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「山形花笠まつり」は毎年8月5日から7日までの3日間行われます。山形市内のメインストリートで山形の夏を彩ります。グループごとに統一された衣装、紅花をあしらった花笠など、あでやかな衣装に身を包んだ1万人を超える踊り手の躍動感あふれる踊りと、やまがたの花である『紅花』をあしらった笠の波が綺麗に咲きます。

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東北地方には数々のお祭りがあり、有名なお祭りは東北4大祭りとも呼ばれています。その中に含まれているお祭りには山形花笠まつりは近年全国的に有名になりました。

参加人数は合計で約1万3千人

毎年の恒例行事として行われていて、8月の5日から7日までの3日間にわたって山形のメインストリートを開放して開催します。午後6時から9時半程度まで行われていて、参加している団体数は約150、参加人数は合計で約1万3千人とも言われています。かなりの大規模で運営をしているお祭りになり、花笠音頭をバックにして踊り手さんが通りを練り歩くという内容です。

”山形花笠まつり”の特徴

参加者全ての方が和装に限定されていて、参加する団体ごとに着衣が変わっています。
艶やかな着物や派手な着物、美しさを感じる着物、気品を感じる着物など多彩なことも魅力がありますが、お化粧も和風仕立てにしていることで、古く善き時代を訪仏させるようなイメージもあります。
特徴は踊り手さんのアイテムにチェックすることができ、傘を持ちながら踊っています。この笠には赤色の花が付けられていて、このデザインの基本は団体が異なっても共通点が見られます。
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古い時代では女性がメインとして踊りを披露することが目立っていましたが、現在では男性の踊り手さんが増えていることも特徴です。その背景には花笠音頭には比較的激しい振り付けも含まれていることから、男性にとっても魅力が感じられる内容になることがあります。

山形花笠まつりの開催時には、全国各地や海外からの観光旅行者が一気に増加するイベントです。特に最近では海外から注目されることが目立つようになり、インターネットで有名な動画共有サイトでも山形花笠まつりの動画がアップされているほどです。
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山形花笠まつりを実際に8月の開催時に合わせて見てみたいと感じている方は、事前に旅行プランを立ててみることが推奨できます。開催時には沢山の観覧者が存在しているので、市内の中心エリアはかなり混雑してしまいます。旅行で出掛ける際にはホテルの予約をすることと、自動車で見に行くという方であれば、近隣の駐車場を事前に調べておくことも欠かせません。特に宿泊できるホテルや旅館などはこのエリアでは十分とは言えない環境でもあるので、泊まりでお出掛けの場合は最低でも3ヶ月前程度にはホテルの予約をすることが肝心です。

芸能人や歌手がゲスト参加

このお祭りには他にも魅力を感じられる内容があり、芸能人や有名な歌手の方が毎年ゲストとして登場をしています。このことに地元の人にとっても魅力的なお祭りという認識があり、参加される有名人の方々のお陰で更なる盛り上がりを見せていることも事実でしょう。

3日間で約90万人が集まる

1年に3日間しか開催されないイベントではありますが、3日間で約90万人もの人が集まっているとされているだけに、注目度の高さは半端ではありません。貴重なお祭りでもあるので、まだ見たことが無いという方であれば、1度は訪れてみることがおすすめになります。

行く際は公式サイトで情報収集を

開催中はメインストリートを完全に歩行者専用にしているので、このエリアに自動車が入り込むことができません。山形の道に詳しいという方でも規制される道路は沢山あるので、事前に情報を集めてみることも必要なことです。
山形花笠まつりはインターネット上に公式サイトを設けています。
毎年にわたって新しく更新されているので、情報収集には優れた機能を発揮します。また、お問い合わせ先も用意されていて、こちらは山形県花笠協議会が運営を行っています。


歴史を感じ取ることができるお祭りになり、華麗な踊りと花笠音頭はかなり魅力を感じられるものです。興味を持った方は1度は観客として参加をしてみることがおすすめになりますが、山形花笠まつりでは飛び入り参加を可能にしているので、自ら参加することも決して不可能ではありません。

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「8月に行きたい名物祭り”山形花笠まつり”」のライター