永遠のオトナ女子 「女優・加賀まりこさん」

神様は、こんなキュートな女の子を世に送り出した!
「女優」というwordが使われなくなって久しい昨今ですが、あえて「女優・加賀まりこさん」と書かせていただきました。「女優」という言葉が持つさまざまなメッセージ「美」「華やか」「輝くオーラ」「特別な存在」etc 加賀まりこさんには、やっぱり、そんなイメージがあると思うから・・・

天性の美・表情・仕草・声・すべてが魅力的だなあと感じます。
東京生まれの東京育ち。15歳のときに週刊誌の表紙を飾り、1962年映画・ドラマデビュー。1965年、舞台デビュー。その後の出演作品は天文学的な数字。演じられた役柄も様々。個性炸裂の女優人生。加賀まりこさんそのものがストーリーと感じます。

「人間 加賀まりこさん」を見つけたい

人間・ 加賀まりこさん

お父さまは映画会社のプロデューサー。小学生の時の愛読書は澁澤龍彦翻訳の「マルキ・ド・サド選集」。オードリー・ヘプバーンの髪型にするため1人で美容院に行ったというエピソードがある女優・加賀まりこさん。
高校生の時に学生服のまま通っていた「キャンティ」のママの自立した生き方に強い憧れを抱いていたという女優・加賀まりこさん。
年齢を重ねることで人間の魅力は、より深く厚みのあるものになる。そんな希望を女優・加賀まりこさんが示してくださっている気がします。
今、語られる実生活もキラキラと輝いていらっしゃる。
こんなカッコイイ生き方・・・あるんだなあ・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%B3%80%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%93  参照
私はそういう、夫の名声や出世におよそとらわれない女性だという点が、一番好きでした。
大河ドラマ「花神」(1977)で、お琴を演じられた時のインタビューより。
内館さんの作品はステキなセリフが本当に多くて、大好きです。なかでも私のお気に入りは「ふつうとか、みんなと同じとかに憧れるなんて、ろくでもねえ。そんなことに憧れてると小さくまとまるから気をつけろ」という言葉。ちょっと乱暴な言い方だけど、シングルマザーとして東京で暮らす娘に向けた、珠江さんなりのエールですよね。世の中に出てズタボロにされた方がいいし、それを経験したことのないヤツなんてろくなもんじゃないと私自身も思うから! 放送された2000年ごろは、ちょうど若者が小さくまとまる風潮があり、こんないいセリフが若い子たちにも届くといいなと思っていました。
連続テレビ小説「私の青空」(2000)で、北山珠江を演じられた時のインタビューより

「梅切らぬバカ」公開にあたって

 (61869)

主演映画『梅切らぬバカ』で演じるのは、都会の古民家で息子と寄り添って暮らす母。息子を慈しむ表情が印象に残る作品です。
忘れかけていた何かを思い出させてくれる優しい作品。本当の「穏やかに生きる」ということの意味を考えさせられたような気がします。
浅丘ルリ子さん(女優)
一緒にごはんを食べたり、トランプをしてくれる優しいまりこさんがそのままスクリーンに写っていました。
可愛らしい息子の忠さんと珠子さんが生きていく姿が愛おしかったです。
明日を、あかるく見せてくれてありがとう♡

こんな生き方・・・してみたい・・・

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