記事が70万超えでシェアされる人気ママブロガーのLICOさん。3人の子育てをしながら、ブログ更新、本の執筆、講演と多忙な日々を送ります。そんなLICOさんの子どもとの付き合い方は、それは私たちビジネスパーソンの人間関係作りにも大切なことだと気づかされます。子育てと仕事をしなやかに両立させているママからのメッセージをお届けします。
2018.4.24
妊娠中にスタートさせたブログは、目標を持って計画的に進めました
STAGE編集部:LICOさんがブログを始めたきっかけを教えてください。
3年半くらい前になるのですが、友達限定のSNSで子どもとのやり取りを日記のようなかたちで載せていたんです。
すると、友達から「よくそんな声かけができるよね」とか「いつも子どもとのやり取りがおだやかだよね」と言われるようになって。
その時に、もしかしたら私が当たり前だと思ってしていることが、誰かにとっては新しい発見なのかもしれないということに気が付いたことがきっかけです。
そして、それを記事にして公開しようとブログを開設し、Fecebookとも連動させてスタートさせました。
すると、友達から「よくそんな声かけができるよね」とか「いつも子どもとのやり取りがおだやかだよね」と言われるようになって。
その時に、もしかしたら私が当たり前だと思ってしていることが、誰かにとっては新しい発見なのかもしれないということに気が付いたことがきっかけです。
そして、それを記事にして公開しようとブログを開設し、Fecebookとも連動させてスタートさせました。
STAGE編集部:友達の反応の影響が大きかったのですね。子育てをしながらの更新は大変ではなかったですか。
そうですね。ただ、ブログを開設するときは3人目の子がまだお腹にいたんです。
ブログを始めたとしても、産後の慌ただしさで記事を更新しない日が続くと読者が定着しにくくなると思って、半年前から記事を書き溜めておいて、8月から計画的にリリースしていくことにしました。
初めのうちは、1日1、2本の記事を午前中、午後とアップしていました。すると、十数人から100人へと読者さんが増えていったんです。
もちろん、子どもが何か不安を抱えていたり、寂しさを訴えているときには、意識して一緒に過ごす《漠然とした時間》を作ってあげることも大切です。
とにかく子どもが“自分はちゃんと大事に思われているんだ”“ママの気持ちは私に向いているんだ”という自信を持てていることが大前提だと思っていますが、お母さんが何をしているかわからないし、家にいない、というのは、子どもには不安しかなくなってしまう。
だからこそ、お母さんが信念を持って頑張っている姿を、子どもたちに見せていきたい。『ママがお仕事を頑張れるのは、あなたたちがいてくれるからだよ』という素直な気持ちは、これからも伝え忘れないでいたいですね。
ブログを始めたとしても、産後の慌ただしさで記事を更新しない日が続くと読者が定着しにくくなると思って、半年前から記事を書き溜めておいて、8月から計画的にリリースしていくことにしました。
初めのうちは、1日1、2本の記事を午前中、午後とアップしていました。すると、十数人から100人へと読者さんが増えていったんです。
もちろん、子どもが何か不安を抱えていたり、寂しさを訴えているときには、意識して一緒に過ごす《漠然とした時間》を作ってあげることも大切です。
とにかく子どもが“自分はちゃんと大事に思われているんだ”“ママの気持ちは私に向いているんだ”という自信を持てていることが大前提だと思っていますが、お母さんが何をしているかわからないし、家にいない、というのは、子どもには不安しかなくなってしまう。
だからこそ、お母さんが信念を持って頑張っている姿を、子どもたちに見せていきたい。『ママがお仕事を頑張れるのは、あなたたちがいてくれるからだよ』という素直な気持ちは、これからも伝え忘れないでいたいですね。
ブログ開始後半年ほど経った2014年の12月くらいに、『子育てを大変だと感じる本当の理由」という記事をFecebookでたくさんの読者の方がシェアしてくれたんですね。
それが爆発的に(現在は70万超えのシェア)広がって、それで私のブログの存在を知ってくださる方が増えたと実感しました。
“他の記事も読んでみたら自分の知りたかったことが書いてあった”“考え方に共感しました”という声をいただいて、きっかけはシェアされた記事でしたが、その前に書き溜めた記事があったからこそ、多くの方に読んでいただけるようにできたのかなと思っています。
それが爆発的に(現在は70万超えのシェア)広がって、それで私のブログの存在を知ってくださる方が増えたと実感しました。
“他の記事も読んでみたら自分の知りたかったことが書いてあった”“考え方に共感しました”という声をいただいて、きっかけはシェアされた記事でしたが、その前に書き溜めた記事があったからこそ、多くの方に読んでいただけるようにできたのかなと思っています。
STAGE編集部:自分がこうなっていこう、という目標を持って計画的に進められたのが成功のポイントなのですね。それは自分自身で考えられたことなのですか?
