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栄養価の高いひじきですが、鉄分が豊富で貧血に効くと思っている人が多いのではないでしょうか。実は最近では鉄分が今までの9分の1程度しかないものが出回っています。それは調理方法の変化が原因なのです。昔の製法ではひじきは鉄鍋で煮た後に乾燥させられていましたが、最近ではステンレスの器具を使うようになってきました。ひじきに含まれていた鉄分の多くは実は鉄鍋から溶け出した成分だったのです。だからと言って栄養がまったくない食べ物というわけではありません。鉄分以外にもカルシウムやカリウム、水溶性食物繊維などは海草の中でもトップクラスの含有率です。物によっては鉄分が低いものもありますが、それでも健康に良い食べ物だということに変わりはありません。
鉄分目当てでひじきを食べていた人は、レシピ以外も調理器具を変更することで補うことが出来ます。ひじきを炊くときに中華なべなどの鉄鍋を利用することです。実は中華料理でもフライパンから鉄分が溶け出して栄養となっているものは多くあるのです。ひじきは醤油や砂糖で炊く以外にも、サラダに入れたりすることもできます。大豆やこんにゃく、ちくわ、切り干し大根などと一緒に煮物にすると相性が良いでしょう。また付け合せとしてはビタミンCが豊富なものを一緒に食卓に並べると良いです。鉄分にはヘム鉄、非ヘム鉄という2種類が存在していますが、非ヘム鉄はヘム鉄と比較すると吸収率があまりよくありません。野菜類に含まれているものの多くが非ヘム鉄です。しかしビタミンCを含んだ食品と一緒に摂ることで、吸収率がアップするのです。動物性たんぱく質も吸収を助ける効果がありますので、鶏肉なども一緒に煮ると良いでしょう。
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実は日本食品成分表では栄養素が定期的に更新されています。製法によって栄養素が変化しているものもありますので、たまにチェックをしてみると良いかもしれません。基本的に効果が変わることはありませんので、参考にバランスの良い食事を心がけると良いでしょう。

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「栄養価が高くて健康にも良い!いいことづくしの「ひじき」レシピ」のライター