ふたりで作るオムライス&オムレツ
オムレツは海の向こうが発祥のようですが、オムライスは日本で生み出された料理と言われているようです。ふわふわの卵焼きに包まれたケチャップ味のゴハン。子供の頃から慣れ親しんだ料理のひとつという方も多いのではないでしょうか?「彼に作ってあげたい」「彼女に作ってあげたい」上位ランキングの料理・オムライス&オムレツ。プレーンなものから、好きな具材を使った思いきりのオリジナル・アレンジバージョンまで。ふたりで一緒に作ってみませんか?時短・簡単・美味しいレシピの中から特に注目したいワンポイントを交えながらご紹介します。
インスタで見つけたオムレツ
本日のオムレツ
どんなオムレツを作ってあげたい?
プレーンオムレツ
プレーンオムレツ+αはどんなものがいい?彼(彼女)が好きな具材を加えよう
時短・美味しいオムレツを作りたい
2人分のときも、焼く直前に卵を割って1人分ずつ作る。形よく仕上げるコツは、小さめのフライパンで、皿にもってから整えること。バターは仕上げに加えて香りとコクをプラス。
■牛乳を加えて柔らかに■
柔らかなオムレツをつくるためには、卵液に牛乳を加えるとよい。卵に牛乳を加えて少し薄めることで、卵の固まる力が抑えられ、柔らかく仕上がる。牛乳が多すぎるとまとまりにくくなるので、牛乳の分量は、卵1コに対して大さじ1までが目安。また、卵は溶きすぎないほうが、コシが出てふっくら焼き上がる。
プレーンオムレツ(河野 雅子先生)調理時間 /10分
つくり方
卵液をつくる
1ひとり人分ずつつくる。ボウルに卵2コを割り入れ、菜箸の間を約3cm開けて持ち、一文字に動かして溶きほぐす。卵白の塊が小さくなって卵黄とよくなじむくらいが目安。
2塩1つまみ、こしょう少々、牛乳大さじ2を加えて混ぜる。
焼く
3小さめのフライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、サラダ油を全体に行き渡らせる。2の卵液少々を落とし、固まったら残りの卵液を一気に流し入れる。
4菜箸で大きくかき混ぜる。
5半熟になったら、手前から少しずつ返しながら向こう側に寄せる。
6手前にバター5gを入れ、溶かしながら卵の下にも流す。
7向こう側に菜箸(またはフライ返し)を差し込み、一気に手前に返す。
仕上げる
8再び向こう側に押し、器に移す。ペーパータオルをかぶせ、上から形を整える。もう一つも同様につくる。
9トマトはヘタを除いて縦4等分に切る。盛り付けたオムレツにトマトとクレソンを添える。
きのこのオープンオムレツ(栗原 はるみ先生)調理時間 /15分
朝食はもちろん、急な来客があったときにも便利なオープンオムレツです!
材料(2人分)
・卵3コ・ブラウンマッシュルーム・ホワイトマッシュルーム (合わせて)1パック分(120g)*どちらか1種類でもよい。・エリンギ1/2パック(50g)
・にんにく1かけ・ピザ用チーズ30g・塩少々・黒こしょう (粗びき)少々
・オリーブ油大さじ3
・卵3コ・ブラウンマッシュルーム・ホワイトマッシュルーム (合わせて)1パック分(120g)*どちらか1種類でもよい。・エリンギ1/2パック(50g)
・にんにく1かけ・ピザ用チーズ30g・塩少々・黒こしょう (粗びき)少々
・オリーブ油大さじ3
つくり方
1マッシュルームは根元を除き、5mm幅の薄切りにする。エリンギは長さを2等分にしてから、5mm幅の薄切りにする。にんにくは薄切りにする。チーズは粗めに刻む。
2卵はボウルに割り入れて、塩・黒こしょう各少々をふって溶きほぐす。
3フライパンにオリーブ油大さじ3を弱火で熱し、にんにくを入れる。カリッときつね色になるまで炒めて火を止め、取り出す。
43のフライパンを強火にかけ、1のきのこを入れて炒め、塩・黒こしょう各少々をふって取り出す。
! ポイント
きのこは強火で手早く炒めることで、水分が出にくくなる。
54のフライパンをきれいにし、オリーブ油大さじ1+1/2を強火で熱し、2を流し入れる。フライパンを動かしながら、フライパンの側面の立ち上がり部分まで卵液を広げる。卵の底面が固まり、上面が半熟状になったら、4のきのこを広げ入れる。チ
ーズを散らして火を止める。器にすべらせるようにして移し、3のにんにくを散らして黒こしょう少々をふる。
! ポイント
卵に火を通すときは、フライパンを動かしながら。卵の底面に火が通り、上面が程よく半熟状になれば、フライパンからオムレツが離れやすくなる。
全体備考
時短・美味しいオムライスを作りたい
【オムライスQ&A】
Q どんなご飯が向いているの?
A 炒めるときに調味料の水分がプラスされるので、ご飯はやや堅めがベター。米から炊く場合は、炊飯器の「かため」の設定で炊くとよい。
Q 炒めるときのコツは?
A 温かいご飯のほうがほぐれやすく、短時間でパラッと炒めることができる。炒めるときは、混ぜすぎると米の粘りが出るので、時々上下を返すくらいでOK。
基本のオムライス(瀬田 金行先生)調理時間 /15分
つくり方
たまねぎと鶏肉を炒める
1鶏肉は一口大よりやや小さめに切る。たまねぎはみじん切りにする。フライパンにサラダ油大さじ1を入れて強火で熱し、たまねぎを入れて炒める。薄く色づいたら鶏肉を加え、塩ひとつまみをふり、鶏肉に焼き色がつくまで炒める。
ご飯と具を混ぜる
2ご飯をボウルに入れ、1 の具、トマトケチャップを加え、まんべんなく混ぜ合わせてチキンライスをつくる。
卵を焼く
3ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、塩小さじ1/4、こしょうをふる。1 のフライパンをきれいにし、サラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、卵液の半量を流し入れて広げる。大きな泡ができたところに菜ばしで穴をあけ、その穴に卵液の固まっていない部分を流し入れながら焼く。
卵にチキンライスをのせる
4卵の下の面が固まったら、手前寄りに2のチキンライスの半量をのせる。
チキンライスを包み込む
5向こう側の卵の下に菜ばしを入れ、チキンライスの上からかぶせて半月形に整える。下の面に薄く焼き色がついたら上下を返し、もう片面も薄く焼き色がつくまで焼く。フライパンに皿をかぶせて、ひっくり返して皿に盛る。残りも同様にしてつくり、好みでトマトケチャップ(分量外)をかける。
ビーフオムライス(七條 清孝先生)調理時間 /25分
牛肉がゴロゴロ入ったしょうゆ風味のご飯と、トロトロの卵が好相性です!
材料(2人分)
・ご飯400g*温かいもの。・卵3コ・牛もも肉 (ステーキ用/1cm厚さ)80g
・生しいたけ2枚・ゆでたけのこ20g・バター15g
【A】・しょうゆ大さじ2・砂糖大さじ1弱(8g)・ガーリックパウダー少々
・顆粒(かりゅう)ビーフスープの素(もと) (洋風)小さじ1弱・ブロッコリー適量・塩*塩一つまみは、親指と人さし指、中指の3本の指でつまんだ量。約1g。・こしょう少々・サラダ油
・ご飯400g*温かいもの。・卵3コ・牛もも肉 (ステーキ用/1cm厚さ)80g
・生しいたけ2枚・ゆでたけのこ20g・バター15g
【A】・しょうゆ大さじ2・砂糖大さじ1弱(8g)・ガーリックパウダー少々
・顆粒(かりゅう)ビーフスープの素(もと) (洋風)小さじ1弱・ブロッコリー適量・塩*塩一つまみは、親指と人さし指、中指の3本の指でつまんだ量。約1g。・こしょう少々・サラダ油
つくり方
具の下ごしらえをする
1牛肉の両面に軽く塩、こしょうをふる。サラダ油大さじ1を熱したフライパンに入れ、両面をサッと焼く(中まで火を通す必要はない)。取り出して1cm角に切る。
2しいたけは軸を取って1cm四方に切り、たけのこは粗みじんに切る。フライパンにバターを溶かし、しいたけ、たけのこの順に入れて油が回るまで中火で炒める。
ご飯を炒める
32にご飯を加え、耐熱性のゴムべらなどでほぐしながら炒める。1の牛肉も加えて炒め合わせる。
4【A】を加えて全体に味をなじませ、こしょう少々をふる。2等分して器に盛る。
卵を焼く
5ボウルに卵を溶きほぐし、塩二つまみを混ぜる。サラダ油大さじ1 を熱したフライパンに、卵の半量を流し入れ、かき混ぜる。縁が固まって、中心がトロトロになったら火を止める。
6器に盛ったご飯の上にそのまま滑らせてのせ、小房に分けて塩ゆでしたブロッコリーを添える。もう1人分も同様につくる。
がっり食べたい時・牛肉が好きな彼(彼女)にぜひ作ってあげたいレシピです。ゴハンが醤油ベースなので箸ならぬスプーンが進みます。
・卵 (あればLサイズ)4コ・牛乳大さじ4・トマト1コ・クレソン適量・バター適量(10g)・塩2つまみ・こしょう少々・サラダ油大さじ1