嬉しいです。
糖質を気にしているのなら甘口ではなく辛口を、しかも補糖されていないタイプ
(ノンドゼnon dose、ブリュットナチュールbrut nature)をぜひ選んでください。

ロゼスパークリングには視覚と嗅覚から、
他のワインではないリラックス効果がのぞめます。
飲むだけ眺めているだけで綺麗になれるなんて利用しない手はありません。

セレクトで洒落っ気を、食材で季節感を一層楽しめる

価格帯も幅広いロゼスパークリングは1,000円台から十分楽しめますが、
価格以外にも楽しめる技があります。

1)ボトルやラベルのデザイン
2)名前遊び
3)食材とのマリアージュ

1)ボトルやラベルのデザイン

この季節、サクラ限定ボトルがたくさん発売されます。
ボジョレー・ヌヴォーの時期にカラフルなワインを見かけるのと同じです。
サクラをあしらったデザインが期間限定で売られるのです。
飲んだ後も捨てずに水入れにしたくなるようなカワイイボトルも売られています。
美しいデザインのボトルやエチケット(ラベル)で花見や食卓に花を添えてみましょう。
プレゼントにも最適ですよ。

2)名前遊び

(サクラやハナと発音する商品を見つける)イタリア語で「聖なるもの」SACRA。
英語のSAINTです。ハンナは英語圏の女性の名前Hanna。
ハンナさんが手がけているロゼスパークリングなんてあったら素敵です。
逆に、桜・春・花を他の国の言葉で示すロゼスパークリングを探すのも面白いでしょう。
桜の場合はチェリーブラッサム(Cherry Blossoms=英語)やスリジエ(Cerisier=仏語)
セレッソ(Cerezo=スペイン語)など。ロシア語ではまさにサクーラ(сакура)といいます。

3)春の食材や料理と合わせる

ワインと料理の相性がいいことをマリアージュ(フランス語で結婚)と言います。
ロゼスパークリングは春の食材ととても相性がいいのです。
春野菜のアスパラガスは特にオススメ。
ピンク色の食材とも大変合うのでベーコンのアスパラ巻きでしたら
家庭の食卓がググっと華やぎます。
桜海老、タコ、イカ、アサリ、マス、エビなど春の魚介類を
バジルやトマトソースで炒めたり、クリームソースで和えたり。
天ぷらにしたり、塩焼きや山椒の風味をつけて炊いたり、と和食でも色々と楽しめます。

食事会の前の空き時間にアペリティフ(食前酒)を一杯だけ嗜む

カフェでもバルでもワインショップのバーカウンターでも、
この季節はロゼスパークリングを提供している店は多いもの。
約束の時間までショッピングで脚や目を酷使するより、
コーヒーショップにいくよりも、
ロゼのスパークリングワインを一杯オーダーしましょう。
その際に猫背でスマホ画面とにらめっこをしないように注意が必要です。

昇ってくる泡を眺めながら今日の自分の頑張りを労って、
ゆったりしたひと時を過ごしてみましょう。
色の効果で癒されて幸せなオーラを纏ったオトナ女子に、
どこからともなく幸運の桜の花びらが風に舞ってきます。
ミホ ヒラノ

ミホ ヒラノ

ワインライフプロデューサー
ワインライフ代表
一般社団法人酒類ビジネス推進協会理事

ワインが一杯あるだけでほっこり
華やぐ毎日。
そんなライフスタイルをセミナー活動を
通じてお伝えしています。

なぜワインが好きかって、
あまりお酒が強くない人も
一緒に楽しめるから。
世界中の人と仲良くなれるから。
お食事が美味しくなるから。
自然の産物だから。
好奇心が尽きないほどの種類があるから。

超初心者からワイン好きの方まで
一緒に楽しめて食べれるセミナーや
超初歩のワインセミナーが好評です。
詳細はwww.winelife.biz/seminar.html

飲食店のコンサルティングの他、
東京・外苑前で紹介制の
隠れ家ワインバーもやっています。
よろしくお願いいたします。

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