そうですね。私の子育てについての考え方をたくさんの人に知って欲しいという思いがあり、多くの人に届けるにはどうしたらいいだろうと考えていました。そこでほかのブログを見ながら自分に合うやり方を模索している中でたどり着いたのが、自分が書きたい言葉で書き続けるという方法でした。
そうですね。私の子育てについての考え方をたくさんの人に知って欲しいという思いがあり、多くの人に届けるにはどうしたらいいだろうと考えていました。そこでほかのブログを見ながら自分に合うやり方を模索している中でたどり着いたのが、自分が書きたい言葉で書き続けるという方法でした。
STAGE編集部:ブログを続けていって波に乗ったら、本を出版したいというようなことも意識されていたのですね。新しいことを始めて、続けていける自信はあったのですか?
私自身伝えたいこともたくさんありますし、子どもたちの成長に合わせて日々やり取りも反応も変わるので、ネタが尽きることはないということが大きな要素でした。
声かけひとつをとっても、今日は効いたけど次の日は機嫌が悪くてダメで、じゃあ、その時はどうしようと本気で考えますから書くことがないと思ったことがありません。時間が足りなくて伝えたいことが書ききれないというのはありますけど(笑)
声かけひとつをとっても、今日は効いたけど次の日は機嫌が悪くてダメで、じゃあ、その時はどうしようと本気で考えますから書くことがないと思ったことがありません。時間が足りなくて伝えたいことが書ききれないというのはありますけど(笑)
仕事への思い、頑張りを子どもたちと共有。感謝の気持ちは言葉で伝えています
子供のためなら、仕方がないか……
お金がもっと欲しいと思って取った行動が、実は、お金を遠ざける結果になっているかもしれません。NG行動に気づき、 “発想"を少し切り替えることで「お金持ち体質」が手に入ります。泉正人の最新刊『お父さんのこづかいは減らすな』より特別編集編をお届けします。
STAGE編集部:LICOさんがいまのお仕事をはじめられたのは、やはり子ども、子育てが好きという気持ちからですか?
今は子どもや子育てが大好きな私ですが、実は子どもを産むまでそんなに子どもを意識した人生ではなかったんです。なので、いま、子どもに携わるお仕事をさせていただいているというのがすごく不思議です。
ただ、自分が子どもだった時に、お母さんにあんな風に言って欲しかったなとか、こんな対応をして欲しかったなという思いが、私の中にずっとあったんですね。そんな思いを自分の子どもたちにさせないために、どんな風にしたらお母さん(私)があなた(子ども)のことを「大事に思ってるよ」というのがまっすぐ伝わるかな、間違えずに伝わるかなということを軸にして子育てをしてきました。
自分が小さかった頃の思いが根っこです。それがなかったら、こんな風にしてあげるのがいいだろうな、この子が言いたいことは本当は違うんだろうな、というところまで想像が及ばなかったかもしれません。忙しい忙しいで過ぎてしまっていたんじゃないかなと思います。
ただ、自分が子どもだった時に、お母さんにあんな風に言って欲しかったなとか、こんな対応をして欲しかったなという思いが、私の中にずっとあったんですね。そんな思いを自分の子どもたちにさせないために、どんな風にしたらお母さん(私)があなた(子ども)のことを「大事に思ってるよ」というのがまっすぐ伝わるかな、間違えずに伝わるかなということを軸にして子育てをしてきました。
自分が小さかった頃の思いが根っこです。それがなかったら、こんな風にしてあげるのがいいだろうな、この子が言いたいことは本当は違うんだろうな、というところまで想像が及ばなかったかもしれません。忙しい忙しいで過ぎてしまっていたんじゃないかなと思います。
STAGE編集部:今はお仕事がかなりお忙しいと思いますが、子育てとの両立はどう考えていますか?
