品種や生産地が幅広く、さまざまなお料理に使うことのできる玉ねぎは、ほぼ一年を通して食べることのできる身近な野菜です。

しかし、新玉ねぎとしての旬は春。

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この時期に出回る玉ねぎは水分を多く含んでいるため瑞々しく、やわらかな食感で甘みがあるのが特徴です。
辛み成分が少ないために、サラダや酢の物などの生食としても美味しく食べられます。

そんな玉ねぎは、ダイエットや健康にとても良いとされています。

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玉ねぎを切ると鼻や目が痛くなって涙が出てしまいますが、それは硫化アリルと呼ばれる成分が鼻の粘膜を刺激して起こる現象です。
この硫化アリルには血液をさらさらにする効果があると言われています。
食生活・生活習慣の乱れや疲労、ストレスが蓄積されてしまうと、血管内に悪玉コレステロールがたまり、血栓をつくってしまいます。

血管内に脂質が蓄積されて血管の壁が硬くなってしまうと血液のめぐりが悪くなり、心臓病や脳卒中などの危険な症状に繋がります。
硫化アリルはこのような動脈硬化の原因になるコレステロールの代謝を促進する働きがあります。

また、新陳代謝を高めてくれるために、ダイエットにも効果的な役割を果たします。

免疫力を高めたり、消化液の分泌を促す働きもあるために、体調を崩して食欲のないときにも、玉ねぎを食べることで元気を回復して風邪に対する抵抗力を高めます。

また、豚肉などのビタミンB1を含む食品と一緒に摂取することで疲労回復効果も得られ、質の良い睡眠を得る手助けにもなります。
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日本人に愛されている肉じゃがも、疲労回復や質の良い睡眠に繋がるということですね。
さらに、玉ねぎに含まれている栄養素であるケルセチンはポリフェノールの一種で、老化を防ぐ抗酸化作用をもっています。

脂肪の吸収を抑える働きももっているため、植物油と一緒にドレッシングとして食べることで太りにくい体をつくるのに役立ちます。

しかし、このような嬉しい効果を多く持つ玉ねぎも、食べ過ぎは避けましょう。

硫化アリルの刺激は強力で、食べ過ぎることによって体臭が酷くなったり、人によっては胸やけや嘔吐をおこすなどのリスクも。
一日当たり50グラム程度という適量を守って食べるようにしましょう。

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「ダイエットや健康に「玉ねぎ」が良いのはどうして?」のライター