目次

日本には天然のプラネタリウムと呼ばれる場所があります。美しい天の川など、様々な天体模様を見ることができる星空観測スポット4選を紹介!日本最南端、波照間島では南十字星を、石垣島の星空ビレッジでは満天の星のもと天然プラネタリウムを寝転びながら満喫!

沖縄県の波照間島星空観測タワー

沖縄県にある波照間島星空観測タワーからは、本州で見ることができない南天の星を見ることができます。
波照間島星空観測タワーでは望遠鏡を使用した天体観測が行われ、送迎が付く天体観測ツアーもあります。
波照間島は日本の有人島では最も南にあります。
日本最南端なので南十字星を見ることが可能です。
南十字星を観測できるのは4月下旬から6月中旬までになります。
天気が良ければ、水平線上に輝く美しい南十字星を観察することができます。
波照間島星空観測タワーのドーム部分には、大型の望遠鏡とプラネタリウムがあります。
星のガイドも開催されているので、星に詳しくない人でも十分に楽しめます。
波照間島ならではの星の写真を見ることができ、実際に外に出て夜空を見るときの予習ができます。
波照間島星空観測タワーの周辺には民家も街灯もないので、満天星空をダイレクトに体験することが可能です。

石垣やいま村

日本初の星空保護区に認定された「石垣島の星降る夜空」を体感できる「星空ビレッジ」が、石垣やいま村に誕生しました。
石垣島・星空ビレッジで満天の星のもと天然プラネタリウムを寝転びながら満喫、
らくがきプラネタリウム体験や星のかけら探しアトラクション、星空教室からライトダウン演出まで、
大人も子供も一緒に楽しめる“星空テーマパーク”です。

北海道・銀河の森天文台

天の川

天の川

銀河の森天文台も天体観測ではよく知られています。
銀河の森天文台がある北海道の陸別町は、昭和62年に現在の環境省より星空の街に選定されています。
豊かな自然環境の中にある銀河の森天文台は、一般公開型天文台としては日本で最大級の115cm反射望遠鏡を備えます。
30cmクラスの小型望遠鏡が4基あり、4連太陽望遠鏡もあります。
1階の展示場では銀河の森やオーロラ、美しい宇宙のパネルを見ることができます。
70インチの大型モニターや宇宙探検コンピューターを利用した宇宙の体験学習も可能です。
2階には大型の望遠鏡ドームや小型望遠鏡観測室があり、多くの人が星空を楽しんでいます。
総合観測室には、国立環境研究所と名古屋大学宇宙地球環境研究所の観測所が併設されているのも特徴です。
銀河の森天文台では115cmの大型望遠鏡を使用し、見頃の惑星や星雲など銀河の美しい天体を案内しています。
見学時間の目安は30分から1時間程度です。
銀河の森天文台のホームページでは、ライブカメラの映像を流しています。
ライブカメラは、天文台2階にある望遠鏡制御室の東側窓の付近に設置されているものです。
阿寒方面の空模様を自宅にいながら楽しむことができます。
銀河の森天文台は、周辺環境も充実しています。
天文台に行く途中にオープンしたコテージ村は、陸別産の木材が使われています。
サウナが付いたお風呂の他にシャワー室があり、全室冷暖房かにです。
6人用のコテージが4棟と8人用の半地下コテージが2棟あります。
10人用のコテージも1棟あるので、大人数でも利用が可能です。
友人や家族、カップルで気軽に別荘気分を味わうことができるので好評を博しています。
銀河の森天文台で星空を楽しむために訪れたグループの中にも、コテージ村を利用する人は多いです。
陸別町の道の駅には宿泊研修施設のオーロラハウスがあり、この施設も便利に使えます。

長野県の富士見パノラマリゾート

長野県にある富士見パノラマリゾートも星空の美しさには定評があります。
富士見パノラマリゾートでは期間限定の星空観察会が開催されています。
ゴンドラ山頂部のゲレンデからは、大パノラマの美しい星空を観察することができます。
諏訪地方の夜景も楽しむことができ、甲府盆地の夜景も見えます。
月明かりに照らされた八ヶ岳の美しさは、訪れる人を魅了します。
空気の澄んだ日には、天の川を見ることもできます。
当日は楽しい星の講習会もあり、望遠鏡を使った星の観察も同時開催されます。

関連する記事

天然プラネタリウムで星空ウォッチング!」に関連するキーワード

「天然プラネタリウムで星空ウォッチング!」のライター