まだ下の子が3歳なので、正直、遠出するのが難しいところもあります。
でも、『ママは“子どもってこんなに素敵なんだよ”“子育てってこんなに楽しいんだよ”“困ったことをしちゃう子も、本当はみんなさみしくて、みんな優しいだけなんだよ”っていうことをたくさんの人に知ってもらいたいんだ』と、ママがどんな気持ちでお仕事してるのかということを子どもたちに伝えたり、自分が書いた本や言葉、仕事を見せているんです。
そうすると子どもたちも嬉しいみたいで、ママが載ってるとか、ママこんなことやってるんだねと言ってくれます。
でも、『ママは“子どもってこんなに素敵なんだよ”“子育てってこんなに楽しいんだよ”“困ったことをしちゃう子も、本当はみんなさみしくて、みんな優しいだけなんだよ”っていうことをたくさんの人に知ってもらいたいんだ』と、ママがどんな気持ちでお仕事してるのかということを子どもたちに伝えたり、自分が書いた本や言葉、仕事を見せているんです。
そうすると子どもたちも嬉しいみたいで、ママが載ってるとか、ママこんなことやってるんだねと言ってくれます。
私は子どもにとっていちばん大切なことは、《愛されている実感》だと思っているので、なんでもない普段のやり取りの中から、愛されている実感を子どもたちが得ることができていれば、両親が働きに出ていてたとえ一緒に過ごす時間が少なくても、“私はこの家にいてもいなくてもいいんじゃないか”などの寂しい気持ちにはならないのではないかと思っています。
大切なのはどれだけ長い時間を子どもと接しているか、という《漠然とした時間》ではなくて、一緒に過ごせる時間の中で、子どもにどれだけ愛情深く関わりを持てるかという《コミュニケーションの質》なのではないかと思っています。
大切なのはどれだけ長い時間を子どもと接しているか、という《漠然とした時間》ではなくて、一緒に過ごせる時間の中で、子どもにどれだけ愛情深く関わりを持てるかという《コミュニケーションの質》なのではないかと思っています。
もちろん、子どもが何か不安を抱えていたり、寂しさを訴えているときには、意識して一緒に過ごす《漠然とした時間》を作ってあげることも大切です。
とにかく子どもが“自分はちゃんと大事に思われているんだ”“ママの気持ちは私に向いているんだ”という自信を持てていることが大前提だと思っていますが、お母さんが何をしているかわからないし、家にいない、というのは、子どもには不安しかなくなってしまう。
だからこそ、お母さんが信念を持って頑張っている姿を、子どもたちに見せていきたい。『ママがお仕事を頑張れるのは、あなたたちがいてくれるからだよ』という素直な気持ちは、これからも伝え忘れないでいたいですね。
とにかく子どもが“自分はちゃんと大事に思われているんだ”“ママの気持ちは私に向いているんだ”という自信を持てていることが大前提だと思っていますが、お母さんが何をしているかわからないし、家にいない、というのは、子どもには不安しかなくなってしまう。
だからこそ、お母さんが信念を持って頑張っている姿を、子どもたちに見せていきたい。『ママがお仕事を頑張れるのは、あなたたちがいてくれるからだよ』という素直な気持ちは、これからも伝え忘れないでいたいですね。
STAGE編集部:今後の夢やプランはありますか?
