石垣島ネイチャー体験でアドベンチャー気分はMAX！

石垣島はネイチャー体験ができる観光スポットとしても有名です。
2013年に新石垣島空港ができたため、アクセスもよくなりさらに人気が高まっています。
石垣島には美しい大自然があり、エメラルドグリーンの海や美しい珊瑚礁を楽しむことができます。

見所が多い石垣島ですが、穴場スポットのひとつが石垣島鍾乳洞です。
石垣島鍾乳洞は密集度が高いことで知られています。
形や色の異なる様々な鍾乳石が並び、美しく神秘的な体験ができます。
光と鍾乳洞の魅力的なイルミネーションは人気が高いです。

石垣島でしか見られないのが米原のヤエヤマヤシ群落です。
米原のヤエヤマヤシ群落は、八重山諸島の中でも石垣島と西表島にしか生息していない珍しいヤシです。
大きな葉が特徴で、植物学の中でも貴重な種類として知られています。
ヤシは茎が分岐しないので、空に向かって一直線に伸びていきます。
葉の長さは4mから5mに達するほどで、光沢のある艶やかな皮質になっています。
ヤシの群生はジャングルのようで、訪れた観光客を魅了します。
このヤシは日本人植物学者が1963年に新種として発表したものです。
その後は本種として認められ、現在では世界で最も美しいヤシとして称えられています。
天然記念物指定になっているので、持ち帰りは厳禁です。

米原のヤエヤマヤシ群落の周辺には土産物屋やトロピカルジュースの売り場があります。
木製の遊歩道になっているので普通に歩くことができますが、まれに木の根っこがあるので転ばないように注意する必要があります。
所要時間は10分ほどですが、原生に近いワイルドな雰囲気を存分に味わうことができます。
米原のヤエヤマヤシ群落の近くにある椰子記念館は、発見して名を付けた佐竹利彦の記念館になっています。
記念館の開館時間は午前9時から午後5時までです。
館内では世界中のヤシを紹介するコーナーもあります。
世界最古となるヤシ辞典やヤシの化石、ココナツの宝石など珍しい品々が展示されています。
屋上には米原海岸や米原のヤエヤマヤシ群落を一望できる展望台もあります。
米原のヤエヤマヤシ群落に行く場合は、車だと空港から約15分ほどで到着します。

石垣島はマングローブ林も有名です。
マングローブとは熱帯地方や亜熱帯地方の汽水域に生えている植物の森で、日本の天然マングローブは沖縄県と鹿児島県にあります。
石垣島はマングローブが多いエリアで、市街地からでも30分もあれば到着します。
マングローブ林では自然散策を楽しむことができ、カヌーも楽しめます。
石垣島で最も大きな流域面積を誇っているのが宮良川です。
宮良川の河口域にはマングローブ林が広がり、様々な生き物を観察することができます。
国の天然記念物に指定されているマングローブで、コウモリの住む洞窟もあります。

宮良川ではカヌーに乗って静かな川の流れを楽しむことができます。
マングローブには様々な生き物が生息していますが、その生き物を観察しながら石垣島の雄大な自然を楽しみます。
海水と淡水が交じり合っている汽水域でマングローブは繁殖しますが、干潮時には潮干狩りができます。
とれるのは様々なタイプの二枚貝ですが、地元の人々は全てアサリと呼びます。
マングローブは干潮になるとエビやカニ、ヒトデなど様々な生き物を観察することができます。
石垣島は雄大な自然を楽しむことができますが、本土よりも紫外線が強いです。
紫外線に敏感な人は日焼け止めを塗り、帽子やサングラスを使った紫外線対策が必要です。
マングローブ散策をする場合は、足元には十分に注意をしてくださいね。