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本物のマヌカハニーだけに与えられる最もメジャーな規格が、「UMF」と「MGO」の認定ブランドマーク。UHFは、政府が認証している規格で、商標登録もされていますので、そのブランドマークがあれば安心して購入できますが、UHFでなく、MGOの記載だけのものは、消費者側でしっかりとした確認が必要になります。

ブランドマーク「UMF」&「MGO」規格とは

世界中で愛される「奇跡のハチミツ」となったマヌカハニーには健康や美容などに多くの効果や効能が期待されていますが、一般的なハチミツと比べると価格が高いため、多くのニセモノが出回るようになりました。
原産国のニュージーランドでは偽物や低品質品の流通を防ぐため、検査機関による厳しい品質管理と認証を行なっています。
その中で最もメジャーな規格が、「UMF」と「MGO」です。

UMF」は、モーラン博士が定めた規格に由来するブランドマーク

「UMF」は、モーラン博士が定めた規格に由来するブランドマークで、
ニュージーランド政府が100%出資し、認証した検査機関『UMF蜂蜜協会(UMFHA)』という公的団体が管理する規格です。
マヌカハニーの規格の中では公的機関に”管理された”唯一の規格です。
UMFの数値には5+、10+、16+、20+、25+などがあり、MGO(メチルグリオキサール)含有量を基にグレードで表しています。
数字が大きいほど抗菌作用が強いとされています。
10+以上のものは「アクティブ・マヌカハニー」と呼ばれ、ニュージーランドでは医療の現場でも使われているということです。
UMF10+ のマヌカハニー

UMF10+ のマヌカハニー

MGOは、マヌカハニーだけに含まれる殺菌成分「食品メチルグリオキサール」に由来する規格

MGOは、マヌカハニーだけに含まれる殺菌成分「食品メチルグリオキサール」に由来する規格です。
マヌカハニーの中にメチルグリオキサールという成分がどの程度含まれているかを表記したもので、UMFよりMGOの方が、グレードでなく数値で表している為、抗菌活性値が正確だとも言われています。
ただし、MGO規格を一括管理する機関が存在しないため、各メーカーがそれぞれに自主的に成分検査を実施するため、政府が認証するUMFに比べると信頼性が低いとも言えます。
MGOはマヌカハニー1㎏に含まれるMGOの数値を表していますので、MGO100+ですと、マヌカハニー1㎏に100mgの食物メチルグリオキサールが含まれていることになります。MGOもUHF同様、数字が大きいほど抗菌作用が強いとされています。

UHFは、政府が認証で安心、MGOは、信頼できる検査機関か検査証が付いてくるかしっかりチェック

このことから、UHFは、政府が認証している規格で、商標登録もされていますので、そのブランドマークがあれば安心して購入できますが、
UHFでなく、MGOの記載だけのものは、消費者側でしっかりとした確認が必要になります。
MGOは、殺菌成分「食品メチルグリオキサール」そのものの名称に由来している為、
その表記がちゃんとした認証規格を記載したものなのかそうでないのか、
ISO17025を取得している検査機関が認証しているか、購入時に検査証がついてくるか、信頼できる会社が販売しているかなどを目安に判断しましょう。
ニュージーランド

ニュージーランド

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