パエリア(paella)

この豊かな香り・・・香ばしさの魅力

「パエリア」は、スペイン東部・バレンシア州のバレンシア地方が発祥の米料理のこと。世界的に人気のあるスペイン料理のひとつです。お米と魚介類、肉類、野菜類などを一緒に炊きます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2 参照

米+玉ネギ+サフラン+・・・・・・

米と一緒に炊き込む具材は、イカ・エビ・貝などの魚介類や鶏肉・ソーセージなどの肉類。パプリカ・トマトなどの野菜類などなど。最近では、お店でも、バリエーションに富んだ具材を用いたパエリアと出会う機会が増えました。

おうちゴハンのメインに「パエリア」を作りたい

フライパンで作るパエリア

色も鮮やかで美味しそう。シーフードミックスを取り入れるアイディア!さっそくチャレンジしたいレシピです。

鶏肉と野菜のパエリア

そら豆!いいですね!

フライパンで作ることができる「パエリア」レシピを集めました

しじみのパエリア(平野 レミ先生)調理時間 /35分 *しじみの砂抜きをする時間は除く。

米はよく炒めると、しじみのだしと野菜の甘みが一粒一粒に...

米はよく炒めると、しじみのだしと野菜の甘みが一粒一粒にしみ込みます。

材料(4人分)
・しじみ (砂抜きをする)300g・米カップ2(400ml)トマト2(300g)・にんにく (みじん切り)小さじ1・たまねぎ (5mm角に切る)50g・ジャンボピーマン (黄/5mm角に切る)1/4コ・ジャンボピーマン (赤/5mm角に切る)1/4コ・白ワインカップ1/2
【トッピング】・タイム適量・ケイパー適量・レモン適量・イタリアンパセリ適量・オリーブ油大さじ3・塩小さじ1・こしょう少々
つくり方
1米は洗ってざるに上げ、水けをきる。トマトは湯むきし、8等分のくし形に切る。
2鍋に水カップ2としじみを入れ、しじみの殻が開くまで煮立たせて、アクを除く。ざるでしじみをボウルにこし、身の外れた殻は取り除く。
! ポイント
ざるでこして、しじみのだしと殻に分ける。
3フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくとたまねぎを炒める。香りが出てきたら、ジャンボピーマン、米の順に加え、全体に油が回るまでさらに炒める。
! ポイント
米粒が透き通ってくるまでよく炒めるのがポイント。
42のだしカップ2(足りない場合は水を足す)を3に加え、白ワイン、塩、こしょうも加えて混ぜる。トマトと2のしじみをのせ、ふたをして炊く。沸騰したら弱火にし、15分間炊いて火を止め、10分間蒸らす。タイムは飾り用を残して葉をしごき、ケイパーは粗みじんに切って、それぞれ散らす。くし形に切ったレモン、イタリアンパセリ、飾り用のタイムをのせる。
! ポイント
このまま炊き上がるので、しじみとトマトはバランスよく並べること。

しじみで「パエリア」は、さすがの平野レミ先生。身近な材料で作ることができるのは嬉しいですね。

オイルサーディンとアスパラガスのパエリア(髙城 順子先生)調理時間 /30分 *米をざるに上げておく時間は除く。

オイルサーディンのうまみと、アスパラの香りで大人味の一品に。

オイルサーディンのうまみと、アスパラの香りで大人味の一品に。

材料(つくりやすい分量/約4人分)
・米カップ2(400ml)*無洗米を使用しても。・オイルサーディン (缶詰)1缶(105g)・グリーンアスパラガス4本(100g)・たまねぎ1/4コ(60g)
【スープ】・ぬるま湯カップ1+1/2・固形スープの素1/2コ・白ワイン大さじ2・塩小さじ1/2・こしょう少々
・オリーブ油大さじ1+1/3
つくり方
下ごしらえをする
1米は洗ってざるに上げ、30~50分間おいて水けをきる(無洗米の場合は、そのままでよい)。グリーンアスパラガスは根元の堅い部分を切り落とし、長さを半分に切る。たまねぎは横4等分に切り、さらに縦に7mm幅に切る。オイルサーディンは缶汁をきる。ボウルに【スープ】の材料を入れ、よく混ぜる。
! ポイント
菜ばしで身を押さえながら、よく缶汁をきって。
具を炒める
2直径22cmのフライパンにオリーブ油小さじ1を中火で熱し、たまねぎを入れて約2分間炒める。しんなりとしたら、アスパラガスを加えてサッと炒め合わせる。全体に油が回ったら、全部を取り出す。
炊く
32のフライパンにオリーブ油大さじ1を足し、米を加えて中火で1~2分間炒める。米が透き通ってきたら、【スープ】を2~3回に分けて加えながら、大きく混ぜる。煮立ったら表面を平らに、2、オイルサーディンをなるべく重ならないようにのせる。弱火にしてふたをし、12~14分間炊く。ふたをしたまま、約5分間蒸らす。
こちらのレシピも、フライパンと入手しやすい材料が使われているのが嬉しいですね。オイルサーデンの缶詰とアスパラ。おしゃれなおうちゴハン時間が楽しめそうです。

フライパンパエリア(栗原 はるみ先生)調理時間 /40分

サフランは使わず、カレー粉で。道具はフライパンひとつで...

サフランは使わず、カレー粉で。道具はフライパンひとつです。たっぷりの夏野菜に鶏や魚介のうまみが加わった、夏の盛りに食べたいパエリア。人が集まるごちそうにどうぞ。

材料(4人分)
・鶏もも肉1枚(250g)・銀だら (切り身)2切れ(200g)・えび (大/無頭/殻付き/冷凍)10匹(正味240g)・ピーマン2コ・パプリカ(赤)1コ
・ズッキーニ1本(250g)・トマト1コ(150g)・にんにく1かけ・たまねぎ (小)1/2コ(80g)・米 (洗わない)400ml(カップ2)・白ワイン大さじ2~3・カレー粉小さじ1・顆粒(かりゅう)スープの素(もと) (洋風)小さじ2・オリーブ油・塩・黒こしょう (粗びき)
つくり方
1たまねぎは粗みじん切りに、にんにくはみじん切りにする。ピーマンとパプリカは縦半分に切ってヘタと種を取り、ピーマンはさらに縦半分に、パプリカは3~4等分に切る。ズッキーニは1.5cm厚さの輪切りにする。トマトはヘタを取り、ザク切りにする。
2鶏肉は余分な脂を除いて一口大に切り、銀だらは半分に切る。えびは流水で洗いながら解凍し、殻と尾、背ワタを取り除き、3等分に切る。
3フライパン(直径28cm)にオリーブ油大さじ2を強火で熱して、ピーマン、パプリカ、ズッキーニを入れる。両面に焼き色がつくまで炒め、塩・黒こしょう各少々をふり、取り出す。
4同じフライパンにオリーブ油大さじ1を足し、強火でえびを焼きつけ、塩・黒こしょう各少々をふり、取り出す。銀だらも同様にする。
5同様にオリーブ油大さじ1を足して、鶏肉を皮側を下にして入れる。皮に焼き色がついたら裏返し、塩・黒こしょう各少々をふる。白ワインを加えてふたをし、火を止める。そのまま1分間蒸らし、取り出す。
! ポイント
パエリアの具はすべて別々に炒めて、焼き色をつけておく。
65のフライパンに残ったスープに湯を足して、カップ2にする。カレー粉、顆粒スープの素を加えて混ぜ、味をみて塩少々を加える。
! ポイント
鶏肉を白ワインで蒸したスープにカレー粉を足して、パエリアにコクとうまみを加える。
7フライパンにオリーブ油大さじ2を熱してにんにくを入れ、香りがたったらたまねぎを加えて中火で炒める。トマトを加えて軽くつぶすように炒め、オリーブ油大さじ1と米を加えて軽く炒め、火を止める。
8米を平らにならし、えび、鶏肉を加えて軽く混ぜる。野菜、銀だらをのせ、6を縁から回しかける。強火で煮立て、ふたをして弱火にし、17~19分間、水けがなくなるまで炊く。最後に強火で1分間加熱し、火を止めて5分間蒸らす。
! ポイント
好みでレモンを搾ったり、アリッサ(とうがらしペースト)を添えても。
肉・魚介・野菜。見た目もカラフル、味もバリエーションに富んだパエリアです。

めんどう?むずかしい?そんなイメージもある「パエリア」ですがフライパンで作ることが出来るレシピもたくさんありました。

春の旬野菜を使って作るパエリアも楽しいですね。フライパンレシピの他、ホットプレートや土鍋でも!

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「【あさイチ】みんな!ゴハンだよ 華やかバージョンはこれさえあればの「パエリア」を作ろう」のライター