やりたいことがありすぎて、人生1回じゃ足りないくらい、って本当に思うんです。やりきった人生だった、伝えたいことを全部伝えたと思う人生にしたいと思っているので、妥協せずにチャレンジしたいですね。
お母さんと子どもの笑顔が増えるような活動を、どんな形であろうと続けていけたらなと思っています。
お母さんと子どもの笑顔が増えるような活動を、どんな形であろうと続けていけたらなと思っています。
大人も子どもも欲しいものは一緒。「愛して欲しい」気持ちを前提に行動する
STAGE編集部:素敵な夢ですね! LICOさんが日々活動されている中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
私は《子ども》を主語にして文章を書くことが多いんです。
子どもがこんなことをしてほしいと思ってますよとか、本当にほしいものはこうなんですよとか。
でも、その《子ども》って、読んでくださっている《大人》のことでもあるんですよね。
私のブログを読んだ方たちが“私を育て直してもらってる気がする”“自分が救われた気がした”とおっしゃってくださる方が多くて。
最初は意外に感じましたが、みんな必ず子ども時代があったので、《子ども》という文字の奥に自分のことを重ねて受け取ってくださっている。
やっぱり子どもだろうと大人だろうと欲しいものは変わらないと私は思っていて、読者さんもそれを体感してくださったことがすごくうれしかったです。
子どもがこんなことをしてほしいと思ってますよとか、本当にほしいものはこうなんですよとか。
でも、その《子ども》って、読んでくださっている《大人》のことでもあるんですよね。
私のブログを読んだ方たちが“私を育て直してもらってる気がする”“自分が救われた気がした”とおっしゃってくださる方が多くて。
最初は意外に感じましたが、みんな必ず子ども時代があったので、《子ども》という文字の奥に自分のことを重ねて受け取ってくださっている。
やっぱり子どもだろうと大人だろうと欲しいものは変わらないと私は思っていて、読者さんもそれを体感してくださったことがすごくうれしかったです。
企業内保育所、子連れ出勤OK…あなたの会社は子育てに参加していますか?
日本人のライフスタイルや価値観は変化しているのに、企業慣習はなかなか変わらない――その具体的な問題のひとつが、出産・育児期の社員に対する企業の支援。育児中でも働くことを可能にする企業内保育施設について調べてみました。
STAGE編集部:子どもも大人も気持ちは一緒って大事ですね。そして、子どもの考えていることについてLICOさんは想像する力が豊かだと思っておりまして。そういった相手の気持ちを理解し想像してうまく行動できるような力というのは、どのようにして身についたものなのでしょうか。
子どもが、一見大人にとってすごく困るような行動をしたり悪さをしていても、全部“愛してほしい”というメッセージに私は見えるんですね。
子どもはそれだけが欲しくて生きているようなところがあるので、お父さん、お母さんに自分を見てほしい、怒られてもいいからいかに気を引けるかとその方法を考えてしまいます。
それを前提に想像すると、その子の気持ちが見えてくるところがありますね。
子どもはそれだけが欲しくて生きているようなところがあるので、お父さん、お母さんに自分を見てほしい、怒られてもいいからいかに気を引けるかとその方法を考えてしまいます。
それを前提に想像すると、その子の気持ちが見えてくるところがありますね。
あとは、普段自分がそうされたら嫌だなと思うことは子どもにもしたくないと思うし、自分だったらこんな時はこんな言い方をされたほうが気持ちよく受け取れるだろうな、などと、相手の立場になって考えることを普段から意識しています。
「察してよ」ではなく、素直に言葉で伝えることの大切さ
STAGE編集部:母親と子どもの関係だけでなく、大人同士の付き合い方にも通じる考え方のように思います。ほかにもLICOさんが子育てを経験されてから、人との付き合い方で変わったことはありますか?
