大人ニキビはストレスのせい？ニキビができる原因と改善方法

学生の頃はホルモンバランスの急激な変化に伴って思春期ニキビの症状に悩まされるものですが、大人ニキビになるとホルモンバランス以外にも様々な原因が重なって複雑な症状となって発露します。中でも毎日の生活の中で蓄積されたストレスは大きな原因となりえます。

例えば仕事の疲れや、責任やプレッシャーや人間関係によるストレスが募った時、それがうまく解消されなければ急激なホルモンバランスの変化が起こって皮膚の表面に大量の皮脂が分泌することになります。これが毛穴詰まりを引き起こし、その他にも角質やゴミなどが一緒に溜まることによって大人ニキビは発症します。この後、毛穴にふたができて乾燥状態が続くと、アクネ菌が大量に増殖し、それが本格的なニキビ症状となって沈着することになるのです。

こういった大人ニキビを改善するには、まず日々にしっかりと睡眠を取ってストレスを解消することが大切です。また仕事や生活習慣の中でストレスに軽減できるようであれば、できるだけ改善していくことも必要でしょう。そして毛穴の汚れをしっかりと払拭するために洗顔を続けることも大事。強い洗浄力を持った石鹸や洗顔フォームだとかえって肌を乾燥状態に引き込みますので、肌に優しい泡立ちの良い洗顔料を使ってまずは手でよく泡を立てて、その泡をクッション代わりにしてバウンドさせるようにして汚れを落としていきます。また、洗顔料が皮膚に付着したままだとそれがかえって大人ニキビの原因になりますので、しっかりと水洗いして落とすことが重要です。

こういったポイントに気をつけていくことでストレス性の大人ニキビは徐々に改善されていくはず。それ以外にも栄養分が偏ったり油分の多い食生活や仕事などでの極度の疲労なども皮脂の大量分泌の原因になり得ます。そして女性の場合にはメークの洗い残しが悪影響を及ぼすこともありますし、仕事場のエアコン事情によって極度に冷風や暖房があたる座席に座っている人などは肌が極度の乾燥状態になって、これまた大人ニキビに陥る危険性があるので注意が必要です。