定期的な運動は、健康やダイエットはもちろん、日々の活力アップのためにも大切です。しかし、運動不足に陥っている人は少なくありません。そこで今回は、 運動が続かない原因と原因別の運動不足解消法について解説していきます。
2019.5.13
運動不足の原因を知る
運動不足を解消するためには、運動ができなかったり続かなかったりする原因を知ることが大切です。原因を明確にしなければ、適切な対策ができないためです。運動が続かない原因は人によって異なりますが、主に次のようなパターンがあります。
・運動方法がわからない
・運動が苦手
・運動する時間が取れない
・運動する気力が湧かない
・運動が苦手
・運動する時間が取れない
・運動する気力が湧かない
次からは、これら原因別に運動不足解消法を解説します。
運動方法がわからない場合の対策
一言で運動と言っても、ウォーキングやスイミング、ウエイトトレーニングなど多岐にわたります。また、運動に関するいろいろな情報もあふれているため、どの方法が正しいのか、また自分にあっているのかわからないケースが多いです。
このような場合の対策としては、まずどの運動を続けるかを決める必要があります。おすすめは、好きなエクササイズややってみたい運動、理想の体型を維持している人が行っているトレーニングなどです。どの運動にするか決めたら、正しいやり方を学びながら実践しましょう。
そのためには、トレーナーがいる環境に入ることがもっともおすすめです。そうすることで、目的や体質に合った運動方法を習得でき、さらにジムに通う習慣をつけることもできるからです。現在は、筋力トレーニングだけでなく、様々な運動を専門に取り扱っているパーソナルトレーナーもいます。
ジムに通う時間が取れない場合は、アプリを利用するやり方もあります。「運動アプリ」や、やってみたい運動名で検索してみてください。イラストや動画で解説しているアプリもあるため、動作やフォームを確認しながら行いましょう。なお、多くのアプリで日々の管理もできるため、続けやすいメリットもあるでしょう。
運動が苦手な場合の対策
運動をすること自体が苦手な場合は、できるだけ簡単なことからはじめるようにします。複雑な体の動きや技術が必要なものではなく、日常生活の延長線上にある運動がよいでしょう。
その中の1つがウォーキングです。普段の「歩く」という動作の延長線上にあるため、続けやすいです。また応用も効きやすく、腕を大きく振る、大股で歩く、歩くスピードを速くするなど、簡単な動作を追加することで運動量を増やすことができます。
水泳が苦手な人は、無理に泳がずにプールを歩くだけでもよいでしょう。陸上で行うウォーキングに比べ、水中ウォーキングのほうが約1.4倍消費カロリーが高いと言われています。足腰にかかる負担も小さいため、ひざに痛みなどある場合におすすめです。
ジムを活用してもよいでしょう。特にプライベートジムの場合は、マンツーマン指導が基本のため、運動が苦手な人でもスムーズにトレーニングができます。一度動作を覚えてしまえば、プログラムが終了後も正しいフォームで続けることができます。
運動する時間が取れない場合の対策
運動したいけど時間が取れない場合は、ながら運動や休憩時間に行う運動がおすすめです。普段の生活の中に運動を取り入れることで、運動不足を解消することができます。
たとえば、通勤時の早歩きや階段の使用などは取り入れやすいでしょう。また、自宅や仕事の休憩時間に、イスに座った状態からお尻を少し浮かせて空気イスを行ったり、つま先立ちしながら歯磨きをしたりする方法もあります。このような細切れの運動でも、カロリーはしっかり消費されます。ただし、時間が短い分、効率的に行うことが大切なため、体幹や脚の筋肉を使う運動がおすすめです。
運動する気力が湧かない場合の対策
運動する気力が湧いてこないケースもあるでしょう。その場合は、明確な目標を決めて記録する、レジャー施設を利用するなどの方法があります。
まず、目標を決めることをおすすめします。ゴールがはっきりしないと、運動する目的もわからなくなるため三日坊主になりやすいです。そのため「3カ月後に体脂肪率マイナス5%達成」のように、より具体的な目標を決めることが大切です。
そして、運動はできるだけ軽いものからはじめるようにしてください。テレビを見ながら軽く腹筋を行う、掃除機をかける際に腰を落として脚を鍛えるなど、大きな負担にならないことが大切です。その際、カレンダーや手帳などに運動の記録をつけると習慣化しやすいでしょう。
次に、レジャー施設を利用する方法があります。体を動かすアトラクションで、楽しみながら運動をすることで、メンタル面にもエンジンをかけることができるでしょう。
まとめ
体を動かすことを習慣化できていない人にとっては、運動をはじめたり続けたりすることに苦痛を感じるかもしれません。しかし、運動不足の原因がわかれば、対策もしやすくなります。ぜひ健康やダイエットだけでなく、日々の活力アップのためにも、今回解説した運動不足を解消する方法を試してみてください。
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