すごく素直になったかもしれないです。誰に対しても嬉しいときは嬉しい、悲しいときは悲しい。そういう感情を表に出さないタイプではなかったんですけれど、前よりも言葉で伝えるようになりました。
もちろん、感謝の気持ちも。夫婦間でもそうなんですが、前は“察してよ”のタイプだったんですよね。“私、これだけ忙しそうにしてるんだから、気づいてよ”と思っていた頃は、やっぱりうまくいかなかったですね。
もちろん、感謝の気持ちも。夫婦間でもそうなんですが、前は“察してよ”のタイプだったんですよね。“私、これだけ忙しそうにしてるんだから、気づいてよ”と思っていた頃は、やっぱりうまくいかなかったですね。
でも親になってからのある日、ほんとに自分のことをさらけ出して、主人もそうしてさらけ出してくれて、自分たちの気持ちを口にして大げんかしたことがあったんです。そのあとはすごく素直に話ができるようになって。
同じ頃、自分の母親に、小さかった頃からずっと抱えていた思いを話しました。そうしたら、その時の気持ちを受け止めてくれたんです。『ごめんね、そんなつもりじゃなかったんだけど』という話をしてくれて。
同じ頃、自分の母親に、小さかった頃からずっと抱えていた思いを話しました。そうしたら、その時の気持ちを受け止めてくれたんです。『ごめんね、そんなつもりじゃなかったんだけど』という話をしてくれて。
その二つの、自分にとっての大きな出来事のあとから、素直に人を頼れるようになって。自分一人で頑張らなくていいんだと思えるようにもなりました。
《いい奥さんとは》《いいお母さんとは》という価値観にしばられていた時は、すごく苦しかったです。でも主人とも母ともお互い受けとめ合って、これだけ本音をさらけ出しても、自分はちゃんと大事にされているんだなと実感できてからは、もう鎧を脱いだように『この時はこうして欲しい。こうされたら困るから後にしてね』と言葉で伝えて、人からどう評価されるかではなく、自分の思いをちゃんと伝えながら行動できるようになりました。
それがきっかけで家庭の空気が良くなったと思います。
《いい奥さんとは》《いいお母さんとは》という価値観にしばられていた時は、すごく苦しかったです。でも主人とも母ともお互い受けとめ合って、これだけ本音をさらけ出しても、自分はちゃんと大事にされているんだなと実感できてからは、もう鎧を脱いだように『この時はこうして欲しい。こうされたら困るから後にしてね』と言葉で伝えて、人からどう評価されるかではなく、自分の思いをちゃんと伝えながら行動できるようになりました。
それがきっかけで家庭の空気が良くなったと思います。
子どもがいなかったら今の自分の性格じゃなかったと思いますし、こんな考え方にはなっていなかったはずです。子どもには、いろんなものをもたらしてもらいましたね。
子どもは新しい世界を広げてくれる存在。毎日が幸せでいっぱいになります
STAGE編集部:子育て中のママやパパへメッセージをお願いします。
あなたはどのタイプ?天才に見る生活習慣
天才といえども生活習慣がある――250 人以上の天才の日課を紹介したのが、メイソン・カリー著『天才たちの日課』。生産性向上と一口に言っても方法は様々です。実際に人類にとって大きな偉業を成し遂げた彼らの生活から、自分自身に合った生活習慣を探すヒントを探してみましょう。
伝えたいメッセージはたくさんあるんですけれど。まず一つに、《怒ること》に敏感になりすぎないでほしいということです。子どもを怒ってしまったら自己嫌悪に陥って涙を流すお母さんが多いんですよね。
もちろん、子どもの人格否定や萎縮するような怒り方はなくしていくべきですが、《怒らない》ということにとらわれすぎないでほしい。子どもの心に何が残るかと言ったら、怒られなかった記憶ではなく、愛された記憶です。
もちろん、子どもの人格否定や萎縮するような怒り方はなくしていくべきですが、《怒らない》ということにとらわれすぎないでほしい。子どもの心に何が残るかと言ったら、怒られなかった記憶ではなく、愛された記憶です。
ですから、子どもに何を伝えようか、子どものこころに何を残してあげようかという点に目を向けてほしいのです。
子どもとの今日しかない1日を、どんな会話をして、どんなコミュニケーションを取って、どう一緒にいられる時間を重ねていこうか。そんなところを大事にしてもらえたらいいなと思います。
子どもとの今日しかない1日を、どんな会話をして、どんなコミュニケーションを取って、どう一緒にいられる時間を重ねていこうか。そんなところを大事にしてもらえたらいいなと思います。
STAGE編集部:子どもが欲しいが、日々の生活の忙しさや、子育てへの不安で迷われている方にもメッセージをお願いします。
いま、子育てが少し落ち着いて思うことは、お母さんになって、何かが奪われたり削られたりということはないということです。
独身の時より我慢することは出てきますが、お母さんになったということは、新しい世界がプラスαされたということ。新しいステージです。
私は子どもの存在によって新しい価値観だったり、新しい視点だったり、新しい風景が見えるようになったと思います。
夕暮れの綺麗な空だとか道端に咲いている花の名前、車の名前だとか、子育てを始めなかったらまったく知らないまま生きていたんだろうなと思うんです。そして、そんな小さなことで笑い合ったりできるのは、すごく幸せなことで。自分の引き出しを増やしてくれたり、視野を広げてくれたりしたのが、子どもたちだったなぁと思います。
新生児の時期は忙しくて大変で、我慢、我慢のイメージが先行していますが、でもそれだけじゃない。本当に涙が出るぐらい幸せな瞬間だとか、ふとした時に”この子がいて良かったな”と思えることが毎日の中に転がっているんです。だから、もし、お母さんになりたいけど迷ってるという方がいらしたら、そんな新しい世界が待っているということを知ってほしいなと思います。
独身の時より我慢することは出てきますが、お母さんになったということは、新しい世界がプラスαされたということ。新しいステージです。
私は子どもの存在によって新しい価値観だったり、新しい視点だったり、新しい風景が見えるようになったと思います。
夕暮れの綺麗な空だとか道端に咲いている花の名前、車の名前だとか、子育てを始めなかったらまったく知らないまま生きていたんだろうなと思うんです。そして、そんな小さなことで笑い合ったりできるのは、すごく幸せなことで。自分の引き出しを増やしてくれたり、視野を広げてくれたりしたのが、子どもたちだったなぁと思います。
新生児の時期は忙しくて大変で、我慢、我慢のイメージが先行していますが、でもそれだけじゃない。本当に涙が出るぐらい幸せな瞬間だとか、ふとした時に”この子がいて良かったな”と思えることが毎日の中に転がっているんです。だから、もし、お母さんになりたいけど迷ってるという方がいらしたら、そんな新しい世界が待っているということを知ってほしいなと思います。
STAGE編集部:子育てって自由さを失うだけって思ってましたけど、逆に世界が広がることなんですね。理想の毎日が始まるような。
そうなんです。幸せの質が変わった気がします。最近、夕飯の時にお湯を沸かしていた時、その湯気の匂いで涙が出たんですよね。私、おかしくなっちゃったのかなと思うくらい。甘い匂いの湯気を感じて、なんて幸せなんだろうって。独身の時にはそんな感性は絶対になかった。これは、石ころ一つに感動している子どもたちに、一緒に感性を育んでもらったのかなと。
小さなこと、その中に無限の幸せが詰まっているんだなと、今は感じる毎日です
小さなこと、その中に無限の幸せが詰まっているんだなと、今は感じる毎日です
Facebook、Google、Amazonの創業者を生んだ「モンテッソーリ教育」はここがすごい
「モンテッソーリ教育」、あなたも耳にされていることでしょう。最近では、最年少プロ棋士・藤井聡太五段が幼稚園時代にモンテッソーリ教育を受けたことから、天才を育てる教育法として再び注目されています。富裕層や成功者の生い立ちを語る際にもよく紹介されますね。いったいどんなすごい内容なのでしょうか。
こころとお金に“ゆとり”が生まれる1分+5分のプチ習慣
新しい年の到来は、誰にとっても気持ちが改まるもの。「今年は、こんな1年にしたい」「今年こそ、こういう自分に成長したい」と、声を大にして言わないまでも、心の中で自分なりの目標を掲げた人は多いはず。実は、そんな想いを実現に導くために年始にやっておきたい意外な“あること”があるんです。──『美しく生きる女のお金の作法』特別編集[第8回]
代表的な著書に『家族みんなが笑顔になれる! おだやかママの幸せ子育て法』
『もうムダに怒らない! おだやかママの幸せ子育て法―トップブロガー“ママちゃん”魔法の育児ルール』がある。
LICOオフィシャルブログ「子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法」Powered by Ameba https://ameblo.jp/licolily/