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初めまして。整理収納コンサルタントの須藤昌子です。働くビジネスパーソンのために、休日を気持ちよく過ごせるお部屋の作り方や、お仕事の効率が上がる整理収納のコツについて連載していきます。今回は、心も体も休まる、心地よいお部屋作りのコツをご紹介します。

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2019.8.13
毎日、早起きをして朝食を取り、身支度をして家を出る。仕事で疲れて帰る時、迎えてくれる部屋が、ホッとできる環境であれば素敵ですね。
自分の心と体を十分に休ませてくれ、翌朝のパワーをチャージしてくれる、自分の味方になってくれる、そんなお部屋作りのポイントは3つあります。

心地よい部屋の作り方1 グリーンで心安らぐスペースづくり

グリーンは、目に優しいばかりか、心も休めるものです。
グリーンがあるだけで、気持ちもリフレッシュされ、いつものお部屋が居心地の良い空間へと変化させることが出来ます。とはいえ、忙しい人にとっては、水やりをすることも、一苦労になることもありますので、その時は、水やりが少なくて済むグリーンを選ぶことをお勧めします。
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最近では、手に触れないと本物かどうか悩んでしまうほど精巧にできたリアルなアートグリーンも販売されていますので、そういったものを上手に取り入れることで、水やりなどの手間を省いて、グリーンを楽しむことが出来ます。
また、我が家では、アートグリーンとアートでないグリーンの両方を取り入れて、水やりなどの世話を自分のできる範囲に収めながら、おしゃれで心休まる空間づくりを楽しんでいます。
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洗面所にも、ホッとできるグリーンを取り入れて安らげる空間を作っています。壁掛けにしている理由は、直置きしないことで、お掃除も楽にできるためです。
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心地よい部屋の作り方2 クールダウンできるエリアをつくる

目から入ってくる情報が多すぎると、疲れるばかりか、落ち着くことができず、考えることすらやめたくなることがあります。
自分の部屋に「お気に入りのものを飾りたい!」と思うのは、当たり前のことだと思いますが、そのお気に入りのものすら、数がたくさんあると目から入る情報が多すぎて、リラックスできない状態になってしまっていることもあります。
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疲れた体や頭を休ませて、クールダウンすることができ、仕事へのエネルギーをチャージできる部屋にするためには、目に入るものの数を絞ることをおすすめします。
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寝室に飾る絵も、数を限定して、心地よく過ごすことが出来るように、お気に入りのものを飾っています。
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例えば、ホテルのロビーや部屋を想像してみてください。
選び抜かれた上質な家具や小物が、程よいバランスで棚に置かれていると思いませんか?
自分の部屋も同じように、家具や小物などの数を絞ってすっきりさせることで、クールダウンできる場所に変えていくことができます。
部屋に置く家具も「納得のいくものを少しだけ飾る」ことが、心地よい空間づくりのポイントです。
少し値が張るものであったとしても、「これは!」と思ったものであれば、ずっと愛着を持って使うこともでき、見るだけで心が癒されるでしょう。

たくさん飾りたいものがある場合には、飾る期間を決めて、週に一度、月に一度など、飾るものを替えることで、すっきりした空間を維持することができます。部屋の雰囲気も変わり、気分転換にもつながるでしょう。
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納得いくまで選んだ家具に囲まれての生活は、極上の快適さを生むかもしれません。
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心地よい部屋の作り方3 掃除しやすい部屋にする

「平日は忙しくてできない」そんなお掃除も、お休みのちょっとした時間を使ってすることが出来ることも、気持ちよく休日を過ごせる部屋作りのポイントです。

掃除しやすい部屋にするためのポイントを2つ紹介します。

・部屋に出すものは、少なくする

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棚や机にものがたくさんあると、掃除がとても面倒に感じてしまいますし、気持ちばかりでなく、掃除の時間にも関係してきます。

棚や机に出しっぱなしの物がなければ、掃除をしようと思ったらすぐに取り掛かることができます。また、ものを移動させての時間のかかる掃除をする必要もなくなります。

さらに、掃除の時間を短縮するためには、持ち物の「置き場所」をしっかりと決めて、常にその場所に片付ける習慣をつけると良いでしょう。
場所が決まっていれば、片付けも簡単にできますね。

・お掃除道具の置き場所を工夫する

パソコンなどの置いてあるデスク周りに、小さなホウキやほこりを払うものがあれば、気づいたときに手に取って、きれいを保つことができます。
気がついたときに手を動かすことができる場所に掃除道具が置いてあれば、掃除をはじめる時間も短縮でき、習慣にもなりやすいのではないかと思います。

また、掃除道具にこだわる方法もおすすめです。100均のお店で見かけるものから、インテリアにも溶け込むような羊毛でできた毛ばたきまで、さまざまなものがありますから、好みのものを置いて、さっと掃除ができるための環境づくりをすることも、きれいな部屋をを保ち、過ごしやすくするための部屋作りにつながります。
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まとめ

毎朝出かけて、帰宅する。そんな場所である部屋は、気持ちよく過ごしやすくあってほしいもの。そのためには、置くものを厳選したり、無理なく掃除できるようにすることで、心地よい状態を自然に保っていけると思います。
今回挙げた3つの工夫で心地よい部屋を作れば、安らぎや翌日のエネルギーが湧くような部屋になるでしょう。
須藤 昌子

須藤 昌子

ROOM COZY主宰 須藤昌子
整理収納コンサルタント
片付けが苦手という方々に片付けのやり方が分かれば、誰にでもできること、片付いたお部屋での生活の素晴らしさを伝えてるため、個人宅片付け・自宅レッスンなどを行う。

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「本当に心地よい部屋を作る3つのコツ|休日を気持ちよく過ごせる